京都府立嵯峨野高等学校(京都こすもす科) | 宝物の一年【高校受験-合格体験記】|成基学園-受験指導と志共有の学習塾

京都府立嵯峨野高等学校
(京都こすもす科)
合格-2019年度

わたしの志は、

海外の貧しい地域に学校を創って、先生になることで、たくさんの人々の夢を支えることです。

テレビで見た男の子が、この志のきっかけでした。その子はアジアの貧しい村に住んでいて、「学校に行きたい。」と言っていました。家の仕事に忙しく、学校も遠く、通いたくても通えない人がいることに驚きました。日本に生まれ、これまでたくさんのことを学んできた私には、あの子のような人々を支えることができると思っています。諦めずに努力を続け、必ずこの志をかなえます。

宝物の一年

たくさんの人に支えられて過ごしたこの一年間は宝物です。
私が成基学園に通い始めたのは、中学三年生の春からです。このときからの一年は、山あり谷ありでした。
授業は楽しく受けていましたが、数学の内容についていけず、小テストでは、いつも半分もとれませんでした。解き方がわからない私を助けてくださったのはH先生で、毎回の授業後に教えてくださいました。

〈夏期学習合宿(合宿)〉では、奈良会場には行けませんでしたが、復習の大切さを実感しました。また、これまでにない勉強量で、自分が思う限界が限界ではなかったことを知りました。

この〈合宿〉を通して、成基学園の先生方の思いを知り、ライバルを見つけたことで、私の受験に向ける思いも変わりました。

〈日曜進学教室(日進)〉が始まると、毎週自分の努力が足りていないことを見せつけられ、やる気を失いました。復習の力がすごいということはわかっていても、間違えた問題やわからない問題が多すぎて、〈ベーシックコース〉の復習はしませんでした。

しかし、〈チャレンジコース〉では、わかる問題も増え、ランキングにものるようになったので復習を始めました。すると、どんどん点数も伸びてゆき、楽しく勉強するようになりました。

〈日進〉の成績は伸び続けて、冬休みになりました。京都府立 嵯峨野高等学校の過去問を解くと、全てが平均点以下で、解くたび悪夢を見ました。焦りと不安が生まれた冬休みでした。

そして、一年で最も絶望した日が、〈日進〉最終回の前日です。この日、数学の過去問を解き、正解したのはたった一問。頭が真っ白になりました。

〈日進〉最終回、不安もありましたが、挽回してやろうと気合いを入れました。結果は〈チャレンジコース〉で全園一位でした。前日のことがあったのであまり喜べなかったけれど、このことは本番で自信を与えてくれました。

〈日進〉で自分の実力を確かめたことで、勉強も前向きにできるようになりました。毎週テストをするのはつらかったけど、この努力が、私を強くしてくれました。

私立高校の試験では緊張せずに解けましたが、狙っていた全額免除の資格がとれず、悔しかったです。落ち込んで、自信をなくした私を救ってくれたのが家族です。「とりあえず高校生になれる。」という母の言葉を何度も聞いて、「入学するのは嵯峨野」と、自分をやる気にさせました。この切り替えができて良かったです。

ついに迎えた嵯峨野高校の試験当日。「自分のためだけじゃない。支えてくれた先生のためにも絶対に受かってやる」と、門でお会いした二人の先生方の笑顔から、力をもらいました。試験直前は震えるほど緊張したし、「一年で学んだことを五十分で出し切らなければ合格できない」というプレッシャーもありました。

しかし、これまでの自分の努力や、先生方の顔を思い出しました。このおかげで、集中して本気で挑むことができました。だから、試験では、完全燃焼できました。合格の報告を、家族や塾に伝えられたことが本当に嬉しかったです。喜んでくれて、幸せでした。嵯峨野高校を受検して良かったと、心から思っています。

このように、いろいろなことを経験し、乗り越えて、私は合格しました。そんな私から、これから高校受験をするみなさんに、がんばってほしいことが二つあります。

まず、コツコツ復習をすること。私は、最後の三ヵ月で詰め込んで勉強したことを後悔しています。後になって後悔しないように、計画を立てて、進めてほしいです。

二つ目は、諦めないこと。私は何度も失敗しました。でも、前向きにがんばり続けたことで、第一志望校に合格することができました。

みなさんには家族や成基学園がついているので、力を出し切れると信じています。

最後に、私は一年間で多くの人に支えられました。

塾の帰りには必ず迎えに来てくれた家族。約束より遅れたり、雪が降りはじめたりしても必ず待っていてくれました。成績が落ちても、励まして笑わせてくれました。辛いときもあったけれど、成基学園に通って良かったです。ありがとう。

応援し続けてくださった成基学園の先生方。受験直前、焦っていると声をかけてくださって、良い点を取ると誉めてくださいました。楽しい受験生生活を送れて、この一年は宝物です。ずっと見守ってくださり、ありがとうございました。

これからは、私がたくさんの人を支えたいと思います。そして、これが私の志です。努力を重ねて、必ず実現させます。

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