同志社女子中学校
(LAコース)
合格-2016年度
夢への一歩
私の将来の夢は、獣医師になり、動物について学べる大学を京都につくることです。この「夢」が決まるまでは、勉強はしていましたが最終的な目的がなく、「ただ入試のためにしている」だけでした。
なぜ、この夢を選んだかというと、以前から動物が好きで、動物について学びたい人たちを応援したいと思ったからです。
夢を選んだきっかけは、テレビで女子大学をつくった広岡浅子さんのことについて知り、あこがれ、私も同じように大学をつくりたいと思ったということからです。
それから私は、生物について学ぶことの多い同志社女子中学校を目指し、そこでがんばって勉強し、夢を叶えようと思いました。同志社女子中に合格することが、夢への一歩だと思い、勉強しました。
志望校に合格したことは、終わりではなく始まりなんだと思います。これからは、夢の二歩目をふみ出すためにがんばっていきたいです。
私が、同志社女子中を選んだ理由は、生物について勉強することが多いということと、テレビで新島八重のことを知り、興味を持ったことがその始まりでした。新島八重は、新島襄とともに同志社を建て、その結果、同志社女子もできたと知り、そこに通いたいと強く思ったのです。
そんな同志社女子中について、よく知るために学校見学に行くと、学校は想像以上に広くて、雰囲気も良く、前にも増して通いたいと思い、やる気も出てきました。学校見学には、やる気も出るし、通っている自分の姿も想像できるので、行った方がいいと思います。
受験勉強のなかで、たくさんの講座を受け、実力をつけていきました。その中で、一番力になったのは〈日曜進学教室(日進)〉です。
〈日進〉では、テストの後すぐに解説授業があり、わからなかった問題の解き方がすぐにわかるので、「復習しよう」という気になったし、何より長時間集中して勉強する習慣がついたので良かったと思います。〈日進〉を受けるまでは、長時間勉強すると集中がとぎれていましたが、受け始めてから長時間、集中することができるようになりました。
受験を通して、つらかったことはいくつもありますが、その中で、特につらかったことが二つありました。
一つ目は、入試前日まで何回やっても解けない問題があったことです。
その問題は、理科の計算問題で、同志社女子中の赤本にも、よく出ていたものでした。理科の復習はよくやっていたのですが、見のがしていた部分があったのです。そのとき私は、「もう無理だ、受からない」と思って、落ちこみました。でも、気持ちを入れかえ、「他の問題は解けるのだから大丈夫だ」と思い直し、他の問題に取り組むようにしました。
二つ目は、〈日進〉で受かる確率が連続して二十パーセント以下になったことです。
それは、第十九回目の〈日進〉でした。「もうすぐ入試なのに最悪だ」と、ものすごく落ちこみましたが、気持ちを切りかえて勉強し、最後である第二十回目の〈日進〉は八十パーセント以上になり、良い結果を残すことができました。
〈日進〉の復習、赤本、『ラプラス』、理科の暗記……などをやっていくうちに、あっという間に時間が過ぎ去っていき、とうとう入試当日を迎えました。
当日は、前日よりは緊張しませんでした。理由は、入試会場にいつも教えてもらっていたⅠ先生や、教室で一緒に勉強した友だちがいたからだと思います。「これだけやって来たのだから、絶対受かる」と思い、入試に臨みました。
受験を通して、うれしかったことは、「がんばったら良い結果が出る」ということがわかったことです。努力を積み重ねることが一番大切だと思いました。
そして最後に、これから受験をするみなさんに伝えたいことは、「受からないんじゃないか。もうダメだ」と思うことは何度もあると思いますが、「絶対あきらめずに、がんばってください」ということです。
努力を積み重ねていけば、良い結果が出ます。自分が受かった姿を想像して、がんばっていってください。
2022年度 - 合格体験記
名前 | タイトル | 所属の教室 |
---|---|---|
笹岡 みこさん | 京大北教室 |
2019年度 - 合格体験記
名前 | タイトル | 所属の教室 |
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髙岡 優月さん | 学研教室 |