立命館中学校
（CLコース）
合格-2020年度

わたしの志は、

プログラマーになって手足が不自由で困っている人たちが楽に生活できるプログラムをつくることです。

四年生のときに、学校から地域福祉センターへ見学に行きました。そのときに、困っている人がたくさんいるのを知り、手助けできるものをつくりたいと思いました。志を果たすために、これまで志望校に合格できるように毎日、苦手分野の勉強をがんばってきましたが、自分がつくったプログラムをつくるだけでなく、世界中の人に浸透させることも大切なので、中学や高校では英語を身につける努力をしていきたいです。

あきらめない心

僕が成基学園に入塾したのは、小学四年生の十一月からでした。小学校の友だちが何人か通っていて、家から近かったこともあり、成基学園に入ろうと決めました。

志望校を決めるきっかけは、四年生のときに立命館の文化祭に初めて行き、プログラムに関する情報関連教室が充実していたので、僕は一目見て、「この学校に行きたい」と思ったからです。そして、何度かオープンキャンパスなどに行き、行くたびにこの学校に通いたいという気持ちが高まりました。

入塾して、しばらくはぜんぜん成績が良くありませんでした。でも、成基学園で出された課題は必ずきちんと取り組み、わからない問題はわかるまで塾の先生に聞きに行くようにしました。

そして、少しずつ成績も上がっていき、五年生の途中からは上のクラスに上がることができました。それからは宿題が多くなり、レベルも高くなり、ついて行くのに必死でしたが、やりがいもありました。

しかし、六年生になり〈日曜進学教室（日進）〉が始まると、国語と算数で思うように成績が取れない日々が続きました。出された宿題はきちんとしているのに、なぜ成績が上がらないのかがわからず、焦りと不安でいっぱいでした。

そんなとき、母が塾の先生に相談をして、国語では記述問題がきちんと書けていないこと、算数では計算ミスや文章の読み間違いが多く、それが点数が取れない原因だとわかりました。

そこで、国語では赤本や過去問の記述問題を解き、算数では『ラプラス』を何度も解き、問題になれるようにしました。すると、少しずつ〈日進〉の成績も上がっていきましたが、それでも成績が良くないときもあったので、今まで以上に国語の記述と算数の問題を解きました。

国語の赤本をやり始めてからは、とにかく立命館中学校の問題は記述が多いので、毎回先生に採点してもらいに行きました。算数は『ラプラス』や赤本でわからないところをわかるまで、何度も教えてもらいました。そのおかげで、苦手だった国語でも点数がとれるようになっていき、算数も計算ミスを少なくすることができました。途中でくじけそうになったこともありましたが、どうしても立命館中に行きたかったので、最後まであきらめずにがんばりました。

そして、いよいよ入試当日がやってきました。前日の夜はぐっすりとねむれたし、当日の朝ごはんもしっかりと食べることができ、少しドキドキしながら試験会場へ向かいました。会場前ではお世話になった塾の先生方の顔が見えたので、そばに行き励ましていただいたあと、受験番号の教室へ向かいました。

教室には、一緒にがんばってきた塾の仲間がいたので、まるで〈日進〉のようにリラックスして、試験を受けることができました。

そして、ついに合格発表の日になりました。その日は学校だったのですが、ちょうど家に帰る時間帯に発表があるので急いで家に帰りました。合格発表はＷｅｂと学校での掲示で確認することができたので、最初にＷｅｂで確認することにしました。ドキドキしながら番号を探し、見つけたときは、「あった、あった！」と言いました。とてもうれしかったです。そのあと学校に行き、記念に番号の前で写真をとりました。

これから受験を迎えるみなさんには、毎回の授業の復習を必ずしてほしいと思います。そのために、出された宿題は提出日までに終わらせ、自主学習の時間をつくることが大切だと思います。そうすることで、新しい単元の内容を理解することができます。

最後に僕が合格できたのは、わからない問題を質問に行ったとき、ていねいに教えてくださり、受験間際まではげましてくださった先生方、約二年間一緒にがんばってきた友だち、最後までサポートしてくれた家族のおかげなので感謝の気持ちでいっぱいです。

中学に入ってからも大変なことがあると思うけど、中学受験を乗り越えた「あきらめない心」を思い出して、がんばっていきたいと思います。