金蘭千里中学校
合格-2020年度
小学校教師になって、生徒と信頼しあえる関係を築き、優しく接することです。
この志を立てた動機は何かと言うと、三年生の担任の先生がわたしをやさしく指導してくれたおかげで、とても楽しいときをすごせたからです。この志を果たすために、これまで下の学年の人にルールを教えた上で、彼らのやりたいことをさせて、多くの人と接してきました。志に向けて、これからもいろいろな子どもたちに、たくさんのことを教えてあげられるように、勉強、特に英語に力を入れてがんばっていきたいと思います。
忘れられないこと
ぼくが成基学園に入塾したのは、小学三年生の春のころでした。そもそもなぜ塾に入ったのかというと、高校受験をするよりも中学受験をすることの方が楽だと思ったからです。急に入ったこともあり、慣れるのに結構時間がかかりました。冬に新しい人が入ってきて、最初はあまりしゃべらなかったけれど、どんどん話ができるようになって、一緒に難しい問題を解きました。
四年生から勉強が一気に難しくなり、三年生のころと比べれば圧倒的に宿題の量も増えました。でも、そのときはまだ受験の恐ろしさを知りませんでした。だから、受験ってこれくらいなのかなと思っていました。
五年生になって、〈演習講座〉という授業が増えました。先輩が大変だと言われていたので、どうしてかと思いましたが、先輩は苦痛でしかないと言われていました。ただでさえ授業が連続するのに、さらにもう一つ授業が重なるのは信じられませんでした。〈成基オープンテスト〉を毎月受ける日程も慣れたというのに、急に入った〈演習講座〉が嫌でたまりませんでした。
そんな日々が続いて、あっという間に六年生。少し焦りました。入試まであと一年しかないと思ったからです。春は、初めて教わる先生もいらして緊張しました。これはマズいという焦りと緊張の二つが、自分を圧迫しているようでした。でも少しずつ慣れて、焦りと緊張がウソのように全てどこかに流れていきました。そして、新たに〈日曜進学教室(日進)〉が始まりました。テストの後、すぐ解説というのは気に入ったけれど、毎週毎週日曜日にテストを受けて、結果を見るのは、大変つらかったです。それがやっと終わったと思ったら講習会が始まって、朝から夜まで勉強づくし。もうあきらめようかなと落ち込んでいるときも、正直言うとありました。しかし、周りの友だちがくじけずがんばっているのを見て、勇気を与えてくれました。一緒にがんばっている人がいるのに、自分だけ逃げ出すなんて恥ずかしいと思い、死にものぐるいで勉強しました。辛くても苦しくてもたえて、講習会が終わりました。
一休みしたら、次には〈夏期学習合宿(合宿)〉が待っていました。〈合宿〉に行って、自分の力がどれくらいなのかわかるという不安と期待が高まりました。でも、朝昼夜のご飯とお風呂以外は大きな休憩は一度もなく、死ぬほどしんどかったです。ホームルームでは自分と受験に向き合い、勉強に対するモチベーションを上げることができました。
一歩も引けない〈合宿〉がついに終わって、自分は乗り切れたと自分のメンタルに強く自信を持ちました。ところが、その自信が一瞬の命取り。自分はもう油断していたので〈日進〉の点数が一気に落ちました。親からも、「自分のこと過信しすぎや。」と言われました。確かにその通りだと思い、自分の姿勢を改めました。自分の受験に向かう姿勢が決まると同時に、第一志望校も決まりました。決め手は、その学校がタブレットを使って授業をしていたことです。学校のホームページや説明会で、金蘭千里中学校がものすごく気に入りました。志望校が決まってからは学校では時間を有効に使い、勉強時間を増やしました。塾では授業に集中し、復習をしっかりしました。家では体調管理に気をつけ、母親がしっかりとフォローしてくれたので、テストを万全の状態で受けることができました。
それでも〈日進〉では、成績の浮き沈みがありました。そういうとき、自分は落ち着いて復習をみっちりしました。『ラプラス』、『出る順』、『アインシュタイン』、『社会用語集』など、基礎から応用までそろっている教材を復習に使いました。そして、あるときの〈日進〉で高得点を取りました。いつも五〇くらいだった偏差値が五八まで上がったのです。すごく喜びました。そして、〈合宿〉から帰ってきたときのことを思い出しました。浮かれては、またすぐダメになってしまうこと。そして、これからも復習を大切にという気持ちでやるようにしました。そうすると、やる気は自然と出てきます。
冬休みももちろん勉強はたくさんやりますが、夏の経験があったので乗り切れました。そして、〈直前特訓〉。もう入試が始まってしまうんだと、かなり焦ったのも事実です。そして、ついに入試がやってきました。試験会場で激励してくれた先生の期待に応え、自分の力を信じて、合格したときのことを想像しました。ドキドキしながら、学校のホームページを見つめて合格発表を待ちました。心が爆発しそうになりました。そして発表を見たら、全部合格でした。うれしさのあまり声が出ませんでした。そして、今まで支えてくださった先生方、両親に感謝の気持ちを心の中でありったけの大声で叫びました。
この受験を通して、あきらめないことが本当に大事だということを学びました。
2019年度 - 合格体験記
名前 | タイトル | 所属の教室 |
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越智 玲奈さん | 宝塚教室 |
2018年度 - 合格体験記
名前 | タイトル | 所属の教室 |
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藤井 麻緒さん | 茨木教室プライム |