同志社香里中学校 | 油断大敵、今日も前進【中学受験-合格体験記】|成基学園-受験指導と志共有の学習塾

同志社香里中学校
合格-2021年度

寺田 惟人さん

わたしの志は、

プロサッカー選手になり、自分のサッカーを見ている人が笑顔になって、サッカーを好きになってもらうことです。

僕は年中の頃、テレビでサッカーを見たときに初めて心から、「スゴイ」「カッコイイ」と思いました。そして、サッカーはたくさんの人に笑顔を届けてくれるスポーツだと思い、プロサッカー選手になることを決意しました。もちろん、それは簡単なことではなく、たくさんの試練があるでしょう。しかし、僕はサッカーの楽しさをたくさんの人に伝えて笑顔になってもらうために、最後まであきらめずに、この志に向けて努力します。

油断大敵、今日も前進

僕が成基学園に入塾したのは小学三年生の三月です。兄がすでに入塾していたので、同じように通ってみたいと思ったため、入塾しました。

入塾してからは常に兄の通った道を進む日々でした。四、五年生の頃は成基学園 茨木教室プライムでお世話になっていたのですが、サッカーと勉強の両立を続けるために、先生方のお力添えもあって六年生になるタイミングで高槻教室へ移籍しました。

ところが、それによって兄とは違う道を進むことになるという不安や、兄が先に受験を終えて第一志望校の学校に合格したというプレッシャーが生まれました。でも、僕には、「どちらかをあきらめることはしたくない」という強い気持ちがあったため、近くにある茨木教室を通り過ぎて高槻教室に通うことも、目標があるので、そこまで苦ではありませんでした。そうして六年生がスタートしました。

受験勉強はかなりハードで、入塾時とは比べものにならないほどでした。特に自宅での勉強が難しかったです。僕の弟がまだ幼く、遊んでほしいとせがまれたり、家の中で走り回って騒いだりするので、自宅での勉強になかなか集中できませんでした。時間が十分に取れないことも多かったのですが、その分、塾での授業や限られた時間で集中して、なるべくたくさんの内容を頭にたたき込みました。

また、サッカーの公式戦などの都合で欠席することも多く、「自分はみんなより少しおくれてしまったのではないか」という不安もありましたし、プレテストなどとサッカーの日がかぶったときも、時間帯が違えば、両方行くためにサッカーのユニフォームを着たまま試験会場に行って試験を受けることもありました。

僕が、同志社香里中学校を第一志望校にした大きな理由は三つあります。

一つ目は、サッカーと勉強が両立できる場所ということです。将来、サッカーの技術だけでは生きていけないので、ある程度は他の勉強もしようと考えたからです。

二つ目は、兄とは違う私立中学ということです。兄と同じ中学に入学したとき、兄と比べられるようになることは良くないと思ったからです。

三つ目は、希望していたジュニアユースのセレクションに合格したことです。同志社香里中の近くにその練習場があることがわかり、同志社香里中に合格したいという気持ちが強くなったからです。

秋からは夕食時に、社会を得意としている兄にクイズ形式で問題を出してもらっていました。また、少し苦手意識のあった国語の演習講座を受講することを決めました。同志社香里中は四教科で受けるので、国語で落とすわけにはいかないと考えたのがきっかけです。結果、国語は演習の成果が実ったので、受講して良かったと思います。

入試直前の夜、僕は、「落ちたらどれほど家族を悲しませることになるのだろう」という不安があったのに対し、「僕にならきっとできる」という気持ちもありました。

そしてあっという間に入試当日になり、緊張していたものの、自信がありました。なぜなら、朝からカフェインとタンニンの効果があるコーヒーを飲み、ブドウ糖のもとになるチョコを食べたからです。また、試験では一つの教科が終わるごとに前の教科のことは考えず、次に向けた勉強をしていたからです。

同志社香里中の前期日程の合格がわかったときは、家族全員でガッツポーズ。今までがんばってきて良かったと思い、とてもホッとしました。その直後、母に、「同志社香里中の後期日程はどうする? やめておく?」と聞かれたのですが、果たしてぼくはどれくらいの実力で同志社香里中に合格できていたのかということを確かめるために、迷わず後期日程も受けることにしました。そして、息つくひまもなく後期日程にチャレンジしました。僕は結果を一日千秋の思いで待っていました。後期は平均点もぐっと上がり、難易度が増すと聞かされていたので、あまり自信がなかったのですが、結果は合格、完全勝利だと思いました。しかし、上位入学だったとしても、入学してからも油断せず、順位を保ってサッカーと両立していかなくてはならないと改めて感じました。

僕にはあこがれの人物がいます。「魂の教育」「自由な学校」を実現できる環境、同志社を創立した新島襄先生です。新島先生は幕末の江戸藩邸に生まれ、「四角い空」の下での不自由な生活を嫌い、「丸い空」を求めてアメリカへ渡った人物です。そんな新島先生が残した言葉があります。

「進め進め好男児、決して退歩の策をなすなかれ。」この言葉は僕の座右の銘です。僕は、新島先生のように今日も志に向けて前進していきます。

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