滋賀県立米原高等学校 | 人一倍の努力【高校受験-合格体験記】|成基学園-受験指導と志共有の学習塾

滋賀県立米原高等学校
(普通科)
合格-2018年度

福山 菜緒さん

わたしの志は、

教育関係の仕事に就き、勉強をすることの意味を伝えられる人になることです。

中学二年のときの担任の先生から何かを伝え、教えることの楽しさを感じました。その姿に憧れを持ち、教育に携わりたく思い始めました。これまで、得意な教科では、難しい問題に果敢に挑戦し、苦手な教科では、粘り強く自分なりにコツコツとやり続けてきました。それに、壁がはだかったときをバネとして懸命に挑み続けてきました。これからは、これまで以上に努力し、勉強と深く関わりしんどいことから逃げないようにしていきます。

人一倍の努力

私が成基学園に入塾したのは中学一年生の春です。姉が通っていたということで他の塾を見ず、とりあえず入ったという感じでした。すると、ユーモアあふれる先生が多くとても楽しいところだなというのが第一印象でした。

一、二年のときは、部活漬けの日々で、塾で勉強するだけであったり、定期テスト前にするだけであったりで、塾の自習室は一度も使用していないと思います。それに、バスケばかりしていて、定期テストの勉強にもあまり身が入らず嫌いな教科を放っておいてしまっていました。

そして、三年になり最初にまっていたのは春季総体でした。その大会で右足を二箇所骨折し、大きな挫折をしました。夏季総体に出場できず、すごく苦しく辛い思いをして、夏休みに入ってしばらく引きずってしまっていて、なかなか勉強へと切り替えられませんでした。そんな私を変えた出来事が二つあります。

その一つが、〈夏期学習合宿(合宿)〉です。京都会場の三組でした。自分以外のSクラスの皆は奈良会場にいったり、二組までに入っていたりで、すごく不安な思いで参加しました。でも、そこにはたくさんの仲間がいて苦しかったけれどもすごく楽しい五日間にすることができました。それに、自分の勉強へ向かう姿勢がどれだけ甘いものなのかを痛感しました。

それと、〈夏期講習会〉では、予習と復習をしっかりとやり込み毎日のように自習室へ通いました。学校の先生が口を揃えて、
「夏を制するものは受験を制す」
と言われていたのが心に響いていて、やりきれたことが嬉しかったです。

〈合宿〉を終えた後、進路変更をしました。三年になったときにN先生はSクラスの皆の志望校を聞き、私に滋賀県立彦根東高等学校を目指すように言われていたのですが、自分はその高校へ行きたいという強い気持ちがありませんでした。〈合宿〉でみんなの決意を聞いたときに、曖昧な気持ちで目指す高校ではないと思いました。なので、ずっと自分が行きたいと言っていた滋賀県立米原高等学校を目指そうとしっかりと決めました。進路も自分の中で決めることができたので〈合宿〉には感謝の言葉しかありません。

二学期に入ると、〈日曜進学教室(日進)〉が始まりました。最初はすごく不安でいっぱいでした。英作文の予習や数学の難しく見たことのない公式の暗記などすごくしんどく大変でした。実際にテストを受けてもいつものように簡単に点数がでないし、納得がいかないことしかなかったです。自分の得意な数学でも見たことのない点数を取ったりして精神的にすごくダメージを受けました。それに、問題数が多いときには、ケアレスミスをしてしまったり、国語や英語などでは問題文を最後まで読めなかったりして、何度も泣いてしまったことがあります。

私を変えた出来事の二つ目が滋賀Vもしの二回目です。みんなが良い成績を叩き出す中で、自分はすごく低く、良い判定が出せず今までにないぐらいの大量の涙を流しました。本当に何をしたらいいのかがわからなくなりました。数学も最低な結果で、何もかもに自信をなくしました。ですが、悔しすぎて机にへばりついて必死に滋賀Vもしの復習や赤本の問題を解き続けました。学校の休み時間もクラスでみんながしゃべったり遊んだりしている中で、椅子から離れず〈日進〉の復習をやり続けました。そこで迎えた第三回滋賀Vもしで、偏差値を五以上も上げられました。そのとき、すごく嬉しかったし、やってきて良かったと受験へ繫げる自信となりました。私がずっと苦手だった国語では今までにないほどの偏差値がでて、やってこられて良かったなと思いました。

特色選抜入試の当日。全然緊張しませんでした。それは、これまでやってこられたとか人一倍努力してやったという思いが自分の中にあったからだと思います。担任の先生から合格と聞いたときは嬉しさで涙がこぼれ落ちました。家に帰って、母に伝えると共に泣いてくれて、嬉しさと共に感謝でいっぱいでした。

毎日、夜遅くまで勉強をしているのを見守ってくれて、時には厳しいことを言い、ムチを入れてくれたことが合格を掴み取れたことへ繋がっていたと思います。

それに、私が泣いている姿を温かい目で見守り、支えてくれた塾の先生や学校の先生のことは一生忘れられません。その人たちに、恩を返すために大学受験に向けてがんばろうというのが今の気持ちです。

受験が待ち受けている後輩に伝えたいことが六つあります。苦手な教科から絶対に逃げないこと。テストで悪い結果が出てもすぐに切り替えてそれをバネにすること。講座一つひとつを大切にすること。不安になれば優しい塾の先生方を頼ること。自信を持って受験当日を迎えられるように苦しいときを乗り越えること。仲間を大切にすること。

最後まで諦めずにやり抜いてください。

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