洛星中学校 | 夢を叶えるために【中学受験-合格体験記】|成基学園-受験指導と志共有の学習塾

洛星中学校
合格-2024年度

山口 紘生さん

わたしの志は、

医師になって、多くの人の役に立つことです

僕は、人々を病気から救うために活躍した野口英世や北里柴三郎の伝記を読んで、医師という仕事に興味をもちました。また、コロナウィルスが大流行したときに医師である父が一生懸命に働いている姿をみてとてもかっこいいと思いました。医師になるためには、たくさん勉強をして知識を身につけることが必要です。これからも中学受験で得た学び続ける努力をしていきたいと思います。

夢を叶えるために

僕は、3年生の時に受けた知求館教室の冬期講習や入塾前に受けた体験授業がとても楽しくてここで勉強をしたいと思い、4年生の5月から入塾をしました。

将来は医師になりたいと思っていたので、今から勉強をたくさんしていい中学に入りたいと思っていました。はじめはどこの中学がいいのかわからなかったけれど、オープンスクールでの印象や、祖父や父が通っていた洛星中学校の話を聞き、僕も洛星中を目指したいと思うようになりました。

4、5年生の間は習いごとをしながらでも塾の勉強ができましたが、6年生になると、最難関特訓も始まり宿題をこなすだけで毎日が過ぎ、慣れるまでに時間の使い方には苦労しました。最難関特訓では、普段と違う教室でいろんな先生の授業を受けることができ、よい刺激になりました。けれど、自分はみんなよりも知識がないこと、周りの人は自分よりももっと勉強をしているということを実感し、本当にこのままで洛星中に合格できるのかという焦りと不安を感じることが多くなりました。僕は、授業があるとき以外はほとんど塾に行くことはなかったのですが、このころから、できる限り自習室に行くようにし、分からないところは先生にすぐ質問をして、分からないことを分からないままにしないよう気を付けました。

10月になり日曜進学教室(日進)がウルトラコースになった途端、成績が下がり苦手意識の強かった国語の記述が書けなくなりました。そんな中で国語のS先生から洛星中の過去問2年分を渡されました。僕は成績が伸びないことに落ち込んでいる暇はないと思い、それを早めに終わらせました。先生に採点をしてもらうととても良い点数で、その中には100点を超えているものもありました。そのとき、S先生に「洛星の国語はとれるから大丈夫」と言われ、焦りを感じていた僕にとってそれはとても自信になりました。

入試本番前の北嶺中学校の受験では、大阪の会場にN先生やI先生が居てくれて言葉をかけてもらえたことで緊張がほぐれました。自分でも不思議なくらいいつも通りに試験を受けることができ、結果は合格でした。特に算数は平均点を20点くらい上回る点数が取れたため、洛星中学入試にむけての自信につなげることができたのだと思います。けれどそこから本番まであと4日という頃の演習で、調子のよかったはずの算数の過去問で思うような点数が取れなくなり、また不安になりました。N先生から今回の点数は気にしないで明日は受けてくるようにと言われ、その日帰ってからは間違えたところを解けるまでやり、次の日に備えて早めに寝ました。

そして当日、洛星中の校庭に行くと同じ教室の友達、N先生がいてくれたので安心できました。計算ミスをしないこと、算数は前半の問題でミスをしないことなどアドバイスをもらい会場に入りました。僕は「落ちたらどうしよう」とか「算数が思うようにできなかったらどうしよう」というマイナスなことは一切考えず、「今まで自分はできる限りの努力はしたのだから、自分の力を信じて合格を勝ち取ってやるぞ」という強い気持ちで試験に挑みました。ここでも不思議なくらい緊張せず、落ち着いて受けることができました。

洛星中の合格発表の日、父と母と一緒にドキドキしながら結果を見ました。「合格おめでとうございます」という文字が見えた瞬間うれしくて、今まで一生懸命に勉強を頑張ってきて良かったと心からほっとしました。この日感じた達成感と安心感を僕は一生忘れることがないと思います。

僕は入塾してからずっと洛星中に合格することを目指して頑張ってきました。その目標を達成するためにどんな時も優しく僕のことを応援し、見守ってくれた家族、洛星合格のために導いてくれた先生方に感謝しています。

僕は、医師になりたいという自分の夢を叶えるために中学受験をしました。両親にも先生にも洛星合格はゴールではない、ここからが本当のスタートだと言われました。僕の夢を叶えるための道はまだまだ続きます。成基学園の先生から学んだたくさんのこと、最後まで目標に向かって努力してきた自分の力を信じてこれからの中学生活も頑張っていきたいと思います。

保護者からのコメント

保護者名 山口 千恵

本人に将来の目標があり、始めた中学受験でしたが最難関校を目指す大変さも理解していましたので、どこまで頑張れるのか不安と期待の中での入塾でした。
芯の強いところはありますが、どちらかというと内向的な性格で、活発なお友達の中で自分を表現することが苦手な子です。高い志をもつ仲間と切磋琢磨しながらの3年間、つらいと思うこともあったはずですが、一度も弱音を吐くことなくひた向きに勉強を続けていました。共に学び過ごす仲間、どんな時も寄り添い励まして下さった先生方の存在がこんなにも彼を強くたくましく成長させてくれたのだと心から感謝しています。中学受験はスタートラインに立つための過程なのだと我が子の姿から改めて学ばされた3年間でした。これからあなたが夢に向かってどのように歩んでいくのか、その姿を私たちも影ながら応援し続けていきたいと思います。

担任からのコメント

4年生の授業体験。こう君との出会いはそこからでした。5年生では担当を外れましたが、6年生になり再び教えることになりました。教えたことを全て吸収し,自分の力に変えていきましたね。普段はおとなしいけれども,勉強に対しては貪欲で,納得するまで追求する姿勢は素晴らしかったです。日曜進学教室(日進)では幾度か納得いかない成績がありました。しかし,すぐにリカバリーするところに強さを感じました。第一志望の洛星中学校ですが,こう君なら大丈夫でしょう。心の中で,負けるわけないと自信がありました。覚えていますか?授業体験にこられたとき『洛星十分狙えます。目指しましょう』と言ったことを。それを,実現してくれましたね。1年間でどんどん成長していく姿はかっこよかったです。本当にありがとう。そして洛星合格おめでとう!

中村 完宣

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