立命館中学校 | 「努力はし続けること」の大切さ【中学受験-合格体験記】|成基学園-受験指導と志共有の学習塾

立命館中学校
(ALコース)
合格-2024年度

利川 佳奈子さん

わたしの志は、

世界の飢餓問題を解決できる科学者になることです

私がこの志を立てた動機は、学校の授業やニュースで世界には、まだ飢餓で苦しむ人がいると知ったからです。その飢餓のことについてくわしく知るために今、世界がしていることを調べたりしてきました。しかし、飢餓にはまだたくさんの問題があると思うので自分にできることを少しでも考えていきたいです。また、海外での飢餓の状況を知るために自ら海外に出向き、現地の人と会話をしたいです。そのために英語能力を身に付けます。

「努力はし続けること」の大切さ

私が成基学園に入塾したのは、小学3年生のときでした。父に「中学受験をしてみないか?」とすすめられ、中学受験に興味を持ったのがきっかけです。最初は、厳しい先生が難しい内容の授業をすると思って不安でいっぱいでしたが、じっさいに授業を受けてみると、先生はやさしく、私が理解するまで教えてくれました。また、優しいだけでなく、時には学習姿勢などに対する厳しいアドバイスをいただき、中学受験にとどまらない物事の考え方を指導いただいたので、授業を受けるたびに中学受験へのやる気がますますわいてきました。

私は、自分の志をかなえることができる中学校に入りたいと思っていました。それが立命館中学校でした。なぜなら、立命館中では自分の志をかなえるために必要な算数や理科、英語の学習環境が特に充実していたので私にピッタリだと思ったからです。私は立命館中をもっと知るために、4年生の時から毎年1回はオープンキャンパスに行くようにしました。とても勉強が集中できそうな環境できれいな学校だと思い、より自分の志がかなえられそうだと思えてきて、「立命館中学に入りたい!」という思いが強くなってきました。

成基学園での日々の学習ではテストで満点がとれるように、先生が説明してくれた大切なところをテキストやノートにメモをとって、きちんと復習することを意識しました。また、家の学習では基礎を固めることを大切にしました。国語は、長文読解の問題をよりスムーズに解くために毎日いろいろな学校の入試問題を解くことで、問題を解くスピードを早めるようにしました。さらに、算数は、計算をより正確に解けるようにするために計算問題集を毎日1ページするようにしていました。

受験を通してうれしかったことは、塾や家で努力してきたことが日曜進学教室(日進)や日々のテストでしっかりと発揮でき、良い結果が残せたことです。しかし、良いことばかりではありませんでした。特につらかったことは、日進の成績が最初の頃は良い結果を残せていたのに、後半の成績がさがってしまったことです。そのときは、「このままだと落ちてしまうかも」、「何で努力しているのに成績が上がらないのだろう」と不安と危機感でいっぱいでした。しかし、そんな不安と危機感を、塾の先生と家族がやる気に変えてくれました。先生は私に様々なアドバイスをしてくれました。その中でも、印象に残っているアドバイスは算数のT先生の言葉でした。

「自分に自信をもってテストにいどめ」

私はこの言葉を聞いて、今自分に足りていないものが少し見えてきたような気がしました。また、家族は成績が悪かったときに、私に怒るのではなく「なぜこのような結果になったのか」、「次どうすれば点をとることができるのか」といったことを一緒に考えてくれて、私をはげましてくれました。私は塾の先生や家族の支えがないと合格できなかったと思います。本当にありがとうございました。

そして、いよいよ入試本番。私はとても緊張しました。そのとき、家族が声をかけてくれました。「今まで努力してきたからこそ緊張するんだよ」と。

私はその言葉と同時に算数のT先生の言葉も思い出しました。自分が今まで努力してきたことを信じて受験にいどみました。緊張はしていましたが、心は落ち着かせながら問題を解くことができました。

入試が終わった後、1月16日の合格発表日まで眠れないぐらい不安でした。合格発表の日は学校から走って帰ってきました。そして、家に入った瞬間、父が「合格や!」と笑顔で言ってくれました。母も泣きながら「がんばってきてくれてありがとう」と言ってくれました。私は、心がはちきれそうなくらいうれしくて思わず、うれし涙を流してしまいました。そのとき、中学受験という道を選んでよかったなと思いました。その道の中では、数えきれないくらい多くつまずきました。でも、いろいろな人の支えであきらめずに最後まで努力し続けることができました。たくさんの努力をしてきたからこそ、合格したときの達成感も大きかったです。

これから受験するみなさん、中学受験に挑戦するなかで一度はだれでも不安になることはあると思います。でも、ずっと不安になっていても合格には近づきません。努力をし続けると少しずつ合格が見えてきます。不安になるままではなく努力をし続け、自分自身の可能性を広げていきましょう。合格というゴールが見えてきます。

私は今後、今までよりも苦しいことに出会うと思いますが、中学受験と同じように努力をして乗り越えていきたいです。

保護者からのコメント

保護者名 利川 基秀

小学3年生からの4年間、娘はいつも張り切って成基学園に通い、帰ってくるなり「成基でこんなことがあった!先生からほめてもらえた!」と嬉しそうに話してくれました。5年生の頃に引っ越しを考えていたのですが、「アストロ校に通えなくなるのはイヤ」という娘の涙ながらの訴えにより引っ越し先が当初の予定から大きく変わってしまいました。娘にとって、アストロ校で先生方や切磋琢磨する仲間と過ごす時間、そこから得られる経験が何にも代えがたい大切なものになっていたのだと思います。オープンキャンパスに何度も参加し、娘は早い段階から「立命館中学に入学したい!」と想いを固めていました。先生方からはその想いを実現するための後押しをしていただき、学力のみならず継続力・忍耐力・主体性といった人間力も大きく伸び、娘にとって最高の成長の場になったと思います。中学受験という娘の大きな挑戦は、親にとっても貴重な経験となりました。

担任からのコメント

立命館中学校合格おめでとうございます。
コツコツと真面目に学習していたことは、担当メンター全員が認めており、合格を心よりうれしく思います。日進で思うような結果が出せず、悔しい思いをしたこともありましたが、腐ることなく、アドバイスを受け入れて学習を続けたことが合格につながったと思います。間違い直しは、問題全部覚えたんじゃないかな。宿題をする。まちがい直しをする。やり直しをする。ふだんから言われていることをきちんとやることが合格につながることを証明してくれたので、あなたの後輩たちにも、自信をもって伝えていきますね。
中学生になっても、自分のやってきたことに自信をもって何事にも挑戦して下さい。あなたの志である科学者になることを信じています。頑張れ、佳奈子。

玉井 圭一

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