奈良女子大学附属中等教育学校
合格-2022年度
学校の先生になり、おもしろい授業をして、未来を支える子どもたちを育てることです。
友だちに頼まれて勉強を教えるとわかりやすいと喜んでもらえたことから、勉強を教えることが好きになりました。そこから学校の先生になりたいという志を持つようになりました。小学校では児童会や応援団に立候補し、チームの中でみんなと協力して課題を解決していく方法を学びました。この経験を活かして、単に勉強を教えるだけでなく、どんな人でもわかりやすく楽しめる授業ができるような先生を目指していきたいです。
E判定からの大逆転 ! !
姉の中学校が楽しそうだったので、自分も中学受験をしたいと思い、三年生の三月に入塾しました。初めは四教科全般が割とできたので楽しく通っていましたが、五年生になる頃から算数が苦手になり、成基に行くのがつらくなりました。五年生から始めた〈最難関特訓〉も難しく、ついていくのが大変でした。しかし志望校にどうしても合格したかったので、休まず授業を受け続けました。それでも成績は思うように上がりませんでした。 このときあきらめず通えたのは、成基で出会った友だちの存在があります。偶然出会った友だちと好きなゲームやアニメが同じで、勉強以外の話ができるのが楽しく、支えになっていました。 六年生になって、本格的に成績でクラスが分けられるようになりましたが、友だちと違うクラスになるのが嫌で、一生懸命勉強しました。友だちがいなかったら最後までがんばれなかったかもしれません。
友だちとは志望校が違いましたが、ただ志望校を目指して勉強するより、さらに偏差値が高い学校を目指して勉強する方が、より志望校に近づけると思い、志望する奈良女子大学附属中等教育学校と同じように難しい記述問題のある洛星中学校を目指して勉強するようにしました。〈最難関志望校別特訓〉でも洛星中のコースを選びました。結果的に友だちと最後まで同じコースに行くことができました。
僕が選んだ奈良女子大附中では、遠足や修学旅行といった学校行事を行き先から内容まで生徒たちで決めたり、制服がなかったり、自由・自主・自律を尊重する校風が根付いているそうです。 そんな学校で勉強をし、リーダーになるための資質を身につけたい、その上で将来はクラスをしっかりまとめられる、おもしろい授業のできる学校の先生になりたいと考えて志望校を決めました。
五年生までは必ず宿題を期限までに終わらせていました。それだけではなかなか算数ができるようにならず、六年生になってからは算数の問題を毎日解くようにしました。通常授業の算数はできても、〈最難関志望校別特訓〉の算数は全然できませんでした。六年生の夏休みにはやる気もなくなっていました。さらにコロナのせいで夏休みの〈算数集中特訓〉が延期され、学校見学会も次々と延期になり、本当ならめちゃくちゃがんばるべき夏休みをだらだらと過ごしてしまいました。
算数はなかなかできるようになりませんでしたが、国語は得意で、特に洛星中で出題される物語文の記述問題はあまり練習しなくてもできていました。しかし国語だけができても〈日曜進学教室〉の成績は上がらず、偏差値は洛星中から程遠いところで低迷していました。十一月の成基の先生との面談で受験校を決める際、先生にはもう少し偏差値の低い学校を受験することをすすめられました。迷いましたが、国語の記述に自信があったことと、第一志望校の奈良女子大附中にどうしても行きたかったこと、オンラインで学校説明会を見た洛星中が自分に合っていると確信していたことから、先生を説得して、偏差値を上げると約束して、受験校を変えませんでした。ところがその面談の約一カ月後に返ってきた〈洛星オープンテスト〉の結果がE判定で、このときは本当に絶望しました。反省し、まず息抜きで動画を見るのをやめ、 どうしても合格したい二校に絞って過去問を解きまくりました。過去問を解くうちにそれまでできなかった〈最難関志望校別特訓〉の問題もできるようになり、問題に取り組むのが楽しくなってきました。 〈正月特訓〉、〈直前特訓〉と洛星中のコースを受けましたが、これまでできなかった問題ができるようになってきました。入試は洛星中から始まりました。一週間前から朝早く起きる練習をして、当日は五時にバチッと目が覚めました。すごく緊張していました。集合時間直前までズームで成基の先生方からアドバイスを受け、励ましてもらいました。すごく心強く感じました。先生に言われた通り、校舎に入ったらまずその学校に通う自分をイメージして、絶対合格する!という気持ちで臨みました。
僕のように、もともと勉強が好きでもないのに受験をするのはすごくしんどいです。でも合格したいという強い気持ちでがんばれば入れると思います。 合格がわかったときは本当にうれしかったし、三年間の努力が報われたと思いました。E判定というどん底から這い上がれたのは、最後まで信じて応援してくれた家族や先生、そして友だちのおかげです。 自分の力を信じることも大切だと思います。 これから受験をするみなさんには、最後まであきらめずにがんばってもらいたいです。
2017年度 - 合格体験記
名前 | タイトル | 所属の教室 |
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高尾 優希さん | 学研教室 |
2016年度 - 合格体験記
名前 | タイトル | 所属の教室 |
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H・Nさん | 学園前教室 |