京都府立嵯峨野高等学校
(京都こすもす科)
合格-2020年度
どんな人も笑顔ですごせる世界のために役立つことです。
この志を立てた動機は何かというと、我が家にホームステイで何度か外国の人が来られて、一緒に生活する機会があり、そのときに国や文化が違っても、人としての感じ方や暮らしは同じだと感じました。そして、自分がもっと広い世界を知り、どんな人も幸せだと感じられる日々の生活が送れるように、何かできる人になりたいと思っています。
続けることの大切さ
私が成基学園に通い始めたのは、中学一年生の授業が開講するときでした。友人のすすめで授業を体験し、ここで勉強したいと思い、入塾を決めました。
一年生、二年生の頃は所属していたバスケットボール部の活動が、平日だけでなく土曜日、日曜日も毎日ありました。中学校から帰宅し、宿題をして塾に行くことの繰り返しで、とてもしんどかったです。そんな中でも、毎日中学校に自主勉強ノートを提出することを続けてやろうと決めて、朝早く起きて取り組むなど、時間を工夫して欠かさず行ってきました。
夏休みや冬休みなどの長期休暇になると、部活動は毎日、一日中練習や試合で、塾も毎日になり、本当に大変でした。部活動では、大会でベスト四に入るという大きな目標があり、その目標の達成に向けて練習をがんばっていました。勉強では具体的な目標は決まっていなかったけれど、学校の授業や定期テスト、塾での学習を他のことを考える暇もなく一生懸命やっていたので、充実していると感じていました。そして、二年生の秋に、二年生以下対象の京都府立 嵯峨野高等学校の説明会に参加しました。そこで、嵯峨野高校の国際交流活動やアカデミックラボについて知りました。
三年生になり、他の高校の説明会に参加して、具体的に自分の進路をどうしたらよいのか考えるようになりました。成基学園主催のたくさんの公立、私立高校が集まる説明会に参加した際に、直接、嵯峨野高校の先生に質問し、お話をうかがい、この高校ならたくさんのことにチャレンジできて、培った経験を将来につなげられると思ったので私に合っていると感じ、目指すところになりました。
三年生の夏、部活動の今までの練習の成果が試される大きな大会がありました。目標のベスト四達成の一歩手前で敗れ、引退しました。悔しい思いをしましたが、「よし、次は受験だ!」と気持ちを切り替えて勉強に取り組まないといけないと思いました。でも、模試の合格判定であまりよい結果ではなかったので、どこからどんなふうに勉強したらよいのかわかりませんでした。
初めての経験だった〈夏期学習合宿(合宿)〉では、いつもと違う環境で勉強し、ライバルとなる受験生の存在を知りました。〈合宿〉では、昼間の授業で習ったことをその日の夜の自習の時間に復習する方法で勉強し、順調に学んだことが身についていることを実感しました。私に必要なことは復習をすることだと気付き、それからの授業では解けなかった問題に印をつけて、家で復習するように工夫しました。
夏休みが終わると、すぐに〈日曜進学教室(日進)〉が始まりました。テストを受けた後に、すぐ解説授業があったことによって、より深く学べていたと思います。毎回順位表が出るので、「一〇〇位以内に入りたい」という思いや、〈合宿〉で仲良くなった人の名前があるのを見て、「負けたくない」という思いが励みになり、さらにやる気が出ました。〈日進〉はだいたい毎週あったので、一週間で復習するのは本当に大変でした。それから〈正月特訓〉、〈直前特訓〉なども全力で取り組みました。受験の一ヵ月ほど前からは、苦手な範囲の問題を解いたり、朝早く起きて勉強するようにしたり、本番に向けて、さらに追い込みをかけて準備をしていきました。
そして迎えた受験当日は緊張しましたが、自分の力を信じて問題に挑みました。受験を終えてから約一週間後の合格発表までは、ずっとどきどきしていました。合格発表当日、ボードには確かに自分の番号がありました。見つけたときはとてもうれしかったです。お母さんに、「おめでとう。おつかれさま。」と言ってもらって、今までがんばってきて本当に良かったと思いました。それと同時に、家族の支えがあったからこそ、今までがんばってくることができたのだと思いました。
一年生、二年生の頃に部活動と塾で精一杯だったけれど、毎日中学校に自主勉強ノートを提出することを続け、部活動と塾での勉強の両立もしんどかったけれど、できるだけ休まずに続けてきたことが、最後の良い結果を得ることにつながったのだと思います。
私が受験を通して、中学校生活三年間を通して学んだことは、「継続は力なり」です。これから高校生になっても、この言葉を信じてがんばっていきたいです。
2021年度 - 合格体験記
名前 | タイトル | 所属の教室 |
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上月 あかりさん | ||
武内 睦さん | 桂教室 | |
中島 陽花さん |