同志社女子中学校
合格-2022年度
CMプランナーになって、CMで世界中の人を楽しませることです。
私はテレビのCMが好きです。その理由は、短い時間で商品の魅力を最大限に伝えられるからです。大人も子どもも楽しめるCMを作り、大人が子どものとき、「こんなCMもあったよね」と思い出してもらえるようなインパクトのあるCMを作りたいです。
チャレンジ精神を忘れずに!!
私が成基学園に入塾したのは、四年生の五月でした。それまでは別の塾で国語と算数を勉強してきましたが、二つ上の姉と四谷大塚の公開模試を受けに成基学園に行ったのをきっかけに、体験授業を受けることになりました。体力に自信のない私は、集団授業についていけるかどうか不安でした。個別指導やWEB授業も同時に体験してみましたが、学校の友人も多く、活気ある授業が気に入り、集団授業でがんばることに決めました。
最初は一組からのスタートでした。受験のことはあまり意識せず、きちんと授業を受けて、宿題を確実にする。また、ショートテストや成基オープンテストの前は範囲を復習する。ひたすらこれをくり返しました。四年生の二学期から学校の成績が上がり、塾のショートテストでも良い点数が取れるようになってきました。好成績をとると、担当の先生からMVPカードがもらえるのがとても嬉しくて、次も良い点を取ろうと思うようになりました。
五年生に進級すると、授業数が増えて、塾でお弁当を食べることが多くなりました。自分でも正直、ここまで続けられるとは思っていませんでした。夏休みを過ぎた頃、先生から二組でがんばってみないかと話をいただき、自分の意志でクラスを変更しました。クラスが上がると、ショートテストの難易度もアップし、宿題の内容も量もハードになり、成績が伸びない日が続きました。自分のペースがつかめず、塾に行きたくないと親に反発することもありました。そんなときも先生やスタッフの方に励ましてもらい、なんとか勉強を続けることができました。姉が同志社女子中学校に入学して、とても楽しそうにしている姿を見て、私も同志社系列の学校に入りたいと強く思うようになったのも、ちょうどこの頃でした。
六年生に入ってからは、コロナの影響で授業が対面になったり、オンラインになったりと、社会の環境変化に対応することが求められ、落ち着かない毎日でした。楽しみにしていた学校見学や体験授業は全てキャンセルになり、学校の雰囲気を感じることさえできない状況でした。
〈日曜錬成講座〉や〈日曜進学教室〉もスタートし、日曜日も朝から晩まで勉強しました。テストの結果に一喜一憂しましたが、自分の苦手な単元が明らかになり、その部分を中心に復習をすることができました。夏休みは、〈夏期講習会〉、〈お盆特訓〉、〈算数集中特訓〉全ての講座を受け、夏休みが終わる頃、力だめしに五ツ木・駸々堂模試第四回を受験しました。最初は出題形式や会場の雰囲気に慣れず、あまり良い点数がとれませんでしたが、理科の先生が作ってくれた自作のテキストを見直して、テストに臨んだ結果、六回・特別会と連続で良い結果を出すことができました。
十月に入ると、各学校でプレテストが始まりました。私は学校見学も兼ねて四校受けました。テストに慣れるためにチャレンジしたプレテストですが、いつもと違う環境で受験できるのが、逆に良い気分転換になり、もしこの学校の生徒になったらと想像することができ、とても楽しい時間になりました。
秋頃コロナが落ち着き、同志社女子中の学校見学が行われることになり、初めて同志社系列校の学校の門をくぐりました。入った瞬間、きれいな校舎とのびのびとした校風にあっという間に心をうばわれてしまい、「この学校に入りたい。」と母に話し、私の第一志望校が決定しました。その日から赤本を手に取り、A日程の過去問に取り組みはじめました。十一月に入ると自己推せんの応募が始まりました。母からチャンスは一回でも多い方がいいとアドバイスされ、確認申請をすることにしました。申請の可否が届くまでの一カ月間は、とてもドキドキしましたが、落ち着いて、塾の宿題、過去問を解き、苦手の算数は計算問題集と『ラプラス』までをくり返し勉強しました。わからない問題は必ず先生に質問して帰るようにしました。することが多く、頭がパニックになるときは、『ふりかえり力向上手帳』を活用して、頭を整理するように心がけました。目標を文字にすることで、気持ちが落ち着き、終わった項目にチェックを入れるのが気持ちよく、計画的に物事を進める大切さを学びました。
十二月四日、学校から帰宅すると、同志社女子中から申請可能の手紙が届いていました。嬉しくて、はねあがり、母と一緒に泣きました。本番の試験まで気を抜くことなく過ごせるよう、塾の授業は最後まで出席し、自己推せんのテストである感想文と面接の練習を開始しました。一月十五日夕方、合格通知を頂いたときは、今までの努力が報われた気がして、心から嬉しかったです。
体が小さく、体力に自信のない私がここまでがんばれたのは、温かく見守り、励まし、時にはきびしくしてくださった先生方やスタッフの皆さんのおかげです。ありがとうございました。今の志を忘れず、これからもたくさんのことを学んでいきたいです。
2019年度 - 合格体験記
名前 | タイトル | 所属の教室 |
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髙岡 優月さん | 学研教室 |