滋賀県立膳所高等学校(普通科)
合格-2013年度
毎日、コツコツと
僕の夢は、人に喜んでもらえる建物を設計する建築士になることです。スペインの世界遺産であるサグラダ・ファミリアを見て、その壮大さに圧倒されたことがきっかけです。自分の作ったものを見て、多くの人に感動を与えられる、そんな建築物 を造ることができるようになりたいと思っています。
僕は、小学四年生のときから成基学園 大津教室に通い始めました。
小学生の間は、「トップ高ジュニアコース」に所属していたので、受験のことは気にも留めていませんでした。しかし、そんな中でも、小学部メンターの方々のご指導のおかげで、日々の家庭学習の大切さを知ることができました。
そうこうしているうちに、僕は小学校を卒業し、中学生になりました。
成基の中学部ではSクラスに入ることができ、嬉しい反面、受験を意識するようになりました。Sクラスに入ったこともあり、最初は不安も多くありましたが、そんな不安はクラスで共に勉強している仲間が取り払ってくれました。
中学部では、ただ与えられた課題をこなすだけでなく、予習も自分で進めていかねばなりませんでした。中でも、英語は授業スピードが速く、授業に遅れないように予習をするだけで精一杯という状況でした。しかし、授業には遅れたくなかったので、時間を見つけては必死に英語を勉強しました。
今、振り返ってみると、あのときの必死の勉強のおかげで、受験会場でも英語を武器にして闘い切ることができたのだと思います。
これから受験を迎えるみなさんにも、一、二年生のうちに得意科目をつくっておくことを薦めます。得意科目はテストにおいて自分の強みになってくれるからです。
そして迎えた三年生。教科書も厚みを増し、受験が近づいていることを身近に感じるようになりました。
学校では、実力テストが始まりました。最初の一、二回は自分でも驚くぐらいの結果が出ていましたが、夏が近づくにつれて成績がだんだんと落ち込んでいきました。
そんな中、夏休みに入り、僕は「夏期合宿」に参加することにしました。合宿での五日間は辛く苦しいものでした。しかし、周りにいる同学年の人たちが必死に勉強している姿を見て、
「自分も、ダラダラしているわけにはいかない。」
と思い、普段の家庭学習よりも一層集中することができました。また、長時間の勉強を乗り越えたことで、自信にもつながったと思います。勉強の面だけでなく、精神的にも大きく成長できた実りある合宿になりました。
そして、夏休みが終わり、九月に入って「日曜進学教室(日進)」が始まりました。
「日進」では、今までの学習を単元別に解き直すことができ、改めて自分の苦手な教科、単元を理解しました。僕の場合は、数学が足を引っ張っていたので、「日進」の問題復習に特に力を入れたり、もう一度基礎を確認したりして対応しました。「日進」での成績は上がりませんでしたが、学校の実力テストでの成績は良くなっていきました。
一月に入って「日進」は終わってしまいましたが、その後も復習は、苦手単元を中心に継続しました。この復習を継続するという行為で記憶が定着するのだと、後になって改めて実感しました。
そして二月。いよいよ入試本番がやって来ました。私学入試も無事終わり、本命の滋賀県立 膳所高等学校 特色選抜入試。
当日は、
「新しい問題は解けなくてもいいから、簡単な問題でのミスは絶対になくそう。」
と思って、試験に臨みました。試験には、解けなかった問題もありましたが、あせらずに、落ちついて対処することができました。
二月十四日。滋賀県特色選抜入試の合格発表日、担任の先生から手渡された合格通知表を見ているうちに、自分は合格したんだと実感することができました。
ここまでの道のりは、長く辛いものでしたが、努力して本当に良かったと思います。
最後になりましたが、今まで指導してくださったメンターの方々、共に切磋琢磨した塾のみなさん、そして最後まで支えてくれた家族、親戚に感謝したいと思います。
本当にありがとうございました。
2022年度 - 合格体験記
名前 | タイトル | 所属の教室 |
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髙井 佳音さん | 守山教室 |