滋賀県立膳所高等学校(普通科)
合格-2016年度
「未来」の合格をつかむ私は、「今」の私がつくるもの。
私の志は、アナウンサーになって、人と人との心を繋ぐことです。
ニュースで報道されている遠く離れた国のことや、自分の知らない人についての話は、自らの日常との繋がりがないこともあるかもしれません。しかし、あるとき、私はニュースの報道をきっかけに、見ず知らずの人の気持ちに気付かぬうちに共感していました。そのとき、報道とは、ただ情報を伝えるだけではなく、報道をしている人、報道されている当事者、視聴している多くの人の心を繋ぐ役割も果たしていることに気付きました。そして、自分の声で人と人との繋がりをつくっていきたいと考え、アナウンサーになると決意しました。
私は、中学二年生のときに成基学園に入塾しました。きっかけは、一年生の間に勉強と部活を上手く両立できず、定期テストの五教科の合計点数が六十点も下がったことです。さらに、丁度その頃に、滋賀県立膳所高等学校
吹奏楽班の定期演奏会に行き、膳所高校への進学に興味を持つようになりました。
私が膳所高校を第一志望校にすると決断したのは、二年生の秋頃でした。それまで、内部進学をするか、外部受験をして膳所高校に行くか、とても迷っていました。しかし、学校で共に膳所高校を目指す友だちができ、N先生のお話で膳所高校が輩出したアナウンサーの方がいらっしゃると知り、志望校を膳所高校に決めました。
膳所高校合格を意識するようになり、二年生のお正月の三が日は合計二十四時間勉強しました。〈Vもし〉の社会の出題範囲と、学校の履修範囲が大きくずれていましたが、三が日のがんばりで自分が納得できるまで社会を勉強できました。早めにスタートを切ったことで、三年生の秋頃に体調を崩し、直前の追い上げが不十分であったことをカバーできました。
三年生になり、本格的な受験勉強が始まりました。〈夏期合宿(合宿)〉では、F先生のお話を聞いて、二年生の夏から目指していた「最上位」のクラスに入ることができました。〈合宿〉が近付くにつれ、自分の知らない勉強や、先生や友だちに会える楽しみが大きくなっていきました。
しかし、部活の県大会と、〈合宿〉の日程が重なってしまいました。私はどちらに行くか悩み抜いた末、入試への不安を作らぬためにと、〈合宿〉を選びました。副部長だったのに迷惑をかけてしまった私に、部活の仲間は、力を出し切った、という言葉を聞かせてくれて、仲間と共にがんばってきた日々を思い出し、幸せな気持ちになれました。それと共に、〈合宿〉の経験を絶対にむだにしない、と意気込みを新たにしました。〈合宿〉は、自分と、同じ志望校の仲間との実力の差を感じられるので、〈合宿〉後の勉強の方針を立てるのにとても役立ちます。もし、〈合宿〉に行くかどうか悩んでいるなら、ぜひ勇気を出して行ってみてください。
〈合宿〉後、〈日曜進学教室(日進)〉が始まりました。《ウルトラコース》の数学には、全くと言っていいほど歯が立ちませんでした。しかし、私はわからなかった問題をどうしても理解したくて、何度も解説を読み、理解できない点を明確にして質問をし、全て解決させました。質問に行くと、数学のT先生はいつもたくさんの時間を割いて、最後まで私を見捨てず、ときには粘土も使って教えてくださいました。私が最後までがんばれたのは、間違いなくT先生のおかげです。
入試直前の時期は、理科と社会の教科書を全て読み、不安な点をなくしました。しかし、記述と証明を中心とする公立の入試に最も効果的なのは、教科書の文言を覚えることだと気付いたのはかなり遅い時期で、数学についてはあまり自信が持てないままでした。それでも成基学園に「通う」という習慣は私にとって最も大切で、体力的に厳しいときも、授業を受けていた時間帯は、毎日とても集中できました。
はじめに私が述べた志は、成基学園でつかみとったものです。最初は、あまり勉強することの価値がわからずにいましたが、学んだからこそ見える世界と、得られる選択肢がありました。主体的に勉強する力、模試の結果に一喜一憂しないという、私の一番の強みを培ってくださった成基学園に感謝します。
私はこれまで志実現のために、成基学園のクラスで盛んだったグループワークを通じて、他者の意見を聞き、自分の意見を述べる力をつけていきました。これからも、その力を活かしていきます。
最後になってしまいましたが、私が関わった全ての人に感謝します。洛南高等学校受験への勇気をくれた友だち、手作りお守りをくれた友だち、私に風邪がうつらぬよう配慮してくれた友だち、全身全霊で合格を願ってくれた友だち。挙げ始めればきりがありませんが、多くの仲間がくれた力は一生の宝物です。
高校合格は、多くの方々からいただいた、最高の大切なプレゼントです。
2022年度 - 合格体験記
名前 | タイトル | 所属の教室 |
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髙井 佳音さん | 守山教室 |
2013年度 - 合格体験記
名前 | タイトル | 所属の教室 |
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O・Kさん | 南草津教室 | |
K・Nさん | 草津教室 | |
S・Kさん | エスト | |
T・Rさん | 堅田教室 | |
T・Sさん | 大津京教室 | |
H・Rさん | 大津教室 | |
M・Rさん | 守山教室 |