京都市立西京高等学校附属中学校
合格-2014年度
自分の夢に向かって
僕の将来の夢は、人間と動物、植物が共存できる世界を創造する研究者です。四条西院教室の社会の授業で、人間がどのように生活をしていて、それがどのように動物、植物に影響しているのかを勉強しました。そして、人間のしている環境破壊のことについて知りました。
僕は、人間がこれからも今のような生活をしていると、そのうち今の生活ができなくなると思いました。そうなると、他の動物そして植物が住めなくなり、最終的には人間も住めなくなってしまうと考えました。そのような世界になるのをくいとめるために研究者になろうと思いました。僕の夢である研究者になるために、これからは、英語をたくさん学びたいです。なぜなら、研究したことを海外に発表するために英語が必要だからです。自分の夢をかなえるための前提として、英語に強くなること、そしてプレゼンテーションの仕方を学ぶことの二つがあげられると考えました。京都市立 西京高等学校附属中学校と、京都府立 洛北高等学校附属中学校のどちらを志望するか迷っていましたが、この二つの条件にあてはまる学校は、西京高附中だと思って志望校に決めました。
成基学園に入塾したのは二〇一三年の春でした。母に言われるままに入塾テストを受けました。塾に通うことが初めてだったので、とまどいましたが、あっというまに友だちができて、気がつくと塾に行くのが楽しみになっていました。授業も楽しくなり、集中して受けることができました。時が経つにつれ、友だちの中に良きライバルもできました。ライバルと競うことで、より授業が楽しくなりました。また、これまで自分の成績にしか興味がなかったのが、まわりの人の成績にも関心がでてきて、知りたいと思うようになりました。「あの友だちには絶対に勝ちたい。」このような気持ちがあったおかげで、家での勉強がスムーズにいくようになりました。また、競争心により、勉強にあまり手がつかないときも、そのことを思い出して取り組めました。
合格するために、僕は成基学園で三つのことを努力しました。一つ目は、先生が授業中に話されたことをノートに書き写しました。別解なども全てそうすることで、後にどのような解き方をしたのかが全部分かりました。二つ目は、休まずに出席したことです。授業に一回出ないだけで遅れを取ってしまうからです。また、遅刻しないように、授業開始前には必ず来るようにしていました。三つ目は、授業後に残って宿題をしたことです。塾の宿題をやったり、学校の宿題をやったりして、家に帰ったら、できるだけ短時間で寝られるようにしました。
家庭学習では、四つのことを努力しました。まず規則正しい生活をして、体を壊さないようにしました。体を壊したら勉強ができなくなり、元も子もありません。すい眠時間は必ず九時間はとっていました。次に、適度な休けいを取りました。これは兄の教えで、そうした方が勉強に集中できました。一時間に十分の休けいを取り、五時から何時までというふうに時間を決めてやりました。さらに、学校を休みませんでした。これも規則正しい生活をするためです。最後は、授業のテキストのやり直しをしたり、できるだけ多くの問題にふれるために、たくさんの過去問を解いたりしました。
入試の一週間前になっても、全然緊張しませんでした。どんどん時が過ぎていき、とうとう一月十八日になりました。Ⅰ先生に朝からたくさんしゃべるように言われていたので、母と試験会場に行く途中、ずっとしゃべっていました。無事入試が終わると、「受かるかも。」と思いました。どの教科もほとんど書けたからです。しかし日がたつにつれて、友だちから、「問題簡単やったなー。」と言われ、どんどん自信をなくしていきました。発表の当日、学校では全然落ちつきがなく、そわそわしていました。手に汗をにぎりながら家のドアを開けると、母が笑顔でむかえてくれたので、全身の力がぬけたようにほっとしました。点数の開示をしてもらいに行くときに、やっと受かったというよろこびが込み上げてきました。
僕が合格できたのは、勉強をイヤイヤするのではなく、楽しみながらできたからだと思います。これから受験する人たちにとっても、これが一番大事だと僕は思います。