京都市立西京高等学校附属中学校
合格-2019年度
世界中の人々が笑顔になるような世界にするために、ファッションデザイナーになり、まずは日本のたくさんの人々を楽しませることです。
私は笑顔があふれる世界になれば、戦争のない平和な世界になると考えています。世界中の人々を笑顔にするために私には何ができるのかを考えたとき、私の好きな洋服や裁ほうの分野で活やくしたいと思いました。そして、ファッションデザイナーになればたくさんの人々を笑顔にできると考え、ファッションデザイナーになり、世界中の人々を笑顔にするということを志にしました。私はこの志を大切にして、これからも努力したいです。
絶対にあきらめないこと
私は、小学五年生の一月の初めごろに成基学園に入塾しました。友だちが京都市立西京高等学校附属中学校に入るために成基学園で勉強をしていたので、私もこの学校に興味を持ちました。インターネットで調べてみると、勉強だけでなく、「グローバルリーダー」の育成や「生きる力」の養成にも力を入れているということがわかり、この中学校に入りたいと思い、成基学園に入塾しました。
入塾したときは、まわりのみんながとてもかしこくて、追いつくのが大変そうだと思いました。けれども、先生もみんなもとても優しくて、友だちもたくさんできて、楽しく勉強することができました。
それでも、模試の合格判定は、E判定やD判定ばかりで、一番良い判定でもC判定だったので、全然合格できる気がしませんでした。それでも、最後まで一生懸命勉強しました。家では過去に出題された問題を解き、塾では自習室で授業の復習をし、学校でも休み時間に参考書を読みました。そうすると、最初は全然できなかった塾のテストができるようになり、とてもうれしかったです。
学校で疲れているときにも勉強しなくてはいけないときは、辛かったのですが、がんばって勉強した分、前よりも良い結果が返ってくると思うと、辛くてもがんばることができました。〈日曜練成講座〉では、テストをして解説をするかたちだったので、入試本番で、まず何から解けば良いのかや、どのように解けば良いのかがわかり、とても役に立ちました。
入試当日は、とにかくきん張しないで、いつも通りに落ち着いてのぞみ、これまで勉強してきたこと、自分の力を全て出し切るつもりで、本番に挑みました。試験中は問題のことだけを考えていたので、一切きん張はしませんでした。また、心を落ち着かせるために試験と試験の間にはのびをするなど、少し体を動かしました。
面接では、面接官の先生方に笑顔で明るく接し、目を見て話すことや、積極的に手を挙げて話すことを意識しました。あせってしまうと、上手く話せなくなってしまうので、あせらないように気を付けました。こうして試験でも面接でも、自分の力を全て出しきることができました。
模試の結果も良くなかったし、入試の前は、合格できるとは全然思いませんでしたが、「やるだけやってみたい」と思いました。「全力でやってみたい」と思って、絶対に最後まであきらめませんでした。入試直前は志望校合格のため、勉強を始めたときよりも、一生懸命勉強しました。その結果、私は西京高附中に合格することができたのだと思います。私を支えてくれた友だちや家族には、とても感謝しています。
これから受験をする人たちには、どれだけ塾のテストや模試の結果が悪くても、合格できそうな気がしなくても、最後まで絶対にあきらめないでほしいと思います。入試当日も、きん張しないで、いつも通りに挑んで、自分のことを信じてほしいと思います。
また、志を持って努力をしてほしいです。私には、「世界中の人々が笑顔になるような世界にするために、ファッションデザイナーになり、まずは、日本のたくさんの人々を楽しませる」という志があります。夢というものは、自分のために何をしたいか、というものですが、志というものは、自分だけでなく他の人のために何をしたいか、というもので、とても大きな目標です。これから受験する人たちには、この大きな目標を持って、努力してほしいです。
人は、目標があると、さらにがんばることができるので、大きな目標をかかげてください。どんなに辛くても、努力することをやめないでください。自分に力がなくても、努力をすれば、力をつけることはできます。絶対に最後まであきらめないで努力すれば、きっと合格できます。
西京高附中は、勉強がとても難しいので、地元の中学校に行くよりも、苦戦するかもしれません。それでも、きっとその分楽しいと思うので、一生懸命がんばりたいと思います。
志を大切にして、最後まで絶対にあきらめないで、これからもずっと努力していきます。
私は中学受験で、「あきらめない」ことはとても大切なことだと学びました。これからも、「あきらめない」ことを大切にして、ますます成長していきたいと思います。