同志社女子中学校 | 自分の夢をかなえるためにコツコツと【中学受験-合格体験記】|成基学園-受験指導と志共有の学習塾

同志社女子中学校
(LAコース)
合格-2019年度

髙岡 優月さん

わたしの志は、

罪を犯してしまった人の心を改めるための土台になれる警察官になることです。

私は、小さなときから警察官になりたいと思っていました。社会が今よりも安全で暮らしやすくなれば、被害を受ける人も少なくなると思います。被害を受けてしまう人の中で、まだまだ生きることができたのに死んでしまう人がいます。私は、そのような人を減らして、少しでも多くの人が被害を受けないようにできる警察官になりたいです。中学生になったら、外国の人とも話ができるように英語に力を入れたいです。

自分の夢をかなえるためにコツコツと

私は将来、同志社大学に行きたいと思っています。私は射撃を小学四年生から習っています。同志社大学の射撃部のコーチと知り合い、中学生になったら同志社大学の射撃場で、練習させてもらうことができると教えてもらいました。何が何でも同志社に行きたい、と思いました。

成基学園に入塾したのは、四年生の三学期でした。最初、算数の応用問題が苦手だったので、家の近所の個別指導塾に行ったところ、そこの先生が、「同志社系列に行きたいのなら、クラス指導の進学塾が良い。中でも、実績のある成基学園が良いのではないか。」とすすめられました。そこで、成基学園の入塾テストを受けた上で、算数の体験授業を受けてみました。算数のY先生の授業はおもしろく、とてもわかりやすく、ここで勉強しようと決めました。

四年生のうちは、何とか宿題もやって授業にも慣れることができましたが、五年生になって内容も難しくなり、授業時間も増え、なかなかついていくのが難しくなってきました。国語は得意で安定していたのですが、算数や理科には苦労しました。また、社会でも歴史単元に入り、関連づけて覚えていくことがなかなかできませんでした。

五年生の〈夏期講習会〉で、前期の復習をし、また夏休みを利用して、算数はテキストの復習をし、社会や理科は暗記シートを使い、用語の復習を行いました。九月のオープンテストでは、過去最高の点数を取ることができました。

もう一つ、苦労したことがあります。それは、「志シート」を書くことです。警察官になる、というばく然とした夢はあるけれど、どんな警察官になりたいか、考えたこともなかったからです。そして、どうして警察官という仕事があるのか考え抜き、「志シート」を完成させることができました。

六年生に入り、初めのうちは順調でしたが、〈日曜錬成講座〉、〈日曜進学教室〉が始まり、難しさも増し、やることも増え、成績も下降線をたどるようになりました。このままで大丈夫なのかな、と不安になりました。

そんな中、参加したのが〈夏期学習合宿(合宿)〉でした。三泊四日、ご飯とお風呂、寝ているとき以外はずっと勉強をしているような〈合宿〉でした。この〈合宿〉を通して、つかんだことが三つあります。一つは、自分の限界を知ることができたことです。それまで、あんなに集中して長時間勉強したことはなかったので、大きな自信となりました。二つ目は、いろいろな先生にやり方、解き方を教わったことです。中でも、国語のT先生に気合いを入れていただいたことが印象に残っています。三つ目は、自習時間のことです。友だちと社会の問題を出し合い、一緒に理解を深めていくことができ、励みになりました。

秋になり、いよいよ志望校を決める段階になりました。同志社大学に行くためには、同志社中学校、同志社女子中学校、同志社国際中学校、同志社香里中学校の四つの中学があります。その中で、通学のしやすさと校風を考え、同志社中と同志社女子中のオープンキャンパスに参加しました。どちらも魅力的でした。射撃の先輩に相談したところ、同志社は本人の自主性を重んじ、同志社女子はある程度の厳しさがあると教えてもらいました。自分の性格も考え、同志社女子中に決めました。

同志社女子中に入るには、一般入試と自己推薦があることを知り、両親とも相談の上、挑戦することに決めました。自己推薦の申請には、二つの基準があります。一つは小学校の成績、もう一つは指定の模試の成績で一定基準をクリアすることです。クリアするために塾から帰ってきて、疲れていても自主勉強では、いつも一番良い評価を取るようにし、テストでは算数の数学的な考え方のところが特にミスが多く、苦手だったので重点的に見直しをし、間違うことはほとんどなくなりました。十二月六日の自己推薦の結果の通知が入っている封筒の中身を見て、「受験資格あり」と書いてあるのを見たとき、うれしさがこみ上げてきました。そして、それと同時に両親への感謝の気持ちがわいてきました。

その後も特訓などにはすべて参加し、今まで二年間、一緒に勉強してきた仲間たちと最後まで一緒にかんばり続けました。

そして、試験当日。激励に来てくださっていたH先生にお手紙をもらって、自信を持って作文と面接を終えることができました。夕方にインターネットで合否を確認すると、自分の受験番号があり喜び、先生方や両親はじめ、関わってくださったいろいろな方への感謝の気持ちがわいてきました。

最後に、これから受験をするみなさん、どんなことがあっても、あきらめずにがんばってください。

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