大阪府立春日丘高等学校 | 信じた先の向こう【高校受験-合格体験記】|成基学園-受験指導と志共有の学習塾

大阪府立春日丘高等学校
(普通科)
合格-2021年度

わたしの志は、

空港のグランドスタッフとなって、お客様が気持ちの良い旅をすることができるように手助けをするなど、さまざまなサービスに携わることです。

この志を立てた動機は、私が今、言語について興味を持っており、言語を活用できる職に就きたいと考えたからです。さまざまな国から日本に来られる人にしっかりと対応することができるように、これからさまざまな言語を学んでいこうと思います。そして、接客をする際に必要な、どんな状況に対しても柔軟に対応することができるコミュニケーション能力を身につけていきたいと思っています。

信じた先の向こう

私が成基学園に入塾したのは、小学六年生のときでした。当時の私の学力はかなり低く、このままだと中学校に入ってから勉強についていくことができないかもしれないと焦りを感じたので、自ら母に「塾に行きたい」と頼み、入塾しました。

自分の意志で入塾したものの、特に志望校は決まっておらず、そのまま中学校に入学しました。中学に入ってからは、女子バスケットボール部に所属しました。ほとんど毎日部活に打ちこんでいたので、勉強をしっかりするのは定期テストの対策くらいでした。成績も入塾当初からは伸びたものの、振れ幅が大きく、常に安定はしていませんでした。

そのような状態で毎日を過ごしていると、二〇二〇年二月頃から新型コロナウイルスが流行しました。そのときの私は、「すぐに収まるだろう」と思っており、まさか今のように大変な一年を過ごすとは思ってもいませんでした。

二月の下旬に休校が決まり、塾にも通うことができなくなって、ZOOMでのオンライン授業が始まりました。慣れない環境で勉強をするのは大変でしたが、先生たちが迅速に授業の環境を整えてくださったので、安心して勉強に取り組むことができました。

自粛期間中はダラダラしてしまうことが多く、このままだと、受験生として最悪なスタートを切ってしまうと思いました。そこで私は自分自身を見直してみようと、まずは志望校を調べました。大阪府立 春日丘高等学校を目指した理由としては、自粛期間中にいろいろと高校を調べ、比較をしているうちに、春日丘高校の自由で自立した生活を目指すという校風に強くひかれたからです。このようにじっくりと進路を決めることは、自粛中だったからこそできたことでもあると私は思います。私にとって自粛期間は辛い時間ではありましたが、自分を見直すきっかけとなった大切な機会でもありました。

自粛が明けてから、私は志望校がしっかりと定まったので、受験のために毎日塾に自習をしに行きました。毎日十八時から二十二時までは必ず自習をすると決め、休む時間はしっかりと休みました。そのようなONとOFFの切り替えをすることは私にとって一番効率の良い方法で、そのような生活を過ごすことは苦ではありませんでした。

そうした生活と、そして何より周りの環境に恵まれていたために、私はとても充実した受験勉強ができたと思います。成基学園 高槻教室で共にがんばってきた友人は皆とても勉強に対してのモチベーションが高く、とてもおもしろく、優しい人たちでした。「ライバル」というよりは、「仲間」というイメージが強かったです。彼らがいたおかげで私は塾に通うことがものすごく楽しかったし、もっとがんばろうと自分に拍車をかけることができました。

五ツ木模試を受けたとき、判定はB寄りのC、B判定など、そこまで悪くありませんでした。しかし、私は学校での成績があまり良くなく、学校側から「春日丘への進学は厳しい」と言われました。自分の目の前には高い壁があると感じ、がんばっても反対される毎日が続き、何度も涙を流しました。そんなとき、塾の担任のF先生から、「安心できないのは事実。でもここで諦めるのは後悔するだけ。福井なら大丈夫。」と言ってもらえました。その言葉をきっかけに、諦めないで最後まで自分を信じようと、勉強に対する勇気を取り戻すことができました。その日から私は、前よりもっと積極的に質問をしに行くなど、意欲的に自信を持って勉強を続けることができました。

公立入試本番の一週間前、春日丘高校の倍率が一・七二倍だったことで、私は再び挫折をしました。大阪府の中でもぶっちぎりの高倍率を目の前にしました。私立入試では、志望していたコースに合格し、春日丘高校の受験を許されましたが、約二五〇人が落ちるという不安に押しつぶされました。しかし、そんなときにF先生が、「ここまで一生懸命取り組んできたから、あとは全力を出すだけ!」と背中を押してくれました。自分を信じれば大丈夫、そう思い入試本番、最後まで楽しみ、全力で挑むことを意識しました。

三月一八日、インターネットで合否を確認しました。サイトが混雑し、なかなか繫がりませんでしたが、友人から、「咲紀の番号、あったよ。」と連絡が来たとき、うれしくて親と一緒に喜びました。そして、「最後まで自分を信じて良かった」と心から思えました。

私が成基学園に来て学んだことは、勉強はもちろん、自分を見つめ、信じることです。成基で勉強した毎日は、どれもが私を大きく成長させてくれました。これからは志にも書いた「グランドスタッフになる」という夢に向かい、成基で学んだことを通して、春日丘高校でもがんばり続けたいです。

その他の大阪府立春日丘高等学校の合格体験記

2024年度 - 合格体験記

名前 タイトル 所属の教室
田中 玲奈さん

目標に向かって頑張り続ける

高槻教室

2022年度 - 合格体験記

名前 タイトル 所属の教室
山森 万実さん

私がもらった物

高槻教室

2018年度 - 合格体験記

名前 タイトル 所属の教室
足立 鈴奈さん

二年間思い続けていた夢の実現

高槻教室

2017年度 - 合格体験記

名前 タイトル 所属の教室
升田 実花さん

合格を勝ちとるまでの道

高槻教室

PAGE
TOP