京都市立堀川高等学校
(探究学科群)
合格-2018年度
地球のためになる仕事に就き、人間の起こした環境破壊などによって苦しめられている生物たちを救うことです。
私は小学生のときに、哲学者であるニーチェの「地球はたくさんの皮膚病を持っている。その中の一つが人間である。」という言葉に出会いました。かねてより私は、罪のない生物が人間による環境破壊などで苦しんでいることに胸を痛めていたため、この出会いを機に「日本熊森協会」や「WWF」という団体の会員となり活動しています。しかし、未だに私の志を達成できる職業が何かを見つけられていません。それを模索できる高校生活にします。
受験生としての三年間
私が京都市立 堀川高等学校 探究学科群への受験を決めたのは、学校教育の一環として探究活動をさせていただけることに惹かれたからです。中学二年生になってからのことでした。
私は小学五年生の冬から自宅近くの京大北教室に通い始めましたが、小中一貫校に通学していたため中学校受験をする予定はなく、学習の習慣づけのために入塾しました。しかし、中学生になり部活動後に通いやすいように学校近くの知求館でお世話になるようになってから、高校受験を意識するようになりました。それまでは附属高校への連絡進学を考えており、ハイレベルな高校に進学することは意識していませんでした。そのようなときに同じ中学に通う知人が堀川高校 探究学科群に合格したため興味を持つようになり、オープンキャンパスに参加させていただきました。生徒が主体となって行事を運営していく姿に憧れ、私もその一員になりたいと思ったことを覚えています。
しかし、生来自分に甘い性格のため、特に集中して勉強をすることもなく、ただ漫然と塾に通うだけの二年間を過ごしました。
迎えて三年生の〈夏期学習合宿(合宿)〉は奈良の一組に入ることができました。ここでは自分の勉強を見直す良い機会となりましたが、学習した内容しか出題されないにも関わらず〈合宿〉半ばの中間テストの成績は悪く、負けず嫌いというところが全くない私が「悔しい」と初めて感じました。〈合宿〉中は睡眠不足で頭痛が止まず、集中力も途切れがちではありましたが、わからない箇所をわかるまで先生に聞き、自分で問題を作ってみるなど、自分なりに努力しました。その結果、五日目の最終日テストは中間テストよりも良い点数をとることができましたが、十分に満足のいくものではありませんでした。
九月に入り、〈日曜進学教室(日進)〉が始まりました。毎週行われるテストなので点数の上下が視覚的に良くわかり、今までどれだけ運に頼っていたかを身をもって知ることになりました。尊敬するK先生から、「もともとの能力に頼り過ぎている。」とお叱りを受けたほどでした。
そこで、数学と理科は、今まで雰囲気で解いていた問題を何度も解き直し、パターンを覚え、確実に解けるようにしました。その結果、〈日進〉第十回以降は点数の上下が少なくなり、安定した順位をとることができるようになりました。
そして迎えた受験本番、一校目は愛光高等学校でした。人生で初めての受験だったためとても緊張し、前日はなかなか眠ることができませんでしたが、問題を解いているときは先生方がおっしゃっていたことを思い出すなどして、落ち着いて取り組めました。
愛光高校の受験は緊張したものの、堀川高校も含め他校の受験では全く緊張しませんでした。むしろ入試問題を解くことを楽しみにしていたくらいです。受験日までは心配し過ぎるほど心配し、当日は楽天的に考えていた方が自分の実力を出し切れるかもしれません。
合格者の番号が貼られた掲示板に、自分の番号を見つけたときの喜びは格別です。その喜びをみなさんにもぜひ体験していただきたいと思います。
私の受験録を読んでくださった方に伝えたいことは、成基学園のすばらしい先生方を信じ、諦めずについて行ってほしいということです。英語の授業だけではなく高校選びの面でも私をずっと支えてくださったM先生、わかりやすく指導してくださり、私の合格の知らせに一緒に喜んでくださった数学のT先生、国語の授業で楽しく解説してくださったT先生。先生の古文の授業は本当にためになりました。質問に事細かに説明していただき、さまざまな面で私のことを気にかけてくださった理科のK先生、受験に役立つ情報をたくさん教えてくださり、最後まで支えてくださった社会のS先生、そして教室に行けば常に優しく見守ってくださっていたU先生。先生方の助けがあってこそ私は成長することができました。受験生活の中で、志望校に合格するために我慢しなければならないことはもちろんあります。しかし、自分を支えてくださる方々のことを思い、「なぜ自分はこの高校を目指すのか」ということを考えてみれば自ずと勉強にも力が入るようになるでしょう。がんばってください。
私は高校受験がゴールであるとは考えていません。単なる一つの通過点です。だからこそ、高校入学後も受験勉強をしていた頃の学習量をそのまま保っていき、先々まで身を助ける学びを身につけていきます。
最後になりましたが、今までお世話になった先生方、本当にありがとうございました。私は成基学園が大好きです!
2016年度 - 合格体験記
名前 | タイトル | 所属の教室 |
---|---|---|
K・Uさん | 桂教室 | |
M・Oさん | 知求館 | |
Y・Kさん | 松井山手教室 | |
T・Sさん | 知求館ギャラクシー | |
S・Mさん | 御所南教室 | |
Y・Mさん | 宇治教室 |
2014年度 - 合格体験記
名前 | タイトル | 所属の教室 |
---|---|---|
O・Kさん | 知求館 | |
S・Tさん | コスモ | |
N・Rさん | 四条西院教室 | |
F・Dさん | 京大北教室 | |
M・Mさん | 松井山手教室 | |
M・Sさん | 知求館ギャラクシー |