大阪府立茨木高等学校 | 受験勉強を通して得たもの【高校受験-合格体験記】|成基学園-受験指導と志共有の学習塾

大阪府立茨木高等学校
(文理学科)
合格-2024年度

わたしの志は、

みんなが助けあえる世の中をつくるために、子どもたちを繋ぐことです。

私がこの志を立てた動機は、小学2年生の時の担任の先生の授業がとても楽しく、私もその先生みたいに子どもたちを楽しませたいと思ったことです。私はその先生から知らないことを聞く時、とてもワクワクしました。私の感じたワクワクをもっとたくさんの子どもたちに感じてほしいので、色んなことを経験し、たくさん知識を身につけていこうと思っています。

受験勉強を通して得たもの

私が成基学園に入塾したのは、中学1年生の頃でした。同じく中学1年生から成基学園に通っていた姉から面白い先生がいる、という話を聞き、「私もその先生と話してみたいな」という軽い気持ちで入塾を決めました。その頃の私は勉強に対してあまり興味がなく、定期テスト1週間前になってもダラダラとした生活が続き、手を抜いたテスト勉強をしていました。また、当時私が塾に求めていたのは「勉強をする場」ではなく、「楽しい場」でした。塾の小テストは勉強せず、宿題はやったりやらなかったり中途半端にしていたため、模試では成績が上がらず、ずっと同じような点数ばかり取っていました。

中学2年生に進級した私は、1年生の頃のような勉強の仕方を改めようと決心しました。そんな中、同じ思いを持った友達のKさんと出会いました。Kさんとは、学校のクラスが同じで、2年生になってすぐ成基学園に入塾してきました。私とKさんは、「どうすれば楽しく勉強ができるか」「どうやったら覚えやすくなるか」を考えました。お互いにテスト範囲の内容をまとめたものを共有したり、慣用句を覚えるため、慣用句物語を作ったりしました。Kさんのおかげで、私は勉強が楽しくなり、定期テストの5教科の合計点も20点くらい高くなりました。勉強はやった分だけ結果が出るんだと分かり、勉強時間を増やすようになりました。

中学3年生に進級した私は、苦手教科でつまずきました。私は中学1年生から数学に苦手意識があり、克服しようと思っていたのですが、勉強する気が出ず、ずっと放置していました。私が数学の克服をしようと決めたのは、私立入試の時でした。私が受験しようとしていた学校は数学の問題がとても難しく、点数が全くとれなかったからです。今まで先生から数学をなんとかしようと言われていたのですが、ごまかしたり言い訳をして避けてきました。しかし、入試問題の解けなさに初めて焦りを覚え、慌てて克服をしようと決心しました。数学の担当のF先生が私のために課題を用意して出してくれてずっとつきっきりでサポートしてくれました。解ける問題が増えたり、点数が上がることに達成感を覚えました。私立入試では自分の志望していた高校の合格を手にし、勉強してきて良かったと心から思えました。

私が公立高校の志望校を決めたのは11月の半ばでした。それまでは、勉強ばかりする賢い高校という印象を持っていました。勧められて行った学校説明会は私を大きく変えました。活き活きと学校の魅力を話す先輩や、生徒が主体となって運営されるイベントに大きく惹かれ、「この学校に絶対に行きたい」と思いました。そこから私は志望校を大阪府立茨木高等学校に設定し、今までよりさらに勉強するようになりました。

私が塾で特に良かったと思うことは主に2つあります。

1つ目は夏休みや冬休みに行われた自習ワングランプリです。私が中学3年生になってから導入され、長期休暇の期間に最も長い時間自習した人には景品がもらえるという制度でした。夏休みに初めて導入されたその制度に私はすごく燃えました。絶対に1番になりたいと思い、夏期講習が始まる1時間、終わった後に5時間塾で自習をすることにしました。当時はまだ志望校が決まっておらず、景品目当てに頑張っていましたが、そのおかげで長時間自習をすることになれ、集中力も切らさない勉強の仕方を身につけました。

2つ目は、私が決めたことに寄り添ってくださる先生方です。受験勉強の時、先生方は私の質問に対して快く答えてくださったり、記述や英作文を採点してくださったり、分からない問題を教えてくださったり、朝早くから塾を開けてくださったりしました。また事務の方も模試の監督や印刷など他にも私が見えていないところで様々なことをしてくださりました。私はそんな成基学園にとても感謝しています。様々な形で私を全力で支えてくれる塾に通えてとても良かったです。受験は自分の力だけでは乗り越えられないということを受験を通して知りました。3年間高いお金を払って通わせてくれた母、私が落ちこんでいる時に励ましてくれたり、私の受験のためにたくさん我慢してくれた姉妹にもとても感謝しています。

今まで私が支えてもらってきたように、私も誰かの目標を達成するために協力したいという考え方が生まれました。また、目標に向かって努力する楽しさを知りました。茨木高校では、これらのことを活かして自分のやりたいことに思いきり打ち込みたいです。

保護者からのコメント

保護者名 今村 智子

「心音ちゃんは逆境に強いですね」と受験の際、塾の先生から何度か言われました。心音は生後3か月頃から難病と診断され、先が見えない不安な日々を過ごしました。それを乗り越えた幼少期、そして今回の受験を振り返ると、困難な時でも、自分の力を最大限に発揮するところがあるのかなと、先生のこの言葉を聞いた時に思い浮かびました。
進路では悩んでいましたが、「ここに行きたい」と思える高校を見つけたことが勉強への原動力となり、中3の夏休みに身に付けた長時間の自主学習が入試まで諦めずに勉強を継続する力になったと思います。自分が決めた進路に対して、高槻教室の先生達に気持ちの面でも寄り添っていただけたことが心強かったようです。勉強以外に大切なことも色々と教わった3年間でした。
子どもの時から色々なことに興味を持ち、常に楽しいことを見つけていました。高校生活でも面白いと思えることを探し続けほしいです。

担任からのコメント

心音さんへ。茨木高校への合格おめでとうございます。「あの悔しさ」をバネにして掴んだこの合格は心音さんにとって素晴らしい成功体験になったと思います。茨木高校にはハイレベルな環境があります。心音さんにはもってこいの環境です。自分と同等、それ以上のレベルの人たちと競い合いながら更なる高みを目指してください。
心音さんには「挑」という言葉が似合います。そこには当然、失敗や挫折もあるでしょう。でも心音さんならば、失敗や挫折を乗り越えて自分の描いた未来に向かって進んでいけると信じています。
心音さんにとっては茨木高校もその先に進むための通過点です。茨木高校での様々な経験を自分磨きにうまく使ってくださいね。「のぼり詰めた者にしか見えない景色」があります。心音さんがこの先、その景色をたくさん見ていくことを願っています。

黒瀬 貴士

その他の大阪府立茨木高等学校の合格体験記

2021年度 - 合格体験記

名前 タイトル 所属の教室
萩谷 美楓さん

最後まで諦めない

高槻教室

2018年度 - 合格体験記

名前 タイトル 所属の教室
吉田 優香さん

受験を通して学んだこと

高槻教室

2017年度 - 合格体験記

名前 タイトル 所属の教室
小島 梨花さん

合格までの長い道

高槻教室

PAGE
TOP