滋賀県立石山高等学校(普通科) | 二度目の正直【高校受験-合格体験記】|成基学園-受験指導と志共有の学習塾

滋賀県立
石山高等学校(普通科)
合格-2018年度

野口 湧介さん

わたしの志は、

お客さんを笑顔にする商売をすることです。

「お客さんを笑顔にする商売をすることが僕の喜びだ。」という商業家である父の言葉を受けて、私も人を笑顔にする商売をしたいと考えるようになりました。そして中学三年生になってから、世界で人々を助けるビジネスをしている企業家の講演を聞いて、自分も世界で人々を笑顔にしたいと考えるようになり、現在の志を立てました。世界で活動するためにも高校では英語を中心に力をつける努力をします。

二度目の正直

これまで私は長く成基学園で学び続けてきました。その中で私は勉学だけではなく大きな人間的成長を得たと確信しています。

私は小学五年生の初めに中学受験のために成基学園に入塾しました。初めての環境に最初は心細く感じていましたが親切に接してくださった先生方、おもしろい授業、そして共に目標へと目指す友との出会いがあり、すぐに塾を楽しい場所だと感じるようになりました。

中学受験に向けた授業はそれまで小学校で受けていた授業とは情報のレベル、密度が全く桁違いでした。宿題の量も多く、私は「授業を受けて与えられた宿題をこなしていれば合格できる」と考えていました。実際入塾から大きな挫折はなく成績は上がり、模試でも県内一位になっていたため私の中では疑う余地はありませんでした。

しかし受験はそのような甘いものではないと次の模試で思い知ることになりました。結果を受け取ったとき私は目を疑いました。順位は県内ほぼ最下位で合格率は二十パーセント以下。頭が真っ白になりました。そして自分の甘さをただ呪いました。自分の知識や学びの脆さを実感しました。しかしそのころの私は与えられたものをこなすしか勉強の仕方を知らず、成績を戻すことができないままで中学受験に挑みました。やはり結果は不合格でした。悔しさは感じましたが当たり前だとも感じていました。自分の勉強は間違っていたのだから。

中学生になってからも私は成基学園に通い続けました。新しく始まった部活と塾での勉強との兼ね合いは大変ではありましたが有意義なものでした。

三年生になり本格的に進路を決定する時期となり誰よりも助けになってくれたのは教室長のO先生でした。O先生は高校だけでなく大学についての相談にも乗ってくださいました。それにより、高校卒業後のビジョンを明確にでき、滋賀県立石山高等学校に特色選抜で合格するという目標を早期に決定することができました。また、高校受験の後の目標ができたことで受験勉強へのモチベーションを高く保つことができました。

三年生中盤、部活も終わり、本格的に受験勉強が始まる時期ではありましたが、私は集中して勉強に取り組めてはいませんでした。当時の学力は石山高校に十分に合格できる範囲でそのままの調子なら合格できると高を括っていたからです。

そのような調子で一回目の滋賀Vもしに挑みました。結果は惨敗でした。偏差値は前回の滋賀Vもしから十一も落ち、合格判定はAからCに下がりました。結果を見て私は頭を抱えました。まるで中学受験と同じだ。私は前回の失敗から何も学べていなかったのだと。結果を踏まえて私はO先生と面談を行いました。自分はこれからどのように勉強をすればいいのか。どうすれば次の滋賀Vもしで成績を元に戻すことができるのかと聞きました。私はO先生から、
「学校から帰ってすぐに自習室にきて勉強するようにして、休日にも教室が開いているときは来て勉強をしなさい。来てしまえば集中して勉強をするしかなくなるから。」
とアドバイスを受けました。

それ以降私はアドバイスの通りに毎日学校から帰ると宿題や自分の苦手な単元を自習室で勉強するようになりました。一回目の滋賀Vもしを境に自習室で勉強する同級生が増え始め、自習の休憩に勉強の話や雑談をするなどして過ごすようになり、次第に自習に来るのが楽しくなり始め、習慣となりました。

その結果二回目の滋賀Vもしには偏差値が大きく上がって元に戻り、合格判定もAに戻りました。この習慣が一番の勝因だったと感じます。

受験当日私は緊張していましたが、これだけ努力したのだから合格できるという自信を持って挑むことができました。そして結果、合格通知を受け取ることができました。

私は成基学園に通い、共に闘う仲間、競い合う楽しさ、成功の喜びと失敗の悔しさなど知らなかった多くのことを知りました。

成基学園での通塾を経て今の自分があるのだと感じています。

最後になりましたが、多くの学びをいただいた先生方、塾に通わせてくれてずっと私を育て支えてくれたお父さんとお母さん、競い合い共に闘った仲間たち。本当に、これまでありがとうございました。

私は今、志への道を走り続けています!

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