京都府立嵯峨野高等学校(京都こすもす科) | スタートダッシュ【高校受験-合格体験記】|成基学園-受験指導と志共有の学習塾

京都府立嵯峨野高等学校
(京都こすもす科)
合格-2022年度

森 拓慎さん

わたしの志は、

一人でも多くの人を笑顔にできるような薬剤師になることです。

この志を立てた動機は母が薬剤師で、いつも多くの患者さんを笑顔にしてきた母のようになりたいと思ったからです。志を果たすために、これまで私は、高校受験の勉強をがんばってきました。しかし、受験はあくまで通過点なので、これからも勉強を続け、薬剤師になりたいです。

スタートダッシュ

「始めるのが遅かった」。私の本当の意味の受験はこの言葉から始まりました。

小学六年生の五月、私は中学受験にチャレンジするために成基学園に入塾しました。入塾した当初はハイレベルな授業に苦戦し、私の成績は思うように伸びませんでした。しかし、最初こそ悪かったものの、段々成績が上がっていきました。でも、受験の結果は「不合格」。「なぜもっと早くから受験勉強に取り組まなかったのだろう。もっと早くから受験勉強しておけば、合格できたのに」と後悔しました。しかし、この失敗こそが私を合格へ導いてくれた最大の要因だと今は感じています。

その経験を踏まえて、もう一度基礎から勉強しようと決意しました。つまり、スタートダッシュをしっかり決めるということです。塾にはいろいろな生徒がいました。私のクラスではYくんを中心にとても活発で、にぎやかなクラスでした。私も入ってすぐに雰囲気になじむことができました。授業では、わかりやすく、なぜそうなるのかしっかり説明してくれる信頼できるメンターばかりでした。メンターの方々ともコミュニケーションがとりやすく、勉強に関して不安を感じることはありませんでした。

「嵯峨野高校に行きたい!」そう思い始めたのは二年生の夏頃でした。学校説明会やオープンスクールに行き、私は実験がとても好きなので、京都府立嵯峨野高等学校の充実した実験の設備や広大な校有林に惹かれ、行きたいと思いました。嵯峨野高校は、部活動と勉強を両立できるというところにも魅力を感じました。

私は勉強を続けました。私は勉強量にこだわるより、学習を継続することを意識しました。定期テスト期間だけ猛勉強する人もいますが、それは本当の力にはなりません。それよりも、毎日コツコツ勉強することに集中しました。また、家庭では食事を楽しみ、家族との時間を大切にしたり、リラックスする時間を作ったり、心のケアを大切にしました。また、苦手な英作文を繰り返し練習しました。おかげで、成績は沈むことなく安定した順位を維持できました。

受験を通して辛かったことはもちろんありました。しかし、塾の友人たちとさまざまな話をすることはとても楽しいことでした。友だちと話せると思うと、塾へ行こうと思えたし、おかげでストレスをためるということはほとんどなかったと思います。

辛かったこともあれば、もちろん嬉しかったこともあります。〈堀川・西京・嵯峨野模試〉で、同じクラスの特待生のMさんに総合点で勝ったときは、本当に嬉しかったと覚えています。先生との面談でこのままいけば嵯峨野高校をトップぐらいで合格できると言われたときは、心の中で「いけるぞ」と叫んでいました。それでも受験が近づくにつれて緊張してきます。本当に合格できるのかどうかと何度も自問しました。しかし、〈正月特訓〉や〈直前特訓〉で確実に復習していき、落ち着いて受験の準備ができました。

迎えた受験当日、私は受験前に言ったことを心の中で復唱しました。「俺ができない問題は、みんなできん」。自信がありました。緊張を楽しむ余裕までありました。それにはいくつかの理由が挙げられます。一つはスタートダッシュがよかったこと、またわからない問題はメンターの方々が教えてくださったこと、さらに自分の受験が終わっても塾へ来て盛り上げてくれたYくん、幼なじみで対抗心を燃やしてくれたMくん、いつも話をしてくれた友人たち、周りの人々の思いが重なって自信に繋がりました。

結果は「合格」でした。あの悔しかった日から約三年が経っていました。落ちた者にしかわからない悔しさを、解答用紙にぶつけることができたのだと思います。得点開示で七割も取っていることに気づいたときには自分でも驚きました。

これから受験するみなさんは落ち着いて勉強する環境を作ることが大切です。焦らないように人より早くスタートダッシュをきれれば、まずは成功です。そして、成基学園であった志講座で先生がおっしゃったように、高校合格はゴールではありません。終わりは始まりと言うように、この合格が人生のスタートラインだと思って、私は私の志である薬剤師になることに向けて、これからも走り続けます。

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