京都市立堀川高等学校
(探究学科群)
合格-2016年度
がんばることの大切さ
私の将来の夢は、食糧問題、貧困問題で苦しんでいる人たちの手助けをし、笑顔にすることです。
社会科の授業で痩せた子どもの写真を見て、大きな衝撃を受けました。そして、「この子たちの力になりたい」と思いました。今まで目標がなかった私にとって、このような夢を見つけたことは、これからの私のがんばる源となると思います。
そのような私が京都市立
堀川高等学校に行きたいと思ったのは、中学三年生の夏頃でした。実際に学校見学へ行ったとき、大きく心動かされたからです。高校の生徒のみなさんが中心となり説明会を進められているのを見て、自分もこんなふうになりたいと思いました。
そして、中学三年生の夏休みがやってきて、〈夏期合宿(合宿)〉を迎えました。そこには自分より賢い人たちがたくさんいて、焦りと不安を感じました。〈合宿〉から帰ってきてからは、今まで以上に勉強するようになりました。
そして夏休みが終わってすぐ〈日曜進学教室(日進)〉が始まりました。私は心が強い方ではなく、一回一回の結果に一喜一憂していました。特に《ウルトラコース》になってからは、点数が思うように取れず、落ち込むことが多かったです。点数が取れなかったときは自分なりに分析し、わからない問題はどんどん質問しました。
成績が伸び悩んだ時期は本当に辛く、投げ出したくなることもありましたが、周りの人に支えられていたおかげで前に進むことができました。〈日進〉は、テスト形式で行われるため、終わった教科のことは気にせず、次の教科のことを考える姿勢を身につけることができました。この姿勢は本番でもかなり役に立ったと思います。
一日一日があっという間に過ぎ、〈冬期講習会〉を迎えました。冬休みは一日中塾にこもって、赤本やテキストの復習をして、残された時間でできることを精一杯しました。
こうして〈正月特訓〉、〈直前特訓〉も終わり、とうとう入試本番です。とても緊張したけれど、大丈夫と信じて試験に挑みました。思うように解けなかった教科もあったけれど、気にせず次の教科に取り組みました。
そして、迎えた合格発表の日。不安を抱えながら掲示板を見ました。すると、そこには自分の番号がありました。見つけたときは本当に嬉しかったし、今まで支えてくれた人たちへの「ありがとう」の気持ちでいっぱいでした。
私はこの受験を通して、「支えてくれる人の大切さ」というものを改めて実感しました。
生徒のことを考えて、アドバイスや指導をしてくださった先生方。ずっと私を信じ、サポートをしてくれた家族。そして、一緒にがんばり、励まし合い、笑わせてくれた仲間たち。本当に感謝しています。不安ばかり口にする私に優しい言葉をかけ、励ましてくれたことは私の大きな力となりました。だから、今度は私が人の力になれるようがんばりたいです。
高校合格は、ゴールではなくスタートにすぎません。自分の夢を実現させるために、これからも努力し続け、がんばっていきたいです。
最後に、これから受験をするみなさんへ。
これから受験をするみなさんは、不安でいっぱいだと思います。自分より賢い人を見て落ち込んだり、思うように前へ進めなくて、投げ出したくなったりすることもあると思います。
私もそうでした。私はとにかく心が強くなく、家族、先生方、仲間たちにもたくさんの迷惑をかけていました。でも、そのような支えてくれた人たちのおかげで、最後まであきらめずにがんばることができました。だから、辛くなったときは周りを見てください。必ず力になってくれる人がいます。同じ志を持った仲間たちがいます。
また、自分にはこの学校は無理だと簡単にあきらめないでください。
成績が届かず、辛いときもあると思いますが、「行きたい」という気持ちを持って、あきらめずに勉強を続けていれば、良い結果に結びつくと思います。
最後になりますが、やることに優先順位をつけてがんばってみてください。
私は優先順位をつけ間違い、後悔したことが何度かありました。みなさんは、しっかり、今やるべきことを見極め、合格をつかみ取って欲しいです。
2014年度 - 合格体験記
名前 | タイトル | 所属の教室 |
---|---|---|
O・Kさん | 知求館 | |
S・Tさん | コスモ | |
N・Rさん | 四条西院教室 | |
F・Dさん | 京大北教室 | |
M・Mさん | 松井山手教室 | |
M・Sさん | 知求館ギャラクシー |