京都府立洛北高等学校附属中学校
合格-2019年度
科学者になり、さまざまなところで活躍する電化製品やロボットを開発することです。
僕がこの志を立てたきっかけは四年生のとき、小学校で洗濯板での洗濯を体験したことです。科学でここまで便利になったということを実感しました。中学校では、志に向けてたくさんの科学の知識を身に付けていきたいです。また、仲間や先輩方と協力してさまざまなことを成しとげ、充実した生活を送っていきたいです。
あきらめずに続けること
小学三年生の終わり頃、成基学園に通っていた五年生の兄が、僕の友だちと算数の難しい問題の話をしていて、「僕も勉強してみたい」と思ったことが成基学園に入塾するきっかけでした。
四年生の〈春期講習会〉に通うことになったときは、ついていけるかどうか不安でした。しかし、先生がテキストをわかりやすく解読してくださるだけでなく、わからないことを生徒が自由に質問しているようすに、「これならついていける」と感じました。また、とても授業がおもしろく、楽しく勉強ができ、続けていきたいと思いました。
四年生のときは授業や宿題が、まだそれほど大変ではなかったため、他の習い事と両立しながら楽しく通えました。しかし、志は定まっていても、志望校がまだ決められていなかったため、ただ授業を受けている感覚でした。
五年生になると、志に合った志望校を決めることができ、毎回の授業がより意味のあるもののように感じられました。
僕が、京都府立 洛北高等学校附属中学校を目指すことにしたのは、兄の志望校でもあったので興味を持ち、調べてみると「洛北サイエンス」という授業があり、京都大学とコラボするなど、科学に力を入れていることを知り、理科が好きな僕にとって、科学の専門的な教育を受けられることが魅力的だったからです。オープンキャンパスでは、先輩方が自らの研究や課題を発表するコーナーもあり、さまざまなことを自分たちで取り組んでいることにもひかれました。
この頃、クラスの友だちだけでなく六年生とも仲が良く、六年生に混ざって自習することで、授業も授業後の自習時間も充実して過ごせました。そして努力に伴い、成績が上がったのもうれしかったです。
しかし、六年生になって自習をほとんどしなくなったこともあり、成績が下がってしまいました。家で復習や宿題をやっているとき、長い間集中することができず、テレビやゲームなどを勉強より優先させてしまうこともありました。そんなとき、母は問題を出したり、家事と宿題で競争したり、僕が集中して勉強できるようにさまざまな工夫をしてくれました。
その後、僕が成基学園の行事の中で特に心に残っている、〈夏期学習合宿(合宿)〉がありました。〈合宿〉では、今まで経験したこともない時間、集中して勉強することで、自分に自信がつきました。また、夏休みに算数の課題として出された『ラプラス』は、とても大変だったけれど、何周もすることで算数の基礎が身に付き、その後は基本問題はもちろん、応用問題も以前よりかなり楽に解けるようになりました。
しかし、〈日曜進学教室・ウルトラコース〉では成績が下がってしまい、落ち込みましたがY先生が、「成績が悪くてもあまり気にしなくてもいい。それよりもできなかった箇所を復習することが大事。」とおっしゃり、復習すべき課題を毎回教えてくださいました。また、共通回ではケアレスミスをたくさんしていまい、思うように点数がとれませんでした。「次はケアレスミスをなくすために一問一問見直そう」と考え取り組むと、今度は時間が足りなくなってしまいました。何度か失敗を繰り返した結果、一問ずつの問題に集中し、理解しながら読むことでミスを減らすことができました。
宿題だけで精いっぱいになり、なかなか自主勉強まで手が回らず、あせっていたこともありましたが、過去に解いた問題の見直しをしていて、「なんでこんな簡単な問題がわからなかったんだろう」と感じる瞬間がありました。これまで先生に出された課題をこなしたことで、しっかりと力がついていたんだと実感できました。
受験当日、教室に入って机に向かったとき、いつも通り黙想することで気持ちを落ち着かせました。そのおかげで、試験も面接も平常心で臨むことができ、すっきりした気持ちで終えることができました。
合格発表の日、掲示板に自分の番号を見つけたとき、「あこがれていた洛北に行ける。成基学園でがんばってきてよかった」と強く思いました。
これから受験するみなさんに言いたいことは、あきらめずに最後まで取り組んでほしいということです。集中できずに宿題を後回しにして夜遅くまで寝られず、受験をやめようかと思ったこともありました。しかし、洛北高附中をあきらめたくないという思いでがんばり続けることで、合格できたのだと思います。
これまでの三年間、いろいろな人に支えられてきました。先生方の、わかりやすくおもしろい授業のおかげでがんばることができました。先生方独自のプリントは、全てとても役に立ちました。本当にありがとうございました。また、そばで支えてきてくれた両親にも、とても感謝しています。これからも、この経験を忘れずに前向きに努力してきたいです。
2023年度 - 合格体験記
名前 | タイトル | 所属の教室 |
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岡村 水葵さん | 知求館 |
2019年度 - 合格体験記
名前 | タイトル | 所属の教室 |
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福田 詩奈さん | 松井山手教室 |