大阪府立茨木高等学校
（文理学科）
合格-2021年度

どんな社会でも活躍できる人になることです。

この志は、私が働くときにどんな社会になっているかわからなかったので、どんな社会でも対応していける人になりたいです。そのために、高校ではたくさん勉強したいです。そして、勉強だけではなく、行事でもたくさんのことに挑戦していきたいです。コミュニケーションも大切にしていきたいです。

最後まで諦めない

私が入塾したのは、中学一年生のときでした。一年生のころは、定期テスト二週間前からは猛勉強していたけれど、他のときは、ほぼ家庭学習をしませんでした。学校の課題も提出日の朝に取り組むことが多かったです。二年生になっても一年生と同じような勉強量でした。しかし、二年生になって模試の国語の成績が急に下がってきました。私は、いつか元の成績にもどるだろうと油断していましたが、塾の先生がとても心配してくださいました。だから、私は国語の勉強をがんばり、少しずつ偏差値を上げることができました。

三年生になって最初の二ヵ月はずっと自粛期間でした。初め、何をしたらいいかわからなかったので、課題をしているだけでした。しかし、周りの友だちが計画を立てて、たくさん勉強していると聞いて危機感を覚え、五月ごろからたくさん勉強しました。

自粛期間が終わってから夏休みまではあっという間でした。正直、何も覚えていません。ただ、〈夏期講習会〉は本当に集中して受けようと思い、人一倍集中して受けました。すると、夏休み明けの実力テストがとてもよくできました。このとき達成感を覚え、何事も集中して取り組むことが大切だと学びました。

九月～十二月は、実力テストは下がり続けていたけれど、模試の偏差値はずっと安定していました。また、十月ごろから塾の同じクラスの人が、毎日自習室に通っていることに影響されて、勉強量をとても増やすことができました。また、授業が始まる三〇分前には必ず自習室に行くという習慣もできました。

冬休みは、一日十時間勉強すると目標を設定したものの、達成できたのはたった一日だけでした。思ったように勉強がはかどらないうえ、塾の授業も夕方は集中して受けることができず、ずっとモヤモヤしていました。満足できるまで勉強できないまま冬休みが終わってしまいました。

一月からはいろいろと大変でした。〈進研Ｖもし〉では、五ツ木模試でずっとＢ判定だった大阪府立茨木高等学校の判定がＢでなくなってしまいました。また、学校の実力テストは同じ高校を目指している人に勝てませんでした。一月は悪い成績ばかりで、怒られる気がしてはっきり言えなかったけれど、志望校を変えようと思っていました。

私立入試が無事終わり、公立の受験校を決める時期が来ました。一月の模試と違い、過去問の出来が思ったよりよくて、やっぱり茨木高校を受けようかなと思っていました。しかし、学校の面談で「厳しいと思う」や、「去年はあなたの実テの点数で受かった人はいない」と言われて、本当に迷い始めました。さらにメンタルがやられて、毎日泣きそうでした。そして私は塾の先生に面談のことを相談しました。すると「本当に行けると思っている」と言われて驚きました。最初は全然信じられなかったけれど、先生の話を聞いているとどれも納得できることばかりでした。他の先生も、相談したら行けると言ってくださいました。茨木高校に行けるとはっきり言ってくれる人が塾の先生しかいませんでした。しかし、私も茨木高校に行きたいという思いが強かったので、結局ここを受けようと決意しました。

茨木高校を受けると決意した日はもう入試二週間前でした。できることは少ないものの、とにかく無駄な時間を作らないようにしました。数学は過去問の難しい部分を何周もして、なかなかつかめなかったコツを何となく掴みました。社会は二週間で何冊もワークを解き、間違えたところをノートにまとめました。絶対後悔しないようにするため、全力で取り組みました。ただし、十日前くらいに国語の作文がボロボロなことに気がつきました。先生は、「十日だけでもできるようになる」とおっしゃっていましたが、私は信じることができませんでした。しかし、信じるしかなかったので十日間で採点してもらって、その添削をしてもらうことを何度も繰り返しました。

本番の日は、落ちついて解くことができました。作文もすらすら書けました。そして、私は第一志望校である茨木高校に合格しました。

私は周りに影響されやすい人なので、勉強する環境を与えてくれたすべての人に感謝したいです。

今後は、私が全力で楽しめる将来にするため、茨木高校で勉強をがんばりながら、学校行事も楽しめる高校生活にしていきます。