滋賀県立彦根東高等学校(普通科)
合格-2018年度
広い視野を持った人になって、自分の強みを生かし、不自由な思いをしている人たちのために少しでも役に立つことです。
多くのことを知り、より深く考えられるようになれば、不自由な思いをしている人たちの手助けが少しでもできるようになると思います。だから、これからより多くの経験をして、そのような人たちの役に立ちたいと思います。
「やりきる」ということ
私は、国語があまり得意ではなく、国語力は短期間で伸ばすことのできないものだと思い、塾通いを考え、中二の春に成基学園に入塾しました。
先生たちや同じクラスの人たちがあたたかく迎え入れてくださり、とても明るい雰囲気で勉強することができました。
せっかく勉強を十分にすることのできる環境が整っているにも関わらず、生活に慣れてくると、私は受験への意識もその時点では全くなく、ただ与えられた宿題をして、学校の提出物を終えるだけの勉強をしていました。
中三に進級し、一学期の終わりごろになっても、受験生としての意識は全くありませんでしたが、その頃周囲で志望校について考え始める人が増え、私も真剣に考え始めなければと少し焦り始めました。そのような時期に、〈夏期学習合宿(合宿)〉に参加したのです。参加する前は〈夏期講習会〉の予習、復習に追われる中、本当に自分が〈合宿〉についていけるのかが、とても不安でした。
〈合宿〉では授業内で演習し、答え合わせをしながら解説を聞くという形式でした。初めは私にとって、わからない問題ばかりでした。けれど、夜の自習時間に何度も繰り返し解き直し、わからないところは先生に質問もしました。その結果、授業内のテストでは、同じくらいのレベルの人たちの中で、決して劣ることのない点数をとることができました。問題がわからず、自信をなくしかけていた私が、ほぼすべての教科でトップ一〇に入れたことがうれしく、大きな自信になりました。そして、このときに復習の大切さ、一方でこれまで、いかに勉強不足だったのかということを実感しました。「まだまだやれる」「やり通してみせる」という強い気持ちがこの〈合宿〉で、はっきりと生まれました。
夏休み後、塾での担任のN先生に「東高、今からがんばれば受かるよ。」と言ってもらい、今まで、「私が合格するのは多分無理だろうな」と漠然としていた「第一志望校、滋賀県立彦根東高等学校」が、現実味を帯びて感じられるようになりました。とはいっても、そのときはまだ合格できるようなレベルの学力ではなく、九月の模試判定でもC判定にとどまっていました。けれど、これからの成績は変えることができる、高められるだけ学力を高めたら、高校に入学後にも自分の役に立つだろうと自分に言い聞かせ、毎日遅くまで塾で勉強をするようにしました。
真剣に勉強をし始めたころは、今まで自分が勉強不足であったこともあり、勉強すればするほど知識が入ってくるのがわかりました。〈日曜特訓(日特)〉の順位も上がり、模試もB判定に上がりました。学校の成績も前学期よりも上がっていました。しかし、その後〈日特〉の点数が上がらなくなる時期を迎えてしまいました。そんなときでもネガティブに考えず、「大丈夫、次は絶対に間違えないようにしたらいいだけ。受験本番前に気づけてよかった」とポジティブに考えるようにしました。私の周りのたくさんの人たちが応援してくれていることも、そのときの私のエネルギーになっていました。また気力がなくなるときでも、塾でたくさんの友だちが勉強している姿を見ると、自分もがんばらないと、と思うことができました。
その後は、また成績が伸びていた状態で、受験当日を迎えることができました。「これだけやって受からないのであれば、私立高校に行く!」という覚悟ができていました。だから、ちょうどよい緊張感を持って入試に挑むことができたのだと思います。今までお世話になった人たちや、応援してくれた家族のためにも合格したいと思いながら……。特色受験、併願受験の二校を経験し、四度目の受験であったこともリラックスできた理由だったと思います。
合格発表の日、先に来てくださっていた塾の先生方の安心した温かい表情を見て、合格したんだなと思いながら自分の番号を確かめました。嬉しい気持ちが湧きましたが、それ以上に高校に向けて、もっと勉強したいという気持ちの方が強くありました。
私は、受験を経て、支えてくれたすべての人に、特に家族に感謝したいと思います。合格にまだまだ遠いレベルの私に、みんな無理だとは言わず応援し続けてくれました。先生たちもいつでも質問に行くと、わかりやすく教えてくださいました。本当にありがとうございました。成基学園に通い、本当に成長できたと思います。これからも多くのことを学び、自分の視野、世界を広げていきたいと思います。
今回の受験で学んだことは、時間の使い方です。塾の前後、休み時間など、時間をうまく使えたら自分の好きなことをする時間も作ることができます。
だから、これから受験するみなさんにも、時間を効率よく大切に使ってほしいと思います。そして、あきらめない気持ちで自分を信じて受験してください。
2022年度 - 合格体験記
名前 | タイトル | 所属の教室 |
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三﨑 大誠さん | エスト |
2016年度 - 合格体験記
名前 | タイトル | 所属の教室 |
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S・Kさん | ギャザ |