京都市立西京高等学校附属中学校
合格-2013年度
受験を通して感じたこと
私の将来の夢は、動物たちを元気にする獣医になることです。友だちの影響で動物が好きになり、動物と関わる仕事につきたいと考えるようになったことが、きっかけでした。 そして、テレビで獣医をしている人を見て、私もあんなふうに充実した生活を送ることができればいいなぁ……と、あこがれるようになりました。
獣医になりたい、という夢を叶えるために、これまでは犬種を覚えたり、その特徴などを知ったりと、動物について詳しく知ろうと努力していました。これからは、今まで以上に詳しく動物について知るためにも、動物たちの生活習慣や動作などを、知りたいと思っています。
私が成基学園に入塾したのは、小学六年生の六月です。学校で仲良しだった友だちが通っていると聞いて、成基学園を知りました。その後インターネットで調べてみると、合格者数が多いということがわかり、知求館への入塾を決めました。六年生の途中からの入塾にも関わらず、先生が優しく接してくださいました。最初の方は、難しい勉強や宿題が多くて、なかなかついていくことができませんでした。しかし、先生方から細かいアドバイスを受け、何とか続けていくことができました。そのうち、新しい友だちも増え、だんだんと塾が楽しくなってきました。先生方がわかりやすく、おもしろい授業をしてくださったおかげで、やる気も上がり、あきることなく授業に臨むことができました。
京都市立 西京高等学校附属中学校を選んだ理由は、部活動が盛んであり、六年間でしっかり勉強を身につけられそうだと思ったからです。私は運動することが好きなので、西京高附中には、部活がたくさんあるということは、私にとって大きなポイントでした。また、六年間どうやって勉強していくかも、きちんと構成されており、ここなら私もしっかり学べそうだと思いました。学校を詳しく知るために、学校見学に行ってみると、雰囲気が明るくて校舎もきれいでした。こういったことから、西京高附中を受験したいと思うようになりました。塾の宿題はとても多く、できなかったものもありました。でも、なるべくたくさん提出するために、学校の宿題は早く終わらせるように心がけていました。
十一月に習い事をやめて、受験に専念してからは、かなり宿題が出せるようになりました。家庭では、わからない問題や試験に出そうな問題を、父にホワイトボードに書いてもらい、わかるまで何度も解きました。また、社会のS先生が作られたプリントの問題を、時間を見つけて家族に出してもらいました。
受験を通して嬉しかったことは、塾のクラスメイトと一緒にがんばったり、お弁当を食べたりできたことです。また、テストの点数が良い順にランキングが貼り出されることになっていて、ランキングに入ったら嬉しかったし、やる気も上がりました。逆に辛かったことは、難しい問題や苦手なところをやっていたり、友だちに遊ぼうとさそわれたりすると、勉強が嫌になり、遊びたくなってしまうときがあったことです。でも、そんなときは受かった自分を想像することで、その思いを振り払っていました。
私が一番感謝したい人は、家族です。集中して勉強ができるような環境をつくってくれたり、わからないところや一人では大変なところなどがあると、一緒に勉強につき合ってくれたりしたからです。また、インフルエンザや風邪にかからないようにと、外出をなるべく避けてくれました。そのおかげで私は、元気なまま毎日勉強することができました。 本当に感謝しています。 今回の中学受験を経験して、勉強を積み重ねていくことの大切さを知ることができました。 以前は勉強が少し苦手だった私が、今では少し好きになったのも、受験があったからだと思っています。 中学や高校では、部活が始まり忙しくなるうえ、中間テストや期末テストで追い込まれると思います。 でも、勉強と部活を両立させて充実した学校生活を送るために、また将来、獣医になる夢を叶えるためにも、気をゆるめずにがんばっていきたいと思います。