滋賀県立河瀬中学校
合格-2019年度

わたしの志は、

獣医師になって病気やけがで困っている動物を助けて、動物たちを笑顔にし、動物を元気づけることです。

僕は動物が大好きで、動物のためや人のために尽くせる仕事に就きたいと思っていました。成基学園に入塾する前はどんな仕事に就きたいか、まだはっきりしていませんでした。しかし、成基学園で勉強していくうちに、獣医師になって動物たちを救うという目標を持ちました。獣医師になるまでの道のりは長く、険しいと思います。けれども僕は、険しい道のりを勇気を持って進んでゆきたいです。

努力は絶対に裏切らない ～自分を信じて～

僕が成基学園に入塾したのは、小学五年生の十月頃でした。理由は、学校の成績が落ちてしまい、このままでは学校の授業に追いつけなくなると思ったからです。

入塾する前、まだ将来の夢は、はっきりしていませんでした。しかし、成基に入塾し、勉強していくうちに、動物のケガや病気を治し、動物と人を笑顔にする「獣医師」になるという目標を持ちました。

獣医師になるには、医学の道をすすむことになります。そのためには、より多くの知識が必要となります。だから僕は、中学受験に挑戦することにしました。

僕が滋賀県立 河瀬中学校を志望した理由は、県立河瀬中で行われているアカデミックプログラムや、大学研修などの六年後の大学入試を見据えたプログラムが、今の僕に足りない能力をのばしてくれると思ったからです。

合格のために、学校や成基学園で僕が努力していたことは、先生の話を聞いて、どんなことでも、なぜそうなるか、また、その問題をどうすれば改善できるかを考えることです。

たとえば、環境問題の話を聞いたとき、その問題を理解するだけでなく、どうすれば解決できるのかを考えていました。先生が話したことについて自分で考えると、思考力の向上、理解の深まりにつながっていきます。この努力は中学校に行っても継続します。

家では、ゲームをしたい気持ちやテレビを見たい気持ちをがまんして、統一模試の問題で、間違ったところをどうすれば正解に導けるかを考え、解き直すことに力を入れました。勉強のために、遊びたい気持ちをがまんするのは、当たり前のことですが、当たり前のことを成しとげることが大切なことです。

これらの努力が、合格へのカギになったのかもしれません。中学受験をひかえているみなさんもまず、当たり前を達成してください。

そして十月からは、〈土曜特訓〉がはじまりました。〈土曜特訓〉は、土曜日に入試に向けて問題を解いたり、面接練習を行ったりする特訓です。テストの問題がとにかく難しく、時間が足りないときもありました。特に作文が苦手なので、混乱してしまい、ケアレスミスもありました。そこで、くやしくなった僕は、〈土曜特訓〉が近江八幡教室での開催のときは、自習室に一時間残り、復習をしました。すると、作文のテストの点数が少し上がりました。僕はとても嬉しかったです。

いろいろな壁を乗り越え、ついに入試当日をむかえました。入試の日は、なぜか緊張を全くしませんでした。とにかく合格するために周りを気にせず、集中して臨むのみと思いました。トイレを済ませて、椅子にすわって深呼吸。入学試験は、あっという間に幕を閉じました。家に帰り、「できることはやったよ。」と言いました。母は安心しました。僕には悔いがありませんでした。

ついに合格発表日をむかえました。電車に乗っているとき、ものすごく心臓が「ドキドキ」しました。中学校に着き、校門に入り、合格者の受験番号が掲載された掲示板に自分の受験番号があるかどうか、確かめようとした瞬間、父が、「あった。あったぞ。」と言いました。僕の胸は感動と喜び、安心感であふれました。今までのプレッシャーから解き放たれた感覚でした。そして、この受験を通して、確実に自分に力がついたのだと実感しました。

しかし、合格できたのは、自分ひとりだけの力ではなく、他の人の支えがあったからだと思います。一番感謝したい人は、両親です。両親は、僕をはげまし、ときには喝を入れてくれ、僕をたくましく、打たれ強く成長させてくれたからです。本当に感謝しています。

また、塾のＦ先生やＯ先生、Ｎ先生、Ｋ先生、Ｎ先生やＭ先生にも感謝しています。僕を中学校合格へ導いてくださり、ありがとうございます。

最後に、受験をひかえているみなさんに伝えたいことがあります。受験勉強には辛いことや、嬉しいこと、いろいろなことがあります。しかし、努力は絶対に裏切りません。自分と向き合い目標に向けてがんばってください。

これから僕は、どんなことがあろうと諦めず、獣医師になって動物と人を笑顔にするという目標に向かいたいです。