洛星中学校
合格-2017年度
塾講師になって生徒に分かりやすくていねいに教え第一志望校に導いて、その生徒、家族などを喜ばせることです。
ぼくは、成基学園に小学四年生の春から入塾しました。四年生から六年生までの三年間で、多くの先生の授業を受けました。成基学園の先生を見ていると、塾の先生はとてもやりがいがある仕事で自分もやってみたいと思うようになり、将来の夢を塾講師にしました。中学生になっても夢に向かって進んでいきます。
努力を続けることの大切さ
ぼくが第一志望校を洛星中学校に決めたのは小学五年生の時でした。理由は四つあります。一つ目は、ぼくが目指している京都大学への進学率が高いことです。二つ目は、設備が整っていて、充実した学校生活が送れると思ったことです。三つ目は、自由な校風が自分に合っていると思ったことです。四つ目は、文化祭へ行った時、みんなあいさつをしていて、生き生きとしていたことです。これらの理由でぼくは、洛星中に行くんだと強く思いました。
ぼくが入塾した四年生の時は、受験ということがまだ頭になく、何人かの友だちとただ楽しく勉強をしていました。
五年生になると、授業と宿題が多くなり今まで習っていない単元もたくさん出てきて、難しくなりました。また、ぼくは、小学一年生からサッカーをしていて、毎週土日は、いそがしかったので、宿題をする時間があまりなく大変でした。
六年生になると、勉強とサッカーの両立が難しくなったため、やむなくサッカーを休部することにしました。
六月になると〈日曜進学教室(日進)〉と〈最難関志望校別特訓〉が始まりました。
〈日進〉の〈エントランスコース〉〈ベーシックコース〉では、成績にとても波があり、教科別の順位では五十位になかなか入れずにいたので、とても危機感を感じました。だから〈日進〉の復習と毎回の授業の復習をやったその日にすることにしました。〈ウルトラコース〉になると、とんでもなく問題が難しくなりましたが、〈日進〉と授業の復習を続けていった結果、教科別で五十位内に毎回国算理社のうちの二教科入れるようになり、成績も安定していました。
ぼくは、〈最難関志望校別特訓〉を土曜日は〈洛星中コース〉、日曜日は〈洛南高等学校附属中コース〉と二つをファーストステージからセカンドステージまで受講しました。最初は、とてもきん張をしていたけれど、先生の授業を聞いているうちにきん張がだんだんとけて、集中して授業を受けることができました。普段の教室とはまた違う雰囲気の授業で周りの人はみんなかしこくて、授業についていけるか不安だったけれど、自然とついていくことができました。どちらのコースもみんな、授業中の先生の質問に大きな声で答えていたので自分も積極的に答えるようにしました。自分以外にもその学校を目指しているライバルがいることでより一層勉強にはげみました。
夏休みには〈夏期学習合宿〉があり、勉強づくしでしんどかったけれど友だちもでき、とても良い経験になりました。
秋からは、〈日進〉の復習と赤本をとにかくやりました。赤本は、洛星中の国語六年分と算数十五年分、理科二十年分、社会六年分をしました。苦手教科の国語は、三回くり返しました。それでもまだ何か足りないような気がして、自信をあまり持つことができませんでした。そこで国語のN先生に何度も質問に行きました。友だちに遊びをさそわれてもずっと行けず、もうやめたいと思ったときもあったけれど、合格に向けて努力を続けました。
そしてむかえた洛星中入試当日。
初めはきん張をしていたけれど、問題を解き始めるといつも通り集中することができました。集中はできても苦手な国語の文章の内容が、難しくあまり理解できなかったので少し心配でしたがやれることはやったという気持ちで後悔はありませんでした。
二日目の午前中は帝塚山中学校を受けました。帝塚山中の入試では、第一志望校を受け終わり気がゆるんだこともあり、英数コース止まりでした。今でもとてもくやしいです。
洛星中の合格発表は、両親と行きました。幕が上がったとき、ぼくより先に父と母が番号を見つけました。最初あったと聞いた時は少し本当かどうか疑いました。でもその後、近くへ行くと自分の番号がありました。番号はあっても、実感がありませんでした。学研教室に合格と伝えに行くと、先生方が笑顔で「おめでとう」と言ってくれて洛星中に合格できたんだという実感がわきました。うれしくて、うれしくて、この時ぼくは、努力を続けてきて良かったと思い努力を続けることの大切さを知りました。
最後に、今までぼくを支えてくれた家族、そして成基学園の先生方、ありがとうございました。これからも何か困難なことがあってもこの中学受験の経験を生かして夢に向かって進んでいきたいと思います。
2021年度 - 合格体験記
名前 | タイトル | 所属の教室 |
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間宮 大雅さん | 知求館 |