京都市立西京高等学校附属中学校 | 合格を見すえて【中学受験-合格体験記】|成基学園-受験指導と志共有の学習塾

京都市立西京高等学校附属中学校
合格-2024年度

わたしの志は、

分かりやすい絵がかけるイラストレーターになって、みんなの生活に彩をあたえることです

私は、小さい頃から絵をかくことが好きで、何度もかくことで得意になっていきました。学校に入学し、絵をかくことが大幅に増えてとてもワクワクしたことを覚えています。その時、初めて「絵をかくことを自分の職業にしたい」と感じたと思います。私は、自分の絵で日本中の人達に元気を届けたいです。

合格を見すえて

私が成基学園に入塾したのは、5年生の秋ごろでした。受験することを決めたばかりで、どうして良いか分からない時に入った、初めての塾でした。塾では、受験のための勉強はもちろん、志について学んだり、楽しい友達ができたりしました。最初は勉強をがんばるつもりできん張しながら入ったのですが、先生方の接し方や友達の話し方にどこか温かい雰囲気を感じたのを覚えています。

本格的に塾の授業が始まると、私は合格するために色々な工夫をしました。塾では、友達とクイズで楽しく勉強したり、自分の参考書を見せ合ったりしていました。家では、読書の時間を参考書を読む時間に変えたり、苦手な科目のテキストや宿題プリント、赤本や銀本の復習をしたりしました。6年生になり、勉強することがさらに増えると、成績が思うようにのびないこともあり、何度も勉強がいやになりました。それでも、「志望校に合格したい」という信念には逆らえなくて、勉強を続けていました。それができたのは、塾の先生や両親、友達のおかげだと思っています。

入試当日の朝は、自分でもおどろくほど、全くきん張しませんでした。しかし、最初の科目である国語で、書ける文章は書いてみたものの、いくつか空らんがあり、自分の解答に自信がありませんでした。その後、休けいの時間に教室を出ると、友達に会うことができました。友達は「国語が難しいね」と言っていて、それで「難しく感じたのは私だけではなかったんだ」と安心することができました。同時に、入試前に先生が「難しく感じた問題は、他の人も難しいと思っている」と、同じようなことを言っていたのを思い出しました。休けいからもどると、不安はすっかり和らいでいました。それからは、入試前の先生の色々なアドバイスを思い出しました。その結果、その他の教科も面接も、難しいと感じたけれど落ちついて解き、答えていくことができました。その翌日から合格発表までは、受験勉強でがまんしていた遊びをしたり、外食をしたりして過ごしましたが、合否がわからない分、なんとなくきん張感の残る日々が続きました。

合格発表の日、私は学校があって開示を直接見に行けませんでした。だから、合格のお知らせは学校にいる担任の先生がしてくれました。「おめでとうございます」の言葉を聞いたとき、私はうれしくて声が出ませんでした。行きたいと思った学校で過ごす中学校生活を想像して、色々と夢がわきました。ワクワクして、今すぐ入学の準備を始めたいような気持になりました。声こそ出ていませんでしたが、「この瞬間を待っていた、このときが来ると思っていた」というような顔になっていたと思います。

私は受験することを決めてから、本当にたくさんの方々に支えられてきたと思っています。私もがんばって勉強しましたが、合格できた理由は必然のようにそれだけではなくて、周りにいてくれた方々に支えられ、はげまされてきたからということもあります。そうでなければ、私は勉強ばかりの日々にたえられなくて、挫折していたことでしょう。特に私は、受験をするとはっきり決めたのが5年生の半ばで、普通に受験をする人よりもかなりおそく、それだけ勉強もおくれていたそうです。だから、その分周りの助けや補習用のプリントなどが必要で、周囲の人は私に対する苦労やあせりもあったはずです。そんなことも含めて私は両親と先生と友達にたくさん感謝しています。というより、正直、感謝してもしきれないと思っています。だから、これから先、中学、高校で勉強も運動も思いきりがんばって、その経験を大学受験やその後の生活、人づきあいに活かし、結果的に志を叶え、お世話になった方々の役に立つことで少しずつ返していけたらなあと思っています。私は、志望校で過ごす6年を、何でも思いきり楽しめる6年にしたいです。

これから受験をする人たちに私が言えることは、合格したいという強い気持ちを持って自分を信じ、がんばり続ければ結果につながるということです。心の支えになってくれる家族、先生、友達と共に、苦しい勉強に耐え抜いて合格をつかんで下さい。

保護者からのコメント

保護者名 石田 文

はじめに、受験を決めてからの約1年を無事に終えることができたのは、先生方と塾で一緒に頑張ったお友達、受験の日に励ましのお手紙をくれた学校のお友達、制限や我慢の多い中、応援してくれた妹や弟のおかげだと思います。感謝の気持ちでいっぱいです。育児は育自という言葉がありますが受験も同じで、娘の受験生活の中で私自身が試されるような場面や、忍耐や成長を求められる面もありました。しかしそれと同じくらい、感動することもたくさんありました。辛くても大変でも、好きなことを我慢してでもやると決めた娘の姿は、子どもとしてではなく一人の人間として尊敬できるものであり、美しく、本当に多くのことを教わりました。弥、おめでとう。合格はスタートであり、人生を選ぶ切符の一枚を手に入れることと同じです。それを小さい時からよく理解し、素直な心と何事も楽しむ気持ちで見事に乗り切ったあなたを、心から誇らしく思います。

担任からのコメント

弥さん、第一志望合格おめでとうございます!
5年生の時から最後まで自分のペースを守りながら、進めてきた努力の成果です。
それでも課題の量に苦戦して、フォーサイト手帳には予定よりもできなかったと振り返ることもありましたね。私が細かく課題をチェックし、次の課題を与えたとき「重た」としんどそうに言ったあなたを見て、私も辛くなりましたが、それでも逃げずに応じて取り組んでくれていたことやその精神が合格の道を切り開いたのだと思います。
これからは憧れだった学校の一員になり、憧れる立場から憧れられる立場に変わっていきます。中学から高校の6年間を大いに楽しみつつ、有意義に過ごして、これからも幸せ人生を歩んでください!
弥さんの、これからのご活躍を引き続き応援しています。
たまには教室に顔を出しに来てくださいね!!一年間本当にありがとうございました!!

山田 直人

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