京都府立桃山高等学校
合格-2013年度

感謝

二月二十日、放課後の教室。
「合格おめでとう！」 担任の先生からそう聞いたとき、思わず涙が出そうになりました。

私は、中学一年から成基学園に通いました。塾に通うということが初めてだったので不安はありましたが、先生方がとても親切で、何より新しい友だちがたくさんできたことで、いつも山科教室に行くのが楽しみで仕方ありませんでした。初めての模試、初めての講習会、初めての漢検……。初めてのことがたくさんありました。

中学二年になって、担任の先生が変わり、心機一転、がんばろうと思いました。
しかし、秋ごろ、私は自分が何のために勉強しているのかわからなくなって、塾を休むことも増え、家庭学習も怠りました。
そんなとき、同じ部活だった先輩が、「日曜進学教室（日進）」の真っ最中で、質問に来られている姿がありました。そんな先輩を見て、自分もしっかりしなければ、と思い始めました。
そんな先輩の合格を聞いたときは本当に嬉しかったし、私に勇気を与えてくれました。
あっという間に中学三年生、受験生になりました。

「夏期合宿」。
全く知らない人たちと
共に学び、
共にご飯を食べ、
共にお風呂に入り、
共に寝る
という生活でした。
みんな学力も意識も高かったので、私はついていくのに必死でした。朝から夜まで一日中ずっと勉強するというのは、とてもしんどかったです。しかし、そこでできた新しい友だちと支え合い、乗り越えることができました。
それが終わると、すぐに「日進」が始まりました。順位や偏差値が出るので、今、自分がどのくらいの成績なのかが、よくわかりました。
「日進」は、復習が命。　
どの先生も、こうおっしゃっていました。本当にその通りだと思います。努力は結果になって表れるのだと実感しました。
毎回貼り出される順位表では、合宿での友だちの名前を探し、
「次は抜かすぞ！」
と、やる気も湧きました。

「適性検査特訓」、「正月特訓」、「直前特訓」……。まさか自分がこんなに勉強するとは思ってもいませんでした。

私がこのように、今まで成基学園に通い続けてこられて、無事第一志望校に合格することができたのは、たくさんの人たちの支えがあったからです。

成基で出会った友だち。
みんなと出会えて本当に良かった。いい友だちを持てて幸せです。いつも元気と笑顔をくれてありがとう。　みんなの夢が叶いますように。

成基の先生方。
いつも、熱心に教えてくださってありがとうございました。素晴らしい先生に、たくさん教わることができてよかったです。

家族。
成基に通わせてくれてありがとう。今まで、たくさん迷惑かけてごめんなさい。これからもよろしくお願いします。

本当に、みんなには感謝の気持ちでいっぱいです。
合格したときの喜びは、自分にしかわかりません。がんばった分だけ、その喜びも大きくなると思います。だから、日々努力あるのみ!!これからも努力を積み重ねていき、行きたい大学に行って、自分の夢を必ず叶えます。

私は将来、科学捜査研究所で働きたいと考えています。
最初は、ドラマを観て憧れていただけですが、仕事の内容を調べていくうちに、真実を解明することで事件解決に役立ち、そのことによって、被害に遭った人々を救うことができるなら、本当にやりがいがあるな、と思うようになりました。
この仕事につくために、理系の大学に進学し、しっかりとした知識や技術を身につけ、多くの人の役に立てる人間になりたいと思います。

成基学園で身につけた学習の習慣を自分の強みとし、これからも、クラブ活動をはじめ、様々なことにチャレンジし、がんばっていきます。