東大寺学園中学校
合格-2018年度

人の役に立つ仕事を、責任を持ってすることができる人になることです。

ぼくが、この志を立てたのは、人の役に立つ仕事のほうが、やりがいがあり、責任感がないと、どんどん人が離れてしまうと考えたからだった。ぼくは、志を果たすために、先生に言われて行動するのではなく、自分で考えて行動する東大寺学園中学校に合格できるように努力した。志にむけて、これから中学校でも、誰かのために責任感を持って行動することを心がけたい。

努力するということ

ぼくが、成基学園に入塾したのは、小学校三年生の二月だった。ぼくが、入塾を決めたのは、授業が楽しそうだったからだ。そして、実際に授業を受けてみると内容は難しかったが、楽しく教えてくださった。一方で、宿題は期日の前日にやり、受験のことは全く意識していなかった。

そんなぼくに、転機が訪れた。それは、東大寺学園中学校の学校説明会のときだった。そのとき、ぼくは東大寺学園中が自由な校風で、クラブと勉強を両立でき、先生に何かを言われて行動するのではなく、自分で考えて行動するため、責任感の強い人になれると知り、自分の志をかなえるのに適していると感じた。

志望校を決めたとき、成績は東大寺学園中に全く届いていなかった。そのため、東大寺学園中に合格するために、成基学園では真剣に授業を受け、毎日自習に行き、わからないところは質問した。また、家庭ではその日に学んだことを復習し、自分の力になるように努力した。

しかし、努力していても、結果が出ないときがあった。そのときは、とてもくやしかった。しかし、Ｙ先生に叱られたり、時にははげましてもらったりすることで、前に進むことができた。そのときに大切にしたのは、基本から徹底的に復習し、問題にていねいに取り組むことだ。なぜなら、どのような問題でも基本をもとに作られており、ていねいに取り組むと解けるものが多いからだ。

また、受けてみてよかったオプション講座は〈夏期学習合宿（合宿）〉だ。なぜなら、たくさんの問題を解くことで、さまざまな解法が身につき、後の過去問演習でも役に立ったからだ。そして、〈合宿〉では、さまざまなことを指てきされ、改善することができた。また、使ってみて良かった参考書は赤本だ。なぜなら、赤本を解くことで、受験校の問題の特徴を知ることができ、入試本番、赤本と同じようなパターンの問題がでたときに、その問題に対応することができたからだ。

そして、ついに入試本番になった。ぼくは、本当に合格できるか不安になり、緊張した。しかし、先生方の激れいや、友だちと話すことで、緊張もとけ、普段通り入試に臨むことができた。

一教科目の国語はできたものの、二教科目の算数はあまりできず、落ちてしまうのではないかと思った。しかし、昼食をＳＳＳの友だちと食べ、気持ちを入れかえて三教科目の理科と四教科目の社会に取り組むことができた。

そして、合格発表の日。ぼくは、合格しているか不安になりながら合格発表の会場にむかった。結果は、合格。ぼくは、自分の番号を見つけたしゅん間、これまでの努力を思い出し、喜びがあふれ出してきた。

合格するまでの道のりは、とても大変だった。〈日曜進学教室〉で何回も続けて良い成績をとり、油断していると成績が下がり、どれだけ努力しても、成績が上がらないこともあった。そんなとき、叱ったりはげましたりしてくださった先生方に感謝したい。ぼくは、先生方や家族など周りの人の支えがなければ、合格できなかっただろう。そのため、先生方だけでなく、支えてくださった方々全員に感謝したい。

ぼくは、合格するためには、明確な目標を持ち、計画的に学習することが大切だと思う。また、授業はきちんと集中して取り組み、授業で教えてもらった内容はきちんと自分のものにする。もしわからないことがあれば先生に質問する。そして、積極的に自習に行く。この三点も、合格するために重要なことだと思う。

これから、たくさんの困難があると思う。そのときは、中学受験のことを思い出し、努力しようと思う。また、中学校に行っても、人の役に立つことを、積極的にかつ責任感を持って取り組み、志に向かってつき進んでいきたい。そして、明確な目標を持ち、その目標を達成するために、根気強く努力していきたい。