洛南高等学校附属中学校 | 「自分ごと」の受験【中学受験-合格体験記】|成基学園-受験指導と志共有の学習塾

洛南高等学校附属中学校
合格-2023年度

わたしの志は、

皮膚のことで困っている人達を笑顔にするために皮膚科の先生になって、困っている人を助けてあげることです。

私が昔皮膚のことで困っていたときに、優しく助けてくれた先生がいました。そんな先生のように困っている人を助けたくて、皮膚科の先生になるという志にしました。また、医者をしている父がかん者さんからたくさん感謝されている姿を私は昔から見てきました。困っている人の苦しみはその人にしか分かりません。けれど、寄りそってあげることで少しでも苦しみを和らげることができます。私はそんな先生になりたいです。

「自分ごと」の受験

私は小学4年生のときに入塾しました。姉が塾に通っているからというのがきっかけで、その時は受験のことは考えていませんでした。そして、4年生の終わりの頃、通っていた教室が無くなることになり、SSS(トリプルエス)教室に行くことになりました。5年生まではただ宿題をこなすだけで受験はまだまだ遠いものだと感じていました。

しかし、6年生になった時しょうげきを受けました。今までの先生と違ってどの教科の先生も厳しかったからです。この時から受験に対する意識が高まっていったと思います。1週間の計画をたてたり、無駄な時間を省いたりと今までとやり方を変えました。それでもテストで点をとることはできず不安になっていました。また、そのときはまだ本当に行きたいと思えるような学校がなく、自分がどうしたいのかも分からない毎日を送っていました。

そんな毎日を変えてくれたのは洛南高等学校附属中学校の学校説明会でした。説明会の中で自分もここで学んでみたいと思い、家族や塾の先生に相談しました。この日から受験に対する意識が強まり、頑張ることができたと思います。

しかし、7月頃に急に志望校を変えてしまったため、やらなければならないことが増えました。そんな中で夏休みに突入し、課題が終わるかずっと不安でした。でも、何度も何度もY先生に相談に乗っていただいたおかげで夏休みに計画的に課題を進めることができました。

夏休みが終わり、後は復習するだけだとその頃の私は気をぬいていました。そのせいもあって日曜進学教室〈日進〉のウルトラコースではひどい点数を出してしまいました。点数を見て怒られるのが嫌で塾を休んだこともありました。すると次に塾に行ったとき、「お前は受験を自分ごととしてとらえていない」とY先生に怒られました。それでもY先生は私がどうするべきか怒りながらも教えてくれました。その日から受験を自分ごととしてとらえるようになり、受験までの時間本気で頑張ることができました。私はY先生にとても感謝しています。夏休み頃からもう何度目か分からない程相談に乗ってもらい、ほめてもらい、怒ってもらい、はげましてもらったからです。

洛南中の受験の朝、私は胸がえぐられそうなくらい緊張していました。1日目と2日目はいつも通りにやればできると思っていたけれど、3日目は第1志望だったので、これまで感じたことのないあせりや不安におそわれました。それでも、これまでお世話になった先生や、I先生、Y先生と朝に会ったおかげでいっきに緊張がほぐれました。それどころか、どこからか自信がわきはじめ、「今ならどんな問題でも解ける気がする」と学校へ行く途中に思っていました。けれど「お前が難しいと感じたら周りも難しいと感じてる」というY先生の言葉を思い出し、落ち着くことができました。また、それ以上に平常心を保てたのは、国語をいつも通りに解くことができたからだと思います。私の国語の力を上達させてくれたI先生。本当に感謝しています。

洛南中の受験が終わった日、昼間は外食したり姉と遊んだりしてリラックスしていたけれど、日が沈むにつれどんどん気持ちも沈んでいきました。自分の合否など考えてもしょうがないのに、不安になってY先生に電話もかけました。何をしていても落ち着かない状況でした。そして迎えた合格発表の日。第二志望校が合格しているのを見て少し安心しました。家に帰ってパソコンを開くとき、頭が真っ白になっていたと思います。画面に桜の花が映り、合格の文字が見えた瞬間、安心とともに涙があふれ出ました。隣では父も泣いていました。

私は受験をした中で感謝しなければならない人がたくさんいます。塾の先生、両親、姉弟。たくさんの人の協力のおかげで得られた結果だったと思います。これから先、私の受験に協力してくれた人達への感謝の気持ちを忘れず、志に向かってさらに努力していきたいです。

これから受験する皆さん。とにかく塾の先生を信じてください。先生方を信じていれば必ず合格の道へ導いてくださいます。そして何よりも自分を疑ってはいけません。不安になったらこれまで自分がやってきたことを思い返してみてください。きっとそれが自信につながるはずです。

保護者からのコメント

保護者名 平井 健次郎

こころは本当に自由な子でした。幼稚園では教室を抜け出して別のクラスにいる姉に会いに行ったり、やりたくないダンスは先生に叱られても絶対にやらなかったり、食べたくない給食は席の後ろに投げたり……親としてはその性格を心配しつつも大切にしようと決めていました。第一志望を決めたのは6年生の夏、学校見学の日でした。「行きたい学校が見つかった」と明るく話すこころの表情を今でも鮮明に覚えています。時には「志望校を決めるのが遅かったのかなあ」と落ち込み、授業が辛くて涙を流す日が続いたこともありました。しかし先生方の厳しくも温かいご指導のおかげでこころは最大限の力を発揮できたと思います。受験当日、こころが気持ちを強くもって試験に臨むことができたのも先生方の激励のおかげです。自分で志望校を決め、受験を乗り越えたことを心から称えます。そしてこの先も自分の夢を自分で決め、自由に羽ばたいてほしいと願います。

担任からのコメント

平井さん、洛南高校附属中学校の合格、おめでとうございます
平井さんの1年間は本当に「山あり、谷あり」でした。
その理由は、「自分ですべてを背負ってしまう性格」だったからです。言われたこと、注意されたこと、怒られたことを全力で真正面から受け止めてしまうため、落ち込んでしまうことが多かったですね。
素晴らしいご両親の愛情あふれるサポートもあり、悩んだり泣いたりしながらも、なんとか解決しようと前進してくれましたね。その姿を尊敬の気持ちとともに、「この子は洛南に合格できる!」という確証にも似た気持ちで見ていましたよ。
たくさん話し、たくさん怒られ、たくさん泣いて、たくさん笑い、最高の笑顔で締めくくった1年を一緒に走れたことは先生の一生の思い出ですし、誇りです!最後に一言・・・
「こころ、本当によく頑張ったね!最高の結果をありがとう!」

山口 哲司

その他の洛南高等学校附属中学校の合格体験記

2024年度 - 合格体験記

名前 タイトル 所属の教室
奥田 華子さん

おくりもの

茨木教室プライム
谷口 成海さん

本当の努力から得た気付き

SSS(烏丸二条)

2023年度 - 合格体験記

名前 タイトル 所属の教室
木村 嘉志さん

みんなと乗り越えた受験

知求館ギャラクシー

2022年度 - 合格体験記

名前 タイトル 所属の教室
伊藤 英太さん

つらくても

草津教室
勝野 瑞紀さん

目標に向かって突き進め!

SSS(烏丸二条)

2021年度 - 合格体験記

名前 タイトル 所属の教室
椎名 倫子さん

つっぱしった夏休み

SSS(烏丸二条)

2020年度 - 合格体験記

名前 タイトル 所属の教室
松尾 柚香さん

最後まであきらめない

SSS(烏丸二条)
佐藤 啓生さん

夢をつかむために

大津石山教室
南 莉央さん

自分に自信を持つ

知求館ギャラクシー

2019年度 - 合格体験記

名前 タイトル 所属の教室
明和(山越)朝さん

ファンタスマゴリア

SSS(烏丸二条)
西條 匠さん

合格への道のり

堅田教室
松田 大和さん

困難を乗り越えた先にあるもの

知求館ギャラクシー
山本 然さん

楽しんでこその勉強

知求館

2018年度 - 合格体験記

名前 タイトル 所属の教室
重成 恭花さん

根拠のない自信

知求館ギャラクシー
川口 ほのかさん

自分を信じて…

大津石山教室
中村 溜位さん

受験で学んだこと

知求館
西田 誠也さん

努力の先にあるもの

SSS(烏丸二条)

2017年度 - 合格体験記

名前 タイトル 所属の教室
林 晃生さん

努力は報われる

知求館ギャラクシー
伊藤 栞奈さん

ミスとの闘いとスランプからの脱出

SSS(烏丸二条)
稲垣 恭輔さん

合格への軌道

知求館
清水 悠史さん

夢への第一歩

大津石山教室
山田 恭雅さん

九年間の軌跡

知求館ギャラクシー

PAGE
TOP