京都市立堀川高等学校
(探究学科群)
合格-2024年度
全人類が幸せでいられる世界にするために、JAМSTECの研究員になることで、食料や住居、資源などの不足に悩むすべての人達の役に立つことです。
私は幼いころから深海に興味を持ち、よくそれについて調べていました。深海には、広い空間と、資源があり、深海生物の研究が世界のあらゆる問題を解決する可能性を秘めています。足りないのは、それを実行する技術だけです。なので私は、JAМSTECで深海の研究をし、世界中の悩みをなくしていきたいと思っています。
勉強を楽しむ
私が成基学園へ入塾したのは、小学6年生の3月でした。そのころは「塾」というものに「無理やり勉強させられる楽しくない場所」というイメージを抱いていました。しかし、中学校の勉強についていけなくなることを不安に思い、入塾を決めました。
私が成基学園のことで第一に思い出すことは、特別な特訓や模試などではなく、日々の塾の様子です。毎日、塾に行くと必ず笑いながら会話している仲間がいました。そして、その会話に自然と混ざり、自分も一緒に笑いながら話すという光景、それが私の塾での日常でした。その光景は、毎日私を幸せな感情にしてくれました。私が志望校を目指し続けることができたのは、このことによる恩恵が最も大きいと思います。
私が京都市立堀川高等学校を目指し始めたのは、中学1年生の夏の頃でした。私の志を達成するためには、京都大学などの難関大学に進学する必要があるため、その時には単純に偏差値でこの学校を選びました。この学校に対する思いを強くしたのは、中学2年生の秋、堀川高校の学校説明会の時でした。そこでは、堀川高校は「探究」を大切にしていると知りました。私は元々、深海、数学、元素、漢字など興味を持ったものについて調べることが好きでしたので、すぐに「自分に合っている」と確信しました。そして、そこで見たあらゆるものが自分に「面白そう」と思わせるものだったため、改めて志望校を堀川高校に決めました。
私がそんな堀川高校に合格できた一番の要因は、日々の積み重ねでしょう。私は1年生の頃から、まず出された宿題をすることを心掛けました。そして、ただするだけでなく、毎日その日の内容を100%理解するようにしました。1日に習う内容は、3年間の学習の1パーセントにも満たないです。しかし、毎日の内容で少しでもわかっていないところがあると、それを発展させた後の学習では、その分かっていない部分は数10倍にも膨らんでいきます。毎日の内容を完璧に理解できたことが、結果的に3年生での内容理解に繋がったのです。これの良かったところは、余裕ができるということでした。内容を100%理解するといっても、毎日の内容はそれほど大量という訳ではありません。余った時間で復習し、更に土台を固めることができますし、何より勉強に「辛い」といったマイナスイメージが湧かなかったことは、一番の成果だと思います。
しかし、順調な時ばかりではありませんでした。中学3年生の秋から始まった日曜進学教室の第11回と第12回、私の成績は大きく下がりました。その成績を目にしたとき、私の頭の中は「合格できないかもしれない」という思いでいっぱいになり、常に成績のことや勉強のことを考えていないと気が済みませんでした。あの時に何もせず、その不安な精神状態のまま受験に臨んでいたら、決して合格は叶わなかったと思います。
私は精神を安定させるために、まずは外面からポジティブになろうとしました。1人でいる時、よくネガティブな想像をして、不安に思うことがありました。そんな時には、毎日「大丈夫」と口にだし、何とも思っていないような姿を装いました。また、それでも不安だったので、自分の苦手科目を潰して確実に合格できるようなスケジュールを立て、それを日々こなすことで、少しずつ自信を取り戻していきました。
しかし、私が不安を乗り越えられた一番の要因は、これではありません。それは、成基学園の友達や先生方、親との会話です。私が不安に思っていても、自分の周りにいる人達は、変わらず私と接してくれました。それこそが私の不安を忘れさせ、いつものように私を楽しませて以前の姿に戻してくれました。私の周りの人達との会話が変わらなかったことは、今でもありがたく思っています。
様々なことを述べましたが、これを読んでいる中にいるであろう、勉強が苦手という小学生、中学生の皆さんに一番にやってほしいことは、「勉強を楽しむ」ということです。勉強を楽しめれば成績はどんどん伸びていき、私のように成績が下がったときにも、勉強を続けることができます。そして、そのためにともに勉強する仲間を見つけることはとても大切だと思います。私自身も、成基学園で仲間と出会い、成長することができました。仲間と一緒なら、勉強をしている時にも楽しさを感じることができるはずです。それは、次第に勉強に対してのイメージも変えてくれます。そうすれば、1人で集中してする勉強も苦ではなくなり、勉強を楽しむことができるでしょう。皆さんが良い仲間と出会い、勉強を楽しむことができるようになることを祈っています。
最後に、私を支えてくれた皆様方、本当にありがとうございました。
保護者からのコメント
保護者名 並河 盛子
息子が「中学生からは塾に行って勉強したい」と言い出したのは、小学6年生の2月でした。すぐに塾を探しはじめ、成基学園の面談で塾長先生からお話を聴きました。
その頃は、深海に行くという夢を叶えるためには難関大学を目指すべき、とは漠然と知っていたのですが、具体的には考えていませんでした。そんな私たちにアドバイスをくださり、息子を高く評価していただいたこと、また、受験のノウハウがあり先生方も頼もしく感じたことが入塾の決め手となりました。
入塾後、息子が楽しそうに友だちと塾から出てきて笑顔で話す姿を見た時に、塾長先生が「仲間で励まし合い高め合う集団塾が良い」とおっしゃっていたことを思い出しました。本当にその通りでした。
希望の高校へ進学できたことはもちろんですが、塾の友だちと楽しく学んだ経験が、何より息子にとっての宝物になりました。支えてくださった皆さんに感謝しています。
担任からのコメント
並河赳琉くん、堀川高校探求学科合格おめでとうございます。
どうでしたか、合格発表を見た時の気持ちは、よっしゃー!とガッツポーズをしたのではないですか、本当に良かったです。何よりも周りの仲間たちへの心遣いを大切にしていた君の事だから、自分の事となると意外と合格を重く実感したのではないかと思います。『(仮)浪川高校入試問題 』を見た時、素晴らしいと感じたと共に、この人に出会えてよかったと思いました。同じ教室内で共に学んだ園生たちもそれぞれの第一志望校へ合格しています。ありがとうございました。
さて、君の持つ限りない可能性・あくなき探求心・高い志を持って、次なるステップの活躍を期待しています。自分の足元をよく見て歩んでください。なお、ご家族への感謝も忘れず未来を進んでください。ありがとうございました。 KEEP ON GOING 2024.3
藤河 一己
2024年度 - 合格体験記
名前 | タイトル | 所属の教室 |
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長谷川 貫太さん | 四条西院教室 |
2016年度 - 合格体験記
名前 | タイトル | 所属の教室 |
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K・Uさん | 桂教室 | |
M・Oさん | 知求館 | |
Y・Kさん | 松井山手教室 | |
T・Sさん | 知求館ギャラクシー | |
S・Mさん | 御所南教室 | |
Y・Mさん | 宇治教室 |
2014年度 - 合格体験記
名前 | タイトル | 所属の教室 |
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O・Kさん | 知求館 | |
S・Tさん | コスモ | |
N・Rさん | 四条西院教室 | |
F・Dさん | 京大北教室 | |
M・Mさん | 松井山手教室 | |
M・Sさん | 知求館ギャラクシー |