京都市立西京高等学校(エンタープライジング科) | 濃厚な1年間【高校受験-合格体験記】|成基学園-受験指導と志共有の学習塾

京都市立西京高等学校
(エンタープライジング科)
合格-2024年度

わたしの志は、

医療系の道に進んで、人々に頼られる存在になることです。

今の私は周りに頼ってばかりで、一番身近な家族にも「頼りない」と言われることがあります。今までは頼ってばかりの私ですが、医療に携わる人になりたいと思い始めました。医療とは、患者との信頼関係があって初めて成り立つものです。だから、私は医療関係者になって、周りから頼られる存在になり、人々と信頼関係を繋ぎたいと思うようになりました。

濃厚な1年間

私が京都市立西京高等学校に入学したいと思ったのは中学3年生の11月ごろです。私はそれまで西京高校か京都府立嵯峨野高等学校かで迷っていました。そこで西京高校を選ぶきっかけになったのは、11月に行われた西京高校の学校説明会です。私はその説明会で西京高校の笑いの絶えない楽しい雰囲気に魅力を感じました。また、西京高校のグループワークを大切にするという考え方にも魅力を感じました。

私は、成基学園に中学3年生の始めに入塾しました。私は他の塾生よりも入塾のタイミングが遅めで、数学と英語は中3の内容に進んでいる状態だったので不安でした。しかし、メンターの先生が自分の遅れをサポートしてくれたこともあり、何とか授業についていくことができました。しかし、<V模試>や<堀川・西京・嵯峨野模試>では思うような結果が出ず、志望校のレベルを下げようと思ったこともありました。

そんな中、私を変えてくれたのは<お盆特訓>でした。私は始めは本部会場に行くことができると思っていなかったので、本部会場に行く資格をもらったと分かったときはびっくりしました。他の教室の人と合流することが初めてで、会場に来たときは皆が自分よりも、とても賢そうに見えました。そしていよいよ始まった1日目の授業。得意の数学は難しいながらも理解することができましたが、問題は苦手な社会と国語。先生が「この問題は解けないといけない」とおっしゃった問題も私は解けず、皆の丸つけのペンの音が私へのプレッシャーとなりました。このプレッシャーが後の成長に繋がったと思います。私は特訓の終了後、特訓のどの教科も教材を見るのが嫌になるぐらいまで復習しました。この特訓を乗り越えたからこそ私は自分に自信をもつことができるようになったと今、強く思います。

そして遂に<日曜進学教室>(日進)が始まりました。<お盆特訓>のときとはメンバーが全く違い、見慣れない顔ばかりでした。<堀川・西京・嵯峨野特訓>を経て、いよいよ日進第1回が始まりました。しかし、結果は振るわず。成基学園全体では自分の実力はまだまだだということを思い知らされ、その日はとても落ち込みました。2回目以降は総合の順位はいいときが多かったが、ケアレスミスが多かったです。特に数学ではケアレスミスのみで約20点落としたこともありました。6回目からは入試本番をより意識した問題になりました。<日進>の結果は良いときも悪いときもありました。しかし、どんなときでも<日進>の復習は怠らずにしました。特に復習した教科は社会です。今まで<日進>の社会はそこまで点数が悪いということはありませんでしたが、復習をしているうちに自分は基礎があまり覚えられていなかったことに気づきました。私は<日進>の社会の問題を何回も解き直しました。もともと解ける問題も解説を読むことで更に理解を深めることができました。すると、<日進>の社会の成績は上がっていきました。数学も回数を重ねるうちにミスが減っていき、中でも数学で全園1位をとったことは大きな自信となりました。

<正月特訓>、<直前特訓>を経て、いよいよ帝塚山高等学校の入試が始まりました。1時間目の国語は初めての入試ということもあり、緊張で文章が頭に入ってきませんでした。しかし得意の数学や、英語で点数を稼ぐことができたので、合計点は予想以上に高くなり、何とか男子英数のスーパー理系選抜クラスで合格することができました。まさかスーパー理系選抜クラスで合格できるとは思っていなかったので、帝塚山高校の合格は大きな自信となりました。洛南高等学校、橘高等学校も合格し、いよいよ第1志望の西京高校の入試をむかえました。試験はスムーズに解くことができ、合格気分で帰宅しました。しかし、後日問題を見返すと、まさかの数学で大失点をしていたことに気付きました。自己採点では数学は半分もとれておらず、点数を稼ぐはずの数学が足を引っ張ることになりました。しかし、復習を特に頑張った社会や計算問題をこつこつ頑張ってきた理科でカバーでき、結果は合格でした。自分の番号を見つけたときは、とても驚きましたが、同時にとてもうれしかったです。

私は受験を控える受験生のみなさんに伝えたいことがあります。それは得意教科の自分の力を過信するのはよくないということです。私は得意教科の数学で点数を落としました。それでも合格したのは、国語や社会の塾での授業や復習で培った力のおかげです。だから、得意教科でなくとも自分がしっかり勉強したことは自信になることを忘れないでほしいと思います。

最後になりましたが、私を支えてくれた家族と、応援してくれたメンター達に感謝しています。ありがとうございました。

保護者からのコメント

保護者名 青木 千恵

中学に入ってから反抗期に入り、そのまま受験生となる3年生になる1ヶ月前の事でした。将来について深く話すことも無く、このままで3年生に上がって大丈夫かと心配をしていた矢先、突然「塾に通いたい」と息子が言い出したのには驚きました。
それからは自分で色々塾について熱心に調べ始め「成基に行きたい」と言ったのが始まりでした。
そこからは、本人が決めた事だからと思い、色々口出しせずに応援する事に徹しました。日進をはじめ全ての講座に参加し、1年間一度も休む事なく頑張る姿を見て頼もしく感じました。
無事受験も終え、初めて将来息子が医療関係の仕事に携わりたいとの夢を持ち始めた事を知り、この1年は成基でお世話になり、心も大きく成長したなと思い、これからも本人の意志を尊重し、応援し続けていこうと思います。

担任からのコメント

中3で入塾した当初から、やるべきことをきちんとやる学習習慣はついていたように思います。授業中に積極的に発言することはそんなに多くありませんでしたが、寡黙ながらもいつも真剣な眼差しで取り組んでくれていたことがとても印象に残っています。私の担当の英語に関していえば、長文を読むスピードが遅く制限時間内に間に合わず白紙が目立っていたときもありましたね。でも持前の真面目さと学習を継続する力で少しずつ速く正確に読めるようになり、冬頃には「これなら大丈夫。」と安心さえ感じられるようになりました。
何をしなければならないか自分で考え自発的に動ける剛くんならこれからどんな高い壁にぶつかっても乗り越えていけると思います。たくましく成長した剛くんの姿をまたいつか見られることを楽しみにしています。
剛くん、西京高校合格本当におめでとうございます!

伊藤 由紀栄

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