滋賀県立
守山高等学校（普通科）
合格-2014年度

自分のゴールだけを見て突き進め!!

私の夢は、先生になってサッカー部の顧問に就き、サッカーを教えることです。この夢を持つようになったきっかけは、父がサッカーのクラブチームで監督をしていて、その姿を中学三年間で見てきたことです。それで、サッカーに関わることの できる仕事は何かと探した結果、今の夢にたどり着き、先生になろうと決心しました。そのために勉強をして、進学実績があり、勉強と部活の両立がしっかりとできる高校に行きたいと思いました。

私は、中学一年生からクラブチームに入ってサッカーをしてきました。中学一年生、二年生と塾には行かずに、家で勉強をしていました。それに、勉強はテスト前にしかせず、他の日はサッカーの練習に行ったり、友だちと遊んだりという日々を送っていました。その結果、二年生の二学期ごろから成績が少しずつ落ちていきました。それでも、その生活を続け、中学二年生を終えました。

中学三年生になる前の春休み、母に、
「もう受験なんだから塾に行って、本格的に勉強した方がいいと思う。」
と言われました。そのときはあまり気が乗りませんでしたが、時間のある日にいろんな塾に話を聞きに行ったり、体験授業を受けたりしました。それで、先生の雰囲気がものすごくよかったゴールフリーに行こうと決めました。ゴールフリーでは、先生が気軽に声をかけてくださって、とても通いやすかったです。まだクラブチームに通っていたので、数学と英語と国語をゴールフリーで習うことにしました。

そして九月に、最後のサッカーの大会が終わりました。集団の授業なら、みんなのがんばっている姿を見て、自分も今まで以上にがんばれると思ったので、もっとレベルアップしたいと思い、得意だった英語と数学を成基学園で習うことにしました。苦手にしていた国語は、引き続きゴールフリーで勉強しました。

成基学園に通い始めたころは難しいことがたくさんあり、ついていくのに必死でした。でも、今まで楽しいことをしてきたんだから、あと少しの期間、全力でがんばろうと思い、予習と復習をしっかりしました。それに、ゴールフリーの自習室に毎日通い、他の人には絶対に負けたくないという思いで勉強しました。
毎日勉強していると、時間の過ぎるのが早くなり、気づいたときには年が明けて一月になっていました。一月には最後の〈滋賀Ｖもし〉がありました。結果はＢ判定で、微妙なところで正直、どうなるのかと不安でした。

そして、特色選抜入試の日がやってきました。とにかくがんばろうという気持ちで受験しました。
一週間後、結果が返ってきました。楽しみでしたが、結果は不合格でした。受かりにくいと言われていても、不合格はとても悔しかったです。それに、毎日いっしょに成基学園に通っていた友だちが合格していて、悔しくて心が折れそうになりました。
でも、父や母、学校の先生、学園のＴ先生、ゴールフリーのＳ先生に、
「大丈夫。合格できるよ。」
と声をかけられ、絶対に合格してやるという気持ちを今までよりも強く持って、残りの三週間勉強しました。

そして三週間後、一般入試の日がやってきました。試験会場に行っても、絶対に合格してやるという気持ちを忘れずに一問一問ていねいに解き、見直しをして、後悔のないよう全力をつくしました。

一週間後、ドキドキしながら結果を見に行きました。合格でした。そのときはうれしくて、喜びがおさまりませんでした。本当にうれしくて、うれしくて仕方がありませんでした。
しかし、まだ夢に向かっている途中です。これからも気を抜かず、学校の先生になるための大学に進学できるように、「努力」という言葉を忘れずに勉強していきたいと思います。

これから受験するみなさんへのアドバイスは一つだけです。たとえ、どんなことがあっても周りを気にせず、ゴールだけを見て突き進んでください。私も特色選抜入試で、仲の良かった友だちだけが合格し、心が折れそうになりましたが、自分のゴールを見つめ直すことで、最後、一般入試で合格することができました。

成基学園、ゴールフリーの先生方、ありがとうございました。一つひとつていねいに教えてくださったり、わからない問題があったら詳しく解説してくださったりして、ありがとうございました。最後の最後までサポートしていただき、本当に感謝しています。成基学園、ゴールフリーに通って、本当に良かったと思います。

最後に、母にありがとうと言いたいと思います。三年生になる前の春休みに母が何も言ってくれていなかったら、成基学園やゴールフリーとの出会いもなかったと思います。お母さん、そして、私の受験を支えてくれた家族のみなさん、ありがとうございました。