京都市立堀川高等学校
(探究学科群)
合格-2022年度
自身の知識や体験を生かして、人を救えるような大人になることです。
私は、今までもこれからも多くの場面で人に支えられて生きていきます。そこで、受け身になって支えられているだけでなく、自発的に行動を起こすことで少しでも苦しむ人を救えるような人になりたいと考えました。この志が達成できる職業は、現代社会には山のように存在するので、高校でたくさんのことを学び、自分に合った職業をこれから見つけていきたいと思います。
日進月歩
私が京都市立 堀川高等学校を受験したいと思ったのは、小学六年生の夏頃でした。当時、私は成基学園の中学受験コースに小学四年生のときから所属していましたが、ある理由で中学受験をやめることにしました。そこで、気の早い話でありながら私は高校受験について考え始めました。そこで、偏差値が京都の公立高校の中で最も高いところに魅力を感じたのが堀川高校です。とはいえ、このときは受けてみたいな、程度しか考えていませんでした。
中学校に入ってからも、私は成基学園で勉強をし続けました。 同じ教室でも、成績を張り合える人がいたので、その人に勝つことを目標に毎回のテストや授業に励んでいました。 ですが、完全に第一志望校を決めた中学二年生の冬頃、模試で一位を死守しているようなレベルの人と同じ授業を受けたいと思うようになりました。そのとき所属していた教室の先生にも相談した結果、最難関レベルコースのある教室に移ることを決めました。環境の変化によってすごく緊張してしまいやすく、全力が出せないことが多かった私にとって、この学習環境の大きな変化は良いトレーニングになりました。
当時の私の目標は、とにかく何でも一位を狙うことです。この姿勢のおかげで、八月にあった模試で、総合で全園一位をとることができました。 長年目標としていた全園一位をとることができ、とても嬉しかったのを今でも覚えています。ですが、私がA判定を模試でとれたのはこれが最後でした。そのあと始まった〈日曜進学教室(日進)〉でも思うように偏差値が伸びない上、これまで基本はA判定がとれていた成基学園の〈堀川・西京・嵯峨野模試〉でも偏差値が低下し、B判定ばかりになってしまったのです。今思えば、成績が振るわなかったこの時期が、受験に対するモチベーションが一番低かったかもしれません。このとき、悪い成績から脱却するために今までよりさらに勉強に時間を使っておけば、受験前の不安が少しましだったのではないか、と一校目の受験前に少し後悔しました。
そこから、私のモチベーションが復活したきっかけは三つあります。一つ目は、〈日進〉で一度全園三位を とったことです。成績の伸び悩みがモチベーション低下の原因となっていたため、この順位の上がり方はやる気 に直結しました。結局このときの順位が全ての〈日進〉の中で最高順位で、一位をとることはできなかった けれど、一回でも高順位をとれて良かったと今では思えます。二つ目は、併願校となる受験校を二校から四校に 増やしたことです。緊張しやすい体質はかなりましになったとはいえ、もっと大きく環境が違う状況で難問を 解けるのか試してみたいと考えたのがきっかけでした。増やした二校は両方とも第一志望校より偏差値が高く、 他県のため問題の傾向も違ったので、これまでより多くの傾向の問題を解く練習をするようになりました。 三つ目は、〈正月特訓〉で他教室の生徒と一緒に勉強をしたことです。 〈正月特訓〉では、同じ志望校の人も多く、その人たちに負けないようにこれまでで一番真面目に予習・復習をしました。ハイレベルな問題を解くことの楽しさを改めて感じることのできた三日間でした。
そのままのモチベーションで、少し不安を覚えながら一月中旬に受験した一校目、愛光高等学校。 結果は合格でした。嬉しくて、第五志望校なのに涙してしまいました。それからも、あと四回泣けるように がんばろう、と直前の総復習を必死にしました。そして、あっという間に二月を迎えました。そこからは受験 ラッシュです。西大和学園高等学校、同志社高等学校、大谷高等学校と、立て続けに受験でした。 この三校を連続で合格したことが、本番に向けての確かな自信となりました。勝負の日の二月十六日、 今までやってきたことを全て出すことができたと思います。合格発表はインターネット上でした。 自分の番号を見つけたとき、驚きで声も出ませんでした。三年間の努力が全て報われた瞬間でした。
これから高校受験を迎える皆さんに伝えたいことがあります。それは、 如何なる場でも落ち着きを忘れないことです。 テストで時間が足りなくなったとき、「速く解かないと」と焦った経験は誰にでもあるのではないでしょうか 。しかし、そういった焦りは全く無意味です。そこで、一度落ち着き冷静に問題を解くことで、いわゆる 「ケアレスミス」を激減させることができます。さらに、落ち着いて解けたテストでは自然と自信が湧きます。 つまり、落ち着いて解くことには、メリットしかありません。それが「テストに慣れる」ということです。テスト慣れができれば、常に自分の全力が出せるのです。 是非、日頃の勉強に「一度落ち着く」というステップを入れてみてください。
最後に、わかりやすい授業をしてくださったたくさんの先生方、さまざまな面で支えてくれた家族や友だちの皆、本当にありがとうございました。
2016年度 - 合格体験記
名前 | タイトル | 所属の教室 |
---|---|---|
K・Uさん | 桂教室 | |
M・Oさん | 知求館 | |
Y・Kさん | 松井山手教室 | |
T・Sさん | 知求館ギャラクシー | |
S・Mさん | 御所南教室 | |
Y・Mさん | 宇治教室 |
2014年度 - 合格体験記
名前 | タイトル | 所属の教室 |
---|---|---|
O・Kさん | 知求館 | |
S・Tさん | コスモ | |
N・Rさん | 四条西院教室 | |
F・Dさん | 京大北教室 | |
M・Mさん | 松井山手教室 | |
M・Sさん | 知求館ギャラクシー |