京都府立南陽高等学校附属中学校
合格-2020年度
世界の人々を笑顔にするために、公認会計士になって世界に進出している会社の役に立つことです。
私は、人の役に立てたり、笑顔にさせたりすることが好きです。また、そのようなことができる仕事をして、人々に喜んでもらいたいと思っています。私はそんな仕事の中で会社、強いてはたくさんの人の役に立てる公認会計士になろうと思いました。もちろん公認会計士の試験はとても難しく、勉強していても落ちてしまいます。しかし、この志を持つと、今から勉強をがんばっていこうと思えます。中学生になっても、がんばりたいです。
努力値
京都府立 南陽高等学校附属中学校は私に合っている。そして行きたい。そう思ってこの学校を受けたのです。説明会に行ったとき、図書室や先生のやさしさを受けて、すばらしい学校だと思いました。まるで学校が私を呼んでいたみたいに、合格したのだと思います。
私が成基学園に通いはじめたのは、小学六年生の四月からでした。〈春期講習会〉に行ってみたらレベルの差を感じ、「これでは受験すらできないかもしれない」と入塾しました。
南陽高附中は、私の志を達成するために必要な英語に力を入れています。公認会計士の人に会って、話を聞いたことがあるのですが、大へんだし、不正を見つけるのもつらいけれど、とてもやりがいがあり、多くの人の役に立てると言っておられました。だから私は公認会計士になって、多くの人の役に立ちたいと思いました。そうなるための第一歩に必要な環境が南陽高附中にはそろっていたのです。「必ず合格してみせる。待ってろ南陽、いまきっと行くぞ」というような気合いがわいてきて、勉強が苦ではなくなりました。
目標を持つことの大切さを思い知ったのは、夏の〈算数集中特訓〉でした。二日間連続の算数で、心が折れそうなほど難しい問題ばかりで、あきらめてしまいそうでした。しかし、南陽高附中に行こうという気持ちでがんばることができました。
しかし、たくさんの難しい問題に出会うたびに、これでいいのか、大丈夫なのか、受かるのか……と思って、弱気になることが多くありました。
そのときN先生が、「空白で出さないで。」と言われました。それを聞いて、私はあきらめないようにしようと思いました。
私が一番成長したのは、〈日曜錬成講座〉でした。初めの方は国語が思うようにできず、今ひとつ伸びませんでした。そこで、N先生の出される記述問題をしっかりとし、できなかったところを見直すことにしました。N先生にきたえられたこともあり、それからは高得点をとれるようになりました。また、点数が七〇点台から落ちることがなくなりました。N先生のおかげもあり、他の理科、社会、算数の記述もちゃんととれるようになりました。やればできると思い知らされました。そして、八六点を国語と社会で取ることができたのです。
ついに、受験一カ月前がやってきました。伸びなやんでいた算数で、初めて合格ラインに達し、社会や理科ではできるところが増えました。記述の多い国語では、九〇点を出すことができました。あきらめずにがんばれば、ちゃんとできたのです。
〈直前特訓〉のとき、いよいよきたなと思いました。でも、きんちょうどころかわくわくしているほどでした。いつも通り、できるだけ全力を出してやっていました。つかれて、たおれそうなときも、N先生の言葉を思いだしてがんばっていました。
いよいよ当日になりました。学校の門の前にいらした先生に会ったときまでは、特訓に行く気持ちでした。リラックスしていたのか、きんちょうは全くしませんでした。そしてとてもわくわくしました。今まで、たくさんがんばってきたから、今さら復習することはないと思い、復習すらせずにやっていました。とにかく無心でした。面接のとき、手がつめたくなっていましたが、きんちょうはしませんでした。先生が笑いかけてくださって、がんばれました。
受験を通して、ふだんできない経験ができて、そしてそれが実力であるということを知ることができました。
しかし、終わった後に友だちはどうだったのか、自分の結果がどうだったのかが不安で、考えることがつらくなりました。
そして発表。合格したことが信じられずにいました。しかし、この結果が本当とわかると、今までお世話になった人に感謝したくなりました。合格したことは、たくさんの方がいたからこそあったことで、自分ががんばれたのだと思います。
同じことですが、たくさんの人のおかげで合格することができました。そして両親。私が受験すると言っても、しっかり受けとめてくれて、がんばれといってくれたほどです。友だちも、応えんしてくれました。これから、その恩を返すため、そして志に向かうためにがんばっていきたいと思っています。そして努力していきます。そう思います。