同志社高等学校
合格-2019年度
スポーツで人を笑顔にすることです。
僕の志は、スポーツで人を笑顔にすることです。なぜなら、僕は楽しいことが好きで笑うことも好きだし、そこにもう一つ好きでやっているラグビーやスポーツも使えたら良いなと思ったからです。そして、この志のために僕はラグビーを続け、人を楽しませることをしたり、周りの空気を暗くさせないようにしたりしました。これからも、それらのことを継続し、周りを明るくできるようにしていきたいと思っています。どんなことにも挑戦し、継続したいです。
両立と継続の難しさ
僕は、小学生のときに中学受験をしました。そのときは、僕が小さいときから続けていたラグビーに強く力を入れており、勉強はラグビーの次か、やらないときもありました。そして、本格的に勉強を始めたのは、冬休みの直前からでした。その結果、試験の合格点数のラインに、その当時、得意としていた算数がのりませんでした。僕は一つの中学しか受けていなかったので、地元の中学校に進学しました。
今思うと、このときは、もし受験に失敗しても地元の中学があるから大丈夫だといつも考えていたので、勉強をあまりやろうとしなかったのだと思います。危機感を少しでも持って勉強していればどうなっていただろうか、と考えることもありました。
中学校に入学してすぐに、僕は小学校のころに通っていた塾から、成基学園に塾を変えました。成基学園には、僕が入学した地元の中学の友達も何人も通っていました。僕は最初、小学校のときに勉強をしていたこともあって、模試やテストでは、どちらかというと良い点がとれて上のクラスに上がることができました。そのときもラグビーを続けていましたが、小学生のときの失敗があったので、勉強とスポーツを両立することができていました。また、授業後も残って塾の友達に教えてもらいながら、勉強をしていました。これらのこともあって良い成績を維持することができ、Sクラス統一テストでは国語で全園二位をとることができました。
二年生に進級するとき、僕は標準のクラスに変わろうかと思うことが増えました。なぜそう思うようになったかというと、僕はこのころからラグビーのスクールでAチームのほうで試合に出ることが多くなり、ラグビーの方に力を強く入れたいと思うようになったからです。また、他の二年生の人たちにも負けたくなかったので、もっとラグビーをしたいと思う気持ちも強くなっていったからです。さらに、勉強をすることを避けていて、塾でも授業に集中することすらできなくなってしまうときが何度もありました。
そんなときに当時の担任であったN先生から、「もう少し難関のクラスでがんばってみろ。」という話をされ、クラスのみんなと一緒に勉強をしたいという思いもあって、残ることに決めました。けれども、レベルの上がったラグビーや日々の部活動の練習、塾での新しい勉強や環境になかなか慣れず、しんどい日々がどんどん増えていきました。テストや模試でも良い結果が出ず、何のために勉強しているのだろうと思うこともありました。それから勉強は塾でしかやらなくなってしまい、家で勉強することがなくなってしまいました。それからも同じようなことが続いて、二年生が終了してしまいました。
三年生になる前に僕は、標準のクラスに変わりたいと言いました。三年生になり、大事な大会や試合があるラグビーを第一に考えたかったからです。そして、三年生のクラスになり、英語が特に難しく、僕は理解できないまま置いていかれることがありました。そして、教科書にもわからないことが増えていき、テストの結果はできるところでは点が高く、できないところでは点が低くなってしまいました。そんなことも多くありましたが、〈夏期学習合宿(合宿)〉では難関クラスに行けることになり、楽しみもあったけれど、ついていけるのかどうかという不安がありました。そして〈合宿〉が始まって、難関クラスでは周りの人のレベルが高くて、自分のレベルの低さを実感しました。〈合宿〉は朝から夜までずっと勉強で、僕はついていくので限界で、疲れもなかなか取れず、とてもしんどかったです。
そして、僕はラグビーの大会があったということで、〈日曜進学教室(日進)〉も十二回からしか受けていませんでした。けれど、僕は〈合宿〉のこともあったので、周りに負けたくないと思って毎週自習室に行ったり、家でも復習をしたりするようになりました。そこから、〈正月特訓〉や〈直前特訓〉、〈冬期講習会〉でそれまでより何倍も勉強して、周りについて行くのではなく、追い抜けるように勉強を続けていきました。通常授業でもいつもより早く塾に来て自習室を貸してもらったり、塾の先生や友達に協力してもらったりして試験の日まで続けることができました。
僕が成基学園にいた三年間で、両立をすることが本当にできたのは、ほんの少しの間でしたが、両立をすることはとても難しかったし、これからもそれをしなければいけないときがあるので、継続を長くすれば大きなことも達成することができると思いました。
2024年度 - 合格体験記
名前 | タイトル | 所属の教室 |
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𠮷川 祐生さん | 四条西院教室 |