京都市立堀川高等学校
(探究学科群)
合格-2016年度
受験回顧
合格が決まった今、自分の高校受験をふり返ってみると、僕は初めから京都市立 堀川高等学校を志望していました。
中学一年生の頃から、レベルの高い授業を受けることのできる学校へ行きたいと思っていました。だから、公立高校の中でも国公立大学への進学率が高く、京都公立でトップの学校である堀川高校の探究学科群を志望しました。説明会へ行ったときには、パネルディスカッションや意見の交流といった活動を行なっていることも知り、自分のやりたいことに合っていると感じました。
僕が成基学園に入塾したのは、中学二年生の三月頃です。志望する高校に合格するために、整った環境で受験勉強を本格的に始めようと思ったからです。
入塾したときは、密度の濃い授業だという印象を受けました。それぞれの授業で、解説がとても丁寧で、すぐに理解することができ、それまでの自分の学習よりも、内容のある学習をすることができるようになりました。塾での授業は進度が学校よりも早いので、学校で習ったときにはもう理解していて、良いサイクルができたと思います。定期テスト前にあわてて勉強をする必要もなく、前倒しの学習をすることができました。
圧倒的に勉強で忙しくなり始めたのは、〈夏期講習会〉の頃です。部活も引退し、朝から晩まで毎日を塾で過ごす日々が続きました。授業も長かったですが、終わるとすぐにその日の復習をし、それ以降の授業や〈夏期合宿(合宿)〉の予習が大変でした。常に時間に追われているような状態でした。毎日が本当に辛かったです。それでも、一日中勉強に集中して、やり遂げたときの達成感はとてもありました。同じやるなら、とことんやってやろうという気持ちで毎日がんばりました。
〈夏期講習会〉の期間中には、四泊五日の〈合宿〉もありました。もちろん、朝から晩まで休む暇もなく勉強をとことんしました。〈夏期講習会〉も〈合宿〉も、とことん勉強でしたが、大きな違いは周りの環境でした。僕は、最も上の組である、奈良パークホテルの一組でした。普段は会うことのない人がほとんどで、負けていると思う人や、勝っていると思う人、かなわないと思う人もいて、自分にとって、大きな刺激となりました。皆が同じ環境でがんばっていて、自分も負けていられない、抜かしてやるぞという気持ちになりました。そのような仲間に出会えたことも、とても良かったと思います。
夏休みが終わると、九月から〈日曜進学教室(日進)〉が始まり、模試でも自分の力を確かめる機会が増えてきました。特に、毎週ある〈日進〉は、とてもやりがいがありました。毎回順位や偏差値が出て、次はもっと良い順位を取ろうとがんばりました。この頃に補講も始まり、授業も増えてきました。
冬休みになると、夏のようにまた〈冬期講習会〉が始まりました。夏はとても辛く感じましたが、もう馴れて、そこまで辛く感じないようになりました。この時期はだいたい、それまでの復習、確認を主にしていました。〈正月特訓〉や〈直前特訓〉もあり、いよいよ入試に向かっていきました。
このような道のりで、受験勉強をしてきました。とても長いようですが、本当にあっという間でした。時間は無限にあるわけではありません。だからこそ、その日の復習をしっかりすると良いと思います。一度解いた問題は絶対に間違わないつもりで、必ず理解することが大切です。そうすることで得点も上がると思います。
もう一つ、気を付けないといけないことは、受験前の体調管理です。僕は、東大寺学園高等学校の入試日に高熱が出て、欠席することになってしまいました。本命の学校ではありませんでしたが、受けられないことはとても悔しかったです。気を付けているつもりでも、もしものことを考えて、休むときはしっかり休むことも大切です。
そして無事、堀川高校に合格し、新たな一歩を踏み出そうとしています。
僕の将来の夢は、数学の先生になることです。
なぜかというと、数学の、さまざまな条件から必ず答を導き出すことができることのおもしろさや、解けたときの喜びを感じたからです。だから今度は、子どもたちにその喜びを与えていきたいです。そのために、これまでもたくさんの問題を解いてきましたが、これからはさらに難しい問題でも、どんどん挑戦していきたいと思います。
これからも、一分一秒を大切に、いろいろなことをがんばっていきたいです。
2014年度 - 合格体験記
名前 | タイトル | 所属の教室 |
---|---|---|
O・Kさん | 知求館 | |
S・Tさん | コスモ | |
N・Rさん | 四条西院教室 | |
F・Dさん | 京大北教室 | |
M・Mさん | 松井山手教室 | |
M・Sさん | 知求館ギャラクシー |