滋賀県立米原高等学校
(普通科 英語コース)
合格-2019年度
外国語を堪能に話せるようになり、海外で活躍することです。
私がこの志を持ったのは、テレビで日本人が国内だけでなく国外でも活躍しているのを見て、格好いいと思ったからです。そのためにも、特に英語の単語を暗記したり、リスニングなどを熱心に取り組んだりしてきました。これからも英語の四技能をしっかり勉強して、他の外国語も話せるようになりたいと思います。
執念
私は、小学四年生の頃から成基学園に通っています。姉が中学受験を経験していたこともあり、自分も受験に向けて勉強をしたいと思いました。
しかし当時、私はあまり受験を意識していなくて、受験をすると決めたのも、中学受験で合格すれば、高校へ楽に進学できる、という理由からでした。
だから、受験が目前になっても、受験対策の勉強をせず、ダラダラと過ごしてしまい、結果は不合格となってしまいました。そこで私は、それまで経験したことのないような悔しさや、後悔が込み上げてきました。また、それと同時に、執念のような感情も心の中で生まれました。
そして私は、公立中学校に通うようになりました。中学校では小学校とは違い、テストの結果が成績に大きく関係しているのを聞いていたので、一年生の頃から本気で勉強をしました。その結果、テストでは自分も納得のいく点数がとれたのでとても満足していました。
しかし、そのことで油断してしまい、二年生からは思うように点数がとれなくなってしまいました。そんなとき、私は滋賀県立 米原高等学校のことを知りました。米原高校には英語コースがあり、当時、英語を本気で勉強したいと思っていた私にとって、とてもうれしい情報でした。そのときから、米原高校に絶対に行くと、私は思うようになりました。
そして三年生になって、皆が受験を意識するようになり、志望校を決めるようになりました。私も志望校を米原高校と決め、学校や塾でそれまで以上に勉強するようになりました。三年生の夏休みはそれまでとは違い、朝から夕方まで勉強漬けの日々でした。塾では〈夏期講習会〉が始まり、私もそれに参加して、熱心に勉強をしました。また、学校や塾でも受験対策のテストが頻繁に行われるようになり、私も多くのテストを受けました。
しかし、テストの結果はいいものばかりではなく、米原高校の判定が悪かったときは、とてもショックを受けました。そんなときに、一緒にがんばっている仲間や先生たちが励ましてくれました。同級生はみんな敵だと思っていましたが、それは間違いだと、そのとき気づきました。
そして、冬休みになると〈冬期講習会〉やさまざまな特訓が始まりました。私は特色選抜で合格したいと思っていたので、〈特色選抜入試特訓〉や〈特色選抜入試対応 小論文対策講座〉を受講しました。また、九月より始まっていた〈日曜特訓講座(日特)〉を受講していたので、さらに忙しくなりました。年始になっても〈正月特訓〉に参加して、それまでのゆっくりとしたお正月からは、考えられないくらい大変でした。
しかし、そのおかげで、勉強に対する不安はほとんどなくなり、あとは本番で全力を出せるようにするだけとなりました。それでも、受験が終わるまでは気を抜かないように、熱心に勉強を続けました。
そして、私立の学校の受験当日になり、人生二回目の受験を迎えました。私は、テストが始まる直前まで資料集を読みあさりました。そして、いざ本番となると、これまでテストをたくさん受け慣れていたので、意外にも緊張はしませんでした。おかげで、自分の全力を出しきることができたのでよかったです。そして、その二日後に、本命の米原高校の特色選抜入試の日がやってきました。前夜は、緊張と不安であまり寝られませんでした。翌朝、電車に乗って会場へ向かいました。席に座ると周りの人たちが自分よりずっと賢そうに見えてしまい、緊張と不安がより一層高まりました。それでも、「全力を出すしかない。気合いだ」と自分に言い聞かせて、なんとかその日を乗り越えることができました。
そして、その四日後に私立の合格発表がありました。結果は合格でした。少し安心できましたが、本命の結果はわからないので、まだまだ不安でした。学校の先生からは、不合格だと思っておけと言われていましたが、少し期待している自分がいたので、不安な気持ちでいっぱいでした。
そして、特色選抜の合格発表の日になりました。学校の担任の先生に順に呼ばれていき、遂に自分の名前が呼ばれました。手足を震わせながら先生の前に座り、渡された封筒の中を見ました。「おめでとうございます」という文字を見てとても驚き、自分が合格できたなんて信じられませんでした。これも今までずっと支えてくれた先生や家族、友人のおかげだと思います。これからも自分の志に向けて努力していこうと思います。
また、これから受験を迎える人は、勉強と休憩のメリハリをつけることが大切だと思います。受験生だからといってずっと勉強をしていても、体調を崩してしまっては元も子もないので、メリハリをつけることを頭に入れて、目標達成のためにがんばってください。
2016年度 - 合格体験記
名前 | タイトル | 所属の教室 |
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S・Yさん | ギャザ |