京都市立西京高等学校附属中学校
合格-2022年度
世界中の人々を笑顔にするために、医者になってたくさんの難民の人たちを救うことです。
私は人を救う仕事に就きたいと思っていました。医者が主人公のドラマを見ていたので、医者を目指そうと考えました。最初は外科医になりたかったけれど、ユニセフのコマーシャルが流れていたので、難民たちを救う医者になろうと思いました。医者になるという志を持った私は、三年生からかよっていた塾をやめずにがんばって志望校に合格することができました。中学生になっても、その志に向かってがんばっていきたいです。
山あり谷ありの合格
私が成基学園に入塾したのは、三年生の春からです。私が中学受験をしようと思ったきっかけは覚えていないけれど、母によると私が「中学受験をしたい」と言いだしたそうです。だから中学受験をするためにも、入塾しようと思いました。はじめは宿題も少なかったので、簡単だと思っていました。成績はまずまずでした。
私は三年生で志を立てたときから、医者になろうと思っていました。六年生になり、ユニセフのコマーシャルを見て、世界の人たちのために働こうと思いました。
志望校を決めるときは、自分の志にあっているかどうかを重視しました。 そのことを知るために、学校しょうかい動画やパンフレットなどを見ました。私の進学する中学校は、自分の志にあっていて、また生徒一人一人がいきいきとしていて楽しそうでした。
私は塾の先生に、「わからないことを質問するといい。」と言われたので、宿題やテスト、授業内容でもわからないことがあったら先生に質問しました。でも質問するときは自分で考えたり、解説を見たりしてもわからないときにしました。その習慣を続けることができたので、自分の苦手なところが少しずつ減っていきました。 また家庭では、ゲームやユーチューブなどを見たりするのをやめて勉強に集中しました。そうするようになったきっかけは、六年生最初の成基オープンテストで悪い順位や点数をとってしまったことです。もとの順位にもどすためにも勉強量を増やし、授業の復習をするようにしました。
塾にいくと自分の知らなかったことが増えたし、学校の授業が簡単に感じられました。しかし、塾の成績が落ちるとショックで、自信を失ってしまうこともありました。また宿題の量が多いので、自分の好きなことができず、つらかったです。でも、受験勉強をがんばってよかったなと思いました。
苦手な教科は国語でした。いつもテストなどで国語が足をひっぱっていました。何とか克服しようと思っても、国語の勉強をめんどうくさがってしまい、算数や理科などの勉強をしてしまいました。しかし、〈西京高附中模試〉や〈京都府公立中高一貫校模試〉で国語の点数が悪かったので、 国語の授業の復習もしっかりとし、毎月出される作文などもじっくり考えて提出しました。 しかし、一つだけ後悔したことがあります。それは、漢字の勉強です。簡単だと思っていたので、あまり勉強していなかったのです。すると入試当日、漢字が全然できなかったので、もっと漢字の勉強をすればよかったと思い、後悔しました。
〈日曜進学教室(日進)〉の成績は良かった方だと思います。〈日進〉第三回では成績がガクンと下がってしまったので落ち込みました。しかし、めげずに最後までがんばることができました。入試はその〈日進〉二十回目だと思い、臨もうと思いました。そして一月十五日。ついに志望校の入試の日になりました。きん張しましたが、ワクワクといった気持ちもありました。算数ができなかったと思いましたが、心を切りかえて次の教科に臨みました。
そして、合格発表の日。自分の番号を見たときはうれしくて、なみだが出ました。周りに人がいなかったら大声でさけびたかったほどです。となりにいる母も私のように喜んでくれて、三年生からの努力はむだじゃなかったと思いました。もし、自分の番号がなかったら、今ごろ私はどうなっていたんだろうと思いました。 私の周りにも喜んでいる人がいて、この人たちと同級生になるんだなと思い、中学校生活にワクワクしてきました。
私は塾の先生や家族、学校の友だち、塾の友だちに支えられて志望校に合格することができました。夢をかなえる一歩をふみ出すことができました。
一番感謝しているのは、母です。毎日、おくりむかえをしてくれたり、弁当をつくってくれたり。弟の世話もあるのに、すごいなと思います。だから、私は母の期待に応えるためにも志に向かってがんばろうと思います。 中学受験よりも大変かもしれないけれど、志を実現させて、世界中の人々を救いたいです。