京都女子中学校 | 苦手から逃げないこと【中学受験-合格体験記】|成基学園-受験指導と志共有の学習塾

京都女子中学校〈東雲コース〉
合格-2024年度

わたしの志は、

誰もが安心して暮らせる世界をつくるため、わかりやすく薬の説明のできる薬剤師になることです。

私の祖父は病気でたくさんの薬を飲んでいました。しかし、薬の副作用が何なのかがくわしくわからず、不安そうにする母を見て、誰もが安心して薬を飲めるようになってほしいと思い、薬剤師になることを志にしました。その志に向かって、薬学の学べる大学に行くために、中学生になったら、より一層勉強をがんばり、中学2年生から顕道コースに入れるようにします。

苦手から逃げないこと

私が成基学園に入園したのは、小学5年生のときでした。友達が通っていて、私も中学受験をしたいと思い、入園しました。最初のころは、友達もでき、楽しかったのですが、ただ通っているだけでした。成績もよくありませんでした。

私が京都女子中学校を志望校に選んだきっかけは、6年生の時に行ったオープンスクールの体験授業で、先生がていねいに質問に答えてくださったり、部活動見学で見た先輩たちにあこがれを持ったりしたことです。あこがれの学校ができてから、以前よりも塾の授業に真けんに取り組むようになりました。

私が一番受けてよかったと思う講座は「日曜進学教室」(日進)と「志望校別特訓」(志望校別)です。日進は6年生になってから始まり、入試と同じ形式でテストが受けられるものでした。日進に参加してよかったと思う理由は3つあります。1つ目は、「時間配分の練習ができること」です。日進がはじまってすぐのころは、算数の時間配分ができず、難しい問題に時間をかけすぎてしまい、本当なら解ける問題なのに時間がなくてできなかったり、計算問題の見直しの時間がなく、計算ミスをたくさんしたりすることがありました。でも、時間の配分を何度も練習すると、しっかり見直しの時間がとれるようになりました。2つ目は、「苦手な問題を見つけられること」です。日進は、いろんな単元から出題され、とれた成績によってどの単元が苦手なのかがわかるので、苦手単元をつぶしていくのに役立ちました。3つ目は、「すぐに各教科の解説があること」です。問題内容を覚えているあいだに解説があるので、わかりやすく、やり直しをするときも、やりやすかったです。

志望校別に参加してよかったと思った理由は2つあります。1つ目は、「同じ志望校の人だけ受けるので、緊張感があること」です。いつも受けている日進などよりも、テストにも授業にも緊張感があり、本番で緊張しても実力をだし切ることができたのも、この練習をしていたからだと思います。

また、私は「ラプラス」という算数の教材をしっかりやったことが、算数ができるようになったことの一番の理由だと思いました。ラプラスは単元ごとに問題が分けられていて、さらにレベルも書いてあるので、基本的な問題をたくさんやることができ、できないものを見つけるために、役に立ったからです。特に、日進でまちがった単元は星1から星3の問題を必ず解き、それでもわからない問題を必ず先生に質問しにいって、さらに自分でもう一度解くということをくり返しました。

6年生になると、意識して自習室を使うようにしました。家で勉強している時よりも、集中力が上がったり、先生にすぐに質問に行きやすくなったりしたので、勉強をする時間が増えました。これから受験をするみなさんも教室の自習室はうまく使ってほしいと思います。入試本番は、一番最初の教科だった国語の手ごたえがなく、不安でしたが、これまでやってきたことを信じて、他の教科を受けました。合格したことがわかった時は、達成感がありました。私が京都女子中学校に合格できたのは、先生の言うことを信じてついて行くことができたからだと思います。私は成基学園に入園してから多くの先生たちに支えられてきました。だから、私はこうやってめざしていた中学校に入ることができ、志に向かって進むことができるようになりました。

一番感謝しているのは、両親です。塾に迎えにきてくれたり、夜おそくまで授業があっても私の生活リズムにあわせて動いてくれたり、私に対する苦労はたくさんあったと思うからです。支えてくださった先生や両親に心から感謝しています。

中学生になったら、私は、勉強に加えて部活動もがんばっていきたいです。これからも志に向かってもっとたくさんの努力をしていきたいと思っています。

保護者からのコメント

保護者名 山口 庸子

4年生の終わり頃、「お友達と同じ塾に通いたい。中学受験したい。」と言われました。中学受験に挑戦することには賛成でしたが、学校帰りにバスに乗って塾に通えるのか?勉強についていけるのか?と不安も大きかったです。しかし、実際通い始めると、帰りの車の中で先生やお友達との出来事をいつも楽しそうに話してくれました。ただ、5年生からのスタートは大きく遅れをとっていて、宿題をこなすのが大変でした。始めは娘の隣に座って、一緒に問題を解くことも多かったです。それが段々と一人で勉強する時間も長くなり、6年生の後半には「塾のない日も、塾の自習室で勉強する。」と言って、しっかり勉強に取り組めるようになっていました。先生方やお友達がいつも支えて下さったおかげで、成長出来たのだと思います。本当にありがとうございました。合格発表の日、少し照れ臭そうに電話で先生に合格を報告している娘の姿は、今でも忘れられません。

担任からのコメント

「ちなみん、しっかり!」クラスメイトに励まされては、「え~?」とやわらかく笑う千南美ちゃん。
マイペースで自分に素直、だけど実は根っこにアツいキモチをもっていてビックリするほど負けず嫌い。小5から入園し、右も左もわからない中で「苦手」や「キライ」から逃げたくなる気持ちと戦うところからのスタートでしたね。小6になると自習室に通いつめ、先生を捕まえてはたくさん質問し、複雑な長文記述も「どうしても○にするまでやる」と何度もリライトを重ね、苦手をつぶすためラプラスを繰り返す……あなたのその根性が、合格を掴み取らせたと思います。改めて、憧れの京都女子中学校の合格、ほんとうにおめでとう!どうかこれからも千南美ちゃんらしく、しなやかに力強い素敵な中高生になってください。いつまでも応援しています。

中井 美砂子

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