関西大学中等部
合格-2018年度

わたしの志は、

困っている人に手をさしのべることができる警察官になり、命をかけて人々を守れるような勇かんな人になることです。

私は人の役に立つことのできる仕事につきたいなぁと思っていました。そこでテレビで命をかけて人々を守ろうとする警察官の人がかっこいいと思い、このようなかっこいい仕事について人々を守りたいと思ったので志にしました。警察官になりたいと思ったからこそ受験しました。この志を忘れずに中学生になってもがんばって勉強し、努力してこの志に向かって進んでいこうと思います。

夢をかなえるためすすむ

私が入塾したのは小学四年生の夏でした。いとこが成基学園に入塾し、志望校に合格していたので通うことに決めました。最初は全然、成績は上がらなかったけれど、先生はちゃんと私をみていてくれました。なかなかなじめずにいたけれど、いいところで楽しいなと思えるようになりました。

五年生になって初めて志をきかれました。まよいもなく警察官だと思ったけれど、どんな警察官にと具体的には考えていなくて、よくわかりませんでした。

小学校では他学年のケンカがたまにあって、そこでそのようなケンカをみた私は自然と体が動いてケンカを止めていました。なにがあったかをきいて解決すると、学校の先生やケンカをしていた子がありがとうといってくれて心があたたかくなり、うれしくなりました。このようにありがとうと、笑顔でいってくれると気持ちがいいなと思い、私は人を笑顔にかえていきたいんだと感じ、私は困った人を手助けし、笑顔にできる警察官になりたいと思うようになりました。

私がこの受験を通して、うれしかったことはいろいろな友だちができて笑って楽しく勉強できて、友だちの力で気分が元気になれたり、つらいことをわすれることができたりして、受験ならではの体験ができたことです。特に〈夏期学習合宿（合宿）〉などではほぼ朝から夜まで勉強で苦しくなったりしても〈合宿〉の友だちや先生にはげまされのりこえることができたのだと思いました。言葉の力はとてもすごいものなんだと感じました。

私が考える合格するためのひけつは、わからない問題は絶対に質問に先生のところへ聞きに行くことだと思います。私も実際に質問に行ったことのある問題がでてきて、あの時、質問に行っていてよかったと思うことがたくさんありました。そして、おぼえるためになるものはなるべく多い方がいいので、暗記カードをもっているといいと思います。ですから、これから受験の人は最後まであきらめずにみなおしをしてがんばってほしいです。

〈日曜進学教室〉では、他の人のすごさを感じてどうしようとあせったり、もうだめかもとあきらめかけたりしても、

「次がんばればいいやん」

とか、

「大丈夫、落ちついたら大丈夫やって。」

といってくれる友だちがいて、友だちに支えられてがんばらないと、と思いました。でも、どうしても思うように成績がのびず、いつでも、ポケットやバッグに暗記カードを入れて、時間があればおぼえてと繰り返すと少しずつ成績があがって、暗記カードはかかせないものになりました。

いよいよ入試となると他の中学の受験とはちがい本命の学校は心臓がやぶけそうなぐらいドキドキしました。テストが始まっても手がきんちょうでふるえていて、いつも教わっている先生やはげましあった友だちを思いうかべて、絶対合格するから大丈夫とおちつかせていました。すると、いつものような感じでテストを終えることができました。しかし、次は結果発表までテスト前よりもドキドキしていて落ちてしまっていたらどうしようと思いました。

結果発表では母と祖父が番号を見に行ってくれて、合格とわかったとき祖父は泣いたそうです。そんなによろこんでもらえると思っていなくて、とてもうれしくて、親せきにほめられると照れくさかったです。けれど、親、そして祖父、祖母がすごくよろこんでくれたので私はホッとしたのと、うれしさと、解放感がまじったうれしなみだがでてきそうでした。これから進学してもがんばろうと思いました。

私は一番、感謝しているのは父と母です。ずっと裏で支えてくれて父も母も忙しいのに気にしてくれていて心から感謝しています。きっと私に対する苦労がすごくあったのにも関わらず、最後まで応えんをしてくれていて、私はもし両親がいなかったら合格を手にしていないと思います。両親の苦労を大人になったら恩返しをたくさんしようと思います。受験が終わった今、一日一回以上お手伝いをするという目標でがんばりたいです。

これから私は人々を笑顔にできる警察官になるという志に向かって努力し、がんばっていきたいと思っています。