立命館宇治中学校 | やり続けることの大切さ【中学受験-合格体験記】|成基学園-受験指導と志共有の学習塾

立命館宇治中学校
(ICコース)
合格-2024年度

富田 華蓮さん

わたしの志は、

学校の先生になって、生徒たちの学校生活を楽しく充実したものにするため、精一杯サポートすることです

小学校の担任の先生に憧れ、私も子どもたちに真剣に関わり、学校生活を楽しくしていけるような先生になりたいと思っています。苦手な教科にも必死で取り組み、人に教えられるだけの学力と、様々な人々とうまく関わっていけるコミュニケーション能力を身につけていけるよう、努力を続けていきます。

やり続けることの大切さ

私は4年生の時、成基学園に入塾しました。それまで中学受験は全く考えていませんでしたが、母のすすめで塾に行くことになりました。受験のために塾に行くなんて、勉強ずくめになり、友達と遊べなくなって、楽しいことなんてないものだと思っていました。ところが、塾に通い始めると、勉強することが「日常」になり、勉強は大変でしたが、塾には楽しく通えました。今、受験を終えて、「塾に通ったことは、自分のためになった、受験をしてよかった。」と心から感じています。

私が入試に向けて一番努力したことは、算数の勉強です。私は算数が苦手で、思うように成績が伸びず、心が折れそうになったこともありましたが、6年生になって、とにかく算数の問題をたくさん解き続けました。算数のテストで、たまにいい点がとれることがあると、担当の先生が「やればできる!」と書いてくださいました。先生のそういう温かいお言葉のおかげで、少しずつ自信が持てるようになり、やる気にもつながりました。中学受験を通して、入試問題を解き続け、自分の決めたことや先生に指示されたことを、「全てやり切って突き進む」ことが大切と実感しています。やり切ったおかげで、模擬テストで基準点が取れるようになり、私は立命館宇治中学校の自己推薦の資格を得て、合格することができました。

受験勉強を乗り切るにあたっては、多くの人に支えていただきました。先生や友達からも支えていただきましたが、一番の支えになったのはやはり家族です。受験を終えた時、「お父さん、お母さん、中学受験をさせてくれてありがとう」と、心から思いました。母は私を同志社系列の中学に入学させたかったのですが、私の希望を聞き入れ、立命館宇治を受験させてくれました。何より母に感謝しているのは、塾のある日は毎日お弁当を作ってくれたことです。冬になると体が温まるようにスープも用意してくれるなど、色々工夫してお弁当を作ってくれました。父は仕事が忙しいのに、ほとんど毎日塾へ迎えに来てくれました。また、社会の知識クイズを出して勉強にも協力してくれました。私のことを一生懸命支えてくれた両親に、改めて「ありがとう」という言葉を伝えたいと思います。両親のおかげで、自分が思っていた以上の力を発揮できたと感じています。

成基学園に通ってよかったと思っていることの1つに、良い友達ができたことがあります。休憩時間に楽しくおしゃべりすることで、気分転換もできましたし、難しい受験勉強を、励ましあいながら、乗り越えることができました。塾でできた友達とは、卒園して会うことはなくなっても、これからもつながっていけると感じています。

先生方にも大変お世話になりました。算数のK先生は5年生の時から2年間、授業を受け持っていただきました。とても熱心で、一人ひとりのことをよく見てくださいました。6年生になると、入試問題をどれだけ終わらせたかの表を作ってくださったので、とてもやる気が出ました。苦手な算数を最後まで頑張れたのは、K先生のおかげです。理科のS先生は授業が面白くて、分かりやすいプリントを作ってくださったので、身につきやすかったと感じています。国語のN先生も分かりやすいプリントを作って、力強い授業をしてくださいました。社会のK先生は歴史のまとめのプリントをくださり、より理解が深まりました。どの先生も工夫を重ね、一生懸命授業をしてくださったので、私も意欲を持ち続けることができたのだと思います。頑張っているのに、なかなか成績が上がらず、辛い思いをしている時も、先生方が励ましてくださったので、くじけず前向きに取り組むことができました。

これから中学受験をする人たちへ私から言えることは、どんなに辛い時も、しんどい時も、自分を信じ、先生方の指導に従って、問題を解き続けることで道は開けるということです。立ち止まらずにやり続ければ、力がついていくのだと、私はこの一年の勉強を通して実感しました。

中学に入ってからも、受験を通して得た経験を忘れず、勉強はもちろん、クラブ活動はじめ様々なことに積極的にチャレンジして、充実した生活を送っていきます。

保護者からのコメント

保護者名 富田 志都

成基学園へ入塾を決めた4年生の頃の彼女はまだまだ精神的に幼さがあり、過酷な中学受験を乗り越えていけるか心配ばかりしていましたが、親の予想に反して生き生きと塾へ通う姿を見せてくれました。合格するという同じ目標を持った友人に囲まれ切磋琢磨し、知的好奇心をくすぐる授業がとても面白かったようで、塾から帰るとよく先生方のことや授業内容を話してくれた事が印象に残っています。楽しく通う2年が過ぎ、6年生となり受験本番を意識する頃には成績のアップダウンに心が折れそうになる時もありました。それでもくじけず最後まで頑張れたのは、常に娘を支え伴走してくださった先生方と友人の存在が大きかったです。親は給水と沿道からの応援しか出来ず終いでしたが、皆様のお陰で娘を大きく成長させていただけた事心より感謝申し上げます。3年間の頑張りは自己推薦資格という結果につながりました。成基で学んだ事を忘れず充実した中学校生活を送ってもらいたいと思います。

担任からのコメント

富田さん、合格おめでとうございます!!
「分かってはいるけど、答えが合わない」という時期がしばらく続いた時は、楽しい反面、心が折れそうになったこともあるでしょう。一度や二度ではなかったかもしれません。しかし、前向きな気持ちで取り組んでくれたことと、仲間と励まし合うことにより、自分の力で乗り切ってくれました。
頑張るのは自分自身。その周りにはたくさんの熱い声援を送ってくれている多くの人がいることをしっかり認識し、大切にできたことが合格に一直線に走っていけた要因ではないかと思います。
将来の志は「学校の先生になって生徒をしっかりサポートすること」とあります。富田さんであれば、今回の受験をはじめとする様々な経験を通じて、心優しい、授業が分かりやすく、生徒や保護者の皆さんから慕われる、すばらしい先生になられると思います!!
2年間、ありがとうございました。

金地 和也

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