京都府立洛北高等学校附属中学校 | 最後までやりきる【中学受験-合格体験記】|成基学園-受験指導と志共有の学習塾

京都府立洛北高等学校附属中学校
合格-2024年度

わたしの志は、

医療に携わり、病に苦しむ人々を助けることです

私がこの志を立てた動機は、私の4年生のときの経験のことです。私は4年生のときになぞの頭痛で苦しんだときがありました。私以外にも、この世では病に苦しむ人々が多くいると知ったため、そのような人々を助けたいと思い、この志を立てました。私は、これから少しずつこの志を果たすために京都府立洛北高等学校附属中学校で国内外の医療について調べつつ、理科の基そを身につけようと思います。

最後までやりきる

私が成基学園で勉強をしはじめたのは、5年生の春でした。

私はあまり家で勉強をしていなかったので、塾ではいつも少し勉強がおくれていました。しかし、私はそのような状態でもあせったり、やる気をだしたりすることができませんでした。そのように勉強にやる気のなかった私にも、成基学園の先生方は「がんばれ」「やる気をだせ」と応えんしてくださいました。そのような5年生の生活を過ごして6年生の春となりました。6年生の授業は、5年生のときとは違う部分も多く、すこしどきどきしながら授業を受けていたときもありました。6年生になると両親とも志望校の話をしたり、塾の勉強をする時間を増やしたりと、受験に向けて少しずつではあるものの準備をしていました。

しかし、4月や5月の模試では算数と社会の点数がとても悪く落ち込むこともあり、自分の志望校を成績の問題で同志社中学校に変更したときもありました。成績も落ちていて、「何で勉強していなかったのだろう」と後悔したときもありました。それでも、成基学園の先生がおっしゃった、夏にがんばれば大丈夫という言葉を信じ、夏休みには受験勉強をがんばりました。成績が前よりはのび、また一緒に合格を目指した友達とも話をし、成績がもしたらなくても洛北高附中を受けようと決意しました。夏休みがおわってからは学校もはじまり、すこし忙しいときもありましたが、なるべく時間をつくって勉強をしようと思いました。日進でも成績が少しずつあがっていきました。しかし、まだ算数と社会でなかなか良い点数がとれなかったため、冬休みには、主に社会の教科書の暗記とラプラスのやり直しに時間をかけました。また、理科の苦手な部分を少しずつなくしていきました。

このように苦手なものの対策を毎日していると、とうとう入試当日になりました。入試当日には、両親とはなれてからすぐに大きなプレッシャーを感じました。前受験は受けていたのですが、第一志望の入試本番だと考えると、やはりきんちょうしました。そんなときにこそ、勉強をしようと思って私は社会の教科書を開いて読んでいました。なぜか社会の教科書を読むと、「自分はここまでがんばってこれた」という自信をもつことができたので、リラックスすることができました。しかし、実際に問題を解いてみると時間のけいかがとてもはやく感じました。時間を見るたび、「もうだめだ」「まにあわない」と、動ようするときもありましたが、そのたびに私が今までやってきたことに自信をもち、最後までやりきろう、と必死に問題を解いていきました。適性をみる検査Ⅲでは、とても難しいと思う問題がいくつもでてきて自信がなくなってしまいましたが、昼食休けいのとき、「終わったことなのだから、もう忘れよう」と思い、きりかえて面接をまっていました。私は面接番号が4番と、かなりはやかったのであまり待たずに済みましたが、一緒に受けていた友達は2時間ほど待っていた人もいました。面接では成基学園で行った練習よりもはるかにきんちょうしました。質問のときはきんちょうして私も何度か言葉がつまってしまいましたが、ごまかさずにしっかりと言いなおせば大丈夫です。

そのようにして入試が終わりましたが、私は入試がすべて終わった後に「楽しかった」と思うことができました。受験勉強では、他の人が遊んでいる中で自分は勉強しなければいけないといやに思うことが多くあり、親とも何度か「やめようか考えよう」と話したこともありましたが、最終的には楽しめたので、ずっとがんばっていてよかったと思いました。

この文章を読んでいる皆さんも、おそらく一度は受験勉強をやめたいと思ったことがあると思います。私のまわりにも、受験勉強を途中でやめた人が何人もいました。しかし、最後までやりきることが大切だと私は思います。受験勉強をどんなにがんばったとしても、まわりの人のレベルによって合否は分かれます。しかし、最後までやりきったということが自分の人生にとってプラスになります。
だから、皆さんも最後までやり切ってください。

保護者からのコメント

保護者名 中山 典江

お友達に触発されて洛北高校附属中学校の受験をすると決めたものの、入塾した5年生当初は、親も本人もなかなか中学受験に気持ちが向いていませんでした。宿題の提出やショートテストへの取り組みもいい加減で、親もまた、そこまで本気になれず、本当に受験するのかなあと他人事のように思っていました。
しかし、6年生に入り、日曜進学教室が始まると、勉強する→試験を受ける→点数を確認する→足らずを理解してもう一度勉強するというサイクルが徐々にできてきたように思います。さらに後期に入ると、志望校との距離についても理解し、自然と受験に真剣に向き合うようになりました。
学力をつけるだけなら独習でもできたかもしれませんが、集団のなかで自分の位置を確かめ、学びの目標を作ることができたという点で、成基学園にお世話になって本当によかったと思っています。教室の先生方には進路指導等でもお世話になりました。ありがとうございました。

担任からのコメント

合格おめでとうございます。
凪さんは、難しい問題やたくさんの課題にもネガティブなことをひとつも言わず淡々と、一生懸命に取り組んでくれました。そのぶれない精神が凪さんの一番の強みだと思います。特に、夏の算数の追い上げは目を見張るものがありましたね。わからない単元、問題を「できない」で終わらせることなく、順番にすべて解決していくその姿は、圧巻でした。
また、教科技能だけでなく、作文や面接の練習など実に多くの時間を塾での学習に費やしてくれました。中学以降は、さらに多くの困難が成長のため、将来の幸せのために待ち構えていることでしょうが、ここで身につけたひとつひとつが、凪さんの力となり、今後の学習にも活きていくことと確信しています。
ここまで一緒に走り切ってくれて、本当にありがとうございました。
今後のさらなるご活躍を応援しています。

亀井 淳史

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