同志社中学校
合格-2019年度
人に喜んでもらえる仕事につくことです。
私の家は、家族でお店を経営しています。母は、外国人や観光客などのたくさんの人を笑顔にしていました。お客さんは店の商品にも喜んでくれますが、母との会話でも楽しんでくださいます。なので、私も人に喜んでもらえる仕事に就きたいと思いました。そのために、コミュニケーション能力を高めたいと思っています。中学校生活で、志実現に近づけるようかんばります。
くやしさをばねに
私は小学五年生になるときに、成基学園に入塾しました。入塾したばかりのころは、あまり勉強に身が入っていませんでした。
勉強に少しやる気が出たのは、初めてのオープンテストの結果が返されたときでした。あまりの点数の悪さに、とても落ち込みました。
私は初めてのオープンテストのとき、予習をほとんどしませんでした。特に算数は苦手だったので、結果はひどく悪かったです。なので私は、次のオープンテストのときから予習をしっかりしようと思いました。
すると、次のオープンテストのときに、かなりいい点数がとれました。算数も前のオープンテストから、点数がだいぶ上がりました。そのときに、がんばれば結果が出るということを実感しました。
私は、三年生から陸上をしていました。入塾してからは勉強と陸上を両立させたいと思っていたので、陸上を続けていました。しかし両立は、とても難しいことでした。
六年生の十月に、私が本選に出場することを目標としていた試合がありました。なので、九月ぐらいからさらに気合いを入れて、陸上の練習に打ちこみました。その結果、陸上の記録は上がっていきましたが、テストの点数はだんだん下がっていきました。とてもくやしかったです。私は、その気持ちをばねに勉強をがんばりました。
「くやしい」という気持ちは大切だと思います。その気持ちが原動力になると、中学受験を通して感じました。
〈正月特訓〉では、少しあせりが出ました。まず、算数の問題が全然解けなかったこと。さらに、理科の暗記問題がほとんどわからなかったことに、まずいと思いました。逆に危機感をおぼえたことで〈正月特訓〉から、さらにやる気が出ました。
わからないところは、考えてもわからなかったら、先生にすぐに聞きに行くようにしました。先生は、いつでも私がわかるようになるまで、ていねいに教えてくださいました。そのおかげで赤本の点数は、だんだん上がっていきました。いい点数をとれたときは、とてもうれしかったです。
〈直前特訓〉のときには、もうすぐ入試だという実感がわいてきました。そこで、いい点数がとれたので少し自信になりました。残りの一週間は、ただひたすら勉強に励みました。努力すれば報われると信じて、がんばりました。
入試当日。私は緊張していませんでした。それは前日、塾から帰るときM先生に、「いつもの力を出せば、大丈夫。」と言われていたからでした。その言葉は、私に自信をつけてくれました。試験のときも自分にいつも通り、いつも通りと言い聞かせていました。その結果、オープンテストや〈日曜進学教室〉と同じ気持ちで受けられました。なので、いつもの力を出し切れた気がしました。そして終わったとき、すっきりした、そう快な気分でした。
合格発表は郵送なので、学校から家に帰ってすぐに、母と祖父と祖母と一緒に見ました。「合格」と書いてあって、とてもホッとしました。よかったという安心感がありました。今までがんばってきてよかったと、つくづく思いました。私は友だちや家族、先生方に、「おめでとう。」と言ってもらえたことが、とてもうれしかったです。言われるたびに実感がわいてきました。
私が合格できたのは、まわりのみんなのおかげだと思っています。
まず、成基学園の先生方です。わかりやすくていねいに教えてくださいました。そして、中学受験を通して勉強する意味などを教えてくださいました。
次に、友だちです。私にとって、とても大切な存在です。友だちと切磋琢磨しながらここまでやってきました。それに応援も力になりました。「なっちゃんなら大丈夫。」と言われて、少し自信がつきました。
そして、家族です。私は家族のサポートがなかったら、今のような結果を出せていなかったかもしれません。それほど、いろいろなことをしてくれました。とても感謝しています。
これからも、この中学受験の経験を大切に、そして活かして、がんばっていきたいと思います。