滋賀県立膳所高等学校(普通科) | 成基学園で得た学び【高校受験-合格体験記】|成基学園-受験指導と志共有の学習塾

滋賀県立膳所高等学校(普通科)
合格-2018年度

わたしの志は、

全ての人が安心して使える、便利な商品をデザインして、いろいろな人の生活をよりよくすることです。

ユニバーサルデザインの商品が定着しつつある今日でも、日常生活で困難を感じることがある人はまだまだいるでしょう。私がこの志を持ったのは、私が左利きで、日頃から不便さを感じているからです。自分が普通に使えるものが、他の誰かにとっては使いにくいものだとはなかなか気づけません。だから私は、いろいろな人の声を取り入れたものを作れるデザイナーになりたいです。

成基学園で得た学び

私にとって、中学三年生で体験した受験勉強は、これまでの自分を変える大きなチャンスであり、試練でもありました。それまでの私は、勉強をすることに対して意義を感じられず、逃げてばかりいました。テストの偏差値は六十を下回っていたし、学校の成績の五段階評価は三と四ばかり連なっており、受験のことなんて考えてもいませんでした。

そんな私が滋賀県立膳所高等学校を第一志望校に選んだきっかけは、三年生でSクラスにあがることになったことです。周りといろいろな面で差があることに気づき、自分も同じように努力しようと腹をくくりました。

夏の〈夏期学習合宿(合宿)〉では、奈良会場の三組でした。滋賀Vもしの結果をもとにしたクラス分けと聞いていたので、行く前は少し気が緩んでしまっていたのですが、会場に着いてすぐに始まった最初の授業から圧倒されました。受験という同じ目標を掲げている同じ学年の人たちが、どれだけの努力をしてきたのかを肌で感じ、私は心を入れ換えて必死で勉強しました。〈合宿〉は勉強の量が多いうえに、一つひとつの内容が充実していて、「もう無理だ。」と諦めかけたことは何度もありました。それでも、同室の仲間や知り合いと励ましあいながら乗り越えたことで、確実に自信と実力、精神力がついたと思います。

〈日曜進学教室(日進)〉では、テストの点数を愁う間も与えない速さで結果が出されました。単純なミスの多さに反省したり、自分の実力不足に失望したり、時には予想以上の出来に心の中でガッツポーズをしたりしました。その繰り返しの中で私は自分の苦手な分野やよく間違えるポイントを把握し、効率のよい復習方法を身につけることができました。〈日進〉は中学校三年分の範囲全てをカバーしていたので、遅れをとっていた部分を巻き返すことができました。

最終的な進路を決めるときに、私は併願校の一つに洛南高等学校を選びました。目標を高く持つことで受験に向けての意識を高めたかったことと、〈日進〉で蓄えてきた力を発揮したかったことが主な理由でした。

小論文や総合問題の対策講座、〈正月特訓〉と特色の〈直前特訓〉などで最終調整をし、ついに私は二月七日、特色選抜入試を迎えました。正直なところ、「ここで決めたい。」という気持ちはありました。しかし、数日前から気になっていた風邪がタイミング悪く悪化し、万全ではない状態で受検することとなり、結果は不合格。万全な状態なら受かった、とは言えませんが、後悔は今もしています。

さらに、特色選抜入試の数日後の洛南高校の受験日には、熱が九度台から下がらず、受験自体を諦めることになってしまいました。治りきっていない体にむち打って受けた大谷高等学校で、やっと調子を取り戻して合格をつかみ取ることができました。

一般入試当日までは、全力で勉強と体調管理に取り組みました。勉強が夜遅くまで長引いてしまったこともありますが、不安や焦りを押し殺して、今までの自分の努力を信じて休みました。とにかく、二月の二の舞だけは絶対に嫌だ、という気持ちを原動力にがんばりました。当日、数週間の努力が功を奏し、万全の状態で臨んだ最終戦では、どの教科も申し分ないくらいに実力を発揮できました。

入試が終わってから合否発表までの一週間が、実は一番落ち着けませんでした。当たり前ですが、受検生はみんな真剣で、あれだけがんばった私も甘かったのではないか、と不安になりました。しかしそれは、要らぬ心配でした。合格発表当日、膳所高校の門を抜けたところで「おめでとー!」と先生が駆け寄ってくるのを見た瞬間、張りつめていた気持ちが一気に緩んだことを覚えています。番号があることは、何度も確認しました。

私が受験勉強から学んだことは、バランスよく計画をたて、実行することの大切さです。計画を実行しないのは根本的にだめですが、実行しようとして一気に取り組むのもよくないのだと、苦い体験から気づきました。高校はまだまだ人生の序章です。しかし、気を抜けば一瞬でしょう。いつも支えてくれている人たちに感謝をして、高校生活を充実したものにしていきたいと思います。

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