六甲学院中学校
合格-2019年度
明るい医者になって、元気のない多くの人たちを喜ばせることです。
僕は、人を助けることが好きです。だから、世界中で苦しんでいる人たちを助ける仕事である医者になって、苦しんでいる人々の役に立ちたいと思うようになりました。その志を果たすために、これまで塾で出された課題をしっかりとこなして、一日一日を無駄にせず過ごしてきました。志に向けて、中学校でいろいろなことに興味を持ち、たくさんの本を読んで、目標をたてて歩んでいきたいです。
明日への道
僕が成基学園に入塾したのは、小学四年生のときでした。兄が成基学園に通っていて、いつも楽しそうに通っていた姿にあこがれて入塾しました。
六甲学院中学校を選んだ理由は、五年生の五月に学校見学をして、学んでいる学生さんたちの姿にじかにふれることができました。クラブ活動では、スポーツの種類が豊富で、自分の趣味に合うクラブもありました。中でも学校のモットーが、「自分以外の人のために生きる人」であると聞いたときに、心をうたれて六甲学院中に行く意志が固まりました。
四、五年生のオープンテストでは、特に悪い科目もありませんでした。しかし、六年生になると宿題の量が一段と増えて、問題の難易度も上がりました。〈日曜進学教室〉が始まると、国語の成績がとても落ちてしまい、焦り始めていました。そのとき、友だちのTくんが、「自信をもって。」と言ってくれました。そのときから僕は、学校では図書室に行って本を読み、活字に少しずつ慣れていきました。塾では、先生に出された課題を着実にこなすことを続けてがんばっていました。
そのままの調子で、夏休みに入っていきました。そして、〈夏期学習合宿(合宿)〉が始まりました。とても緊張していましたが、授業の内容はとてもわかりやすくて楽しかったです。他の教室の塾生とも知り合えて、互いにライバルと思い合うことで、とてもいい競争ができました。また、お互いの志を発表していく中で、さまざまなことを学べました。〈合宿〉で学んだことは、とても受験に役立ちました。
〈合宿〉が終わったころから、家庭では規則正しい生活を心がけて、健康管理にも気をつけました。週末にはスポーツもして、体を動かすことにも積極的に取り組みました。また、受験のときに考えすぎて緊張するのを軽減するために、入試が近づいてきても、これまで通りの生活を過ごすように心がけていました。
使ってみて良かった参考書は、各教科の入試問題集です。自分の志望校以外の学校の問題に挑むことで、いろいろな問題形式を知ることができました。入試問題集で、どんな形式の問題が出ても対応できる力をつけることができました。
そして、いよいよ入試本番の朝になりました。不安の気持ちと緊張もあったけれど、絶対に合格してやる、という強い思いで臨みました。テストに集中するために、周りのことは気にせず練習通りのペースで問題を解いていました。あとは、一問一問を、作戦通りに正確に解くことを考えていました。試験が終わると、前の科目のことは考えずにリラックスしていました。
そして、合格発表の日。父から携帯を受け取り、「合格」の文字を見たとき、全身の力が抜けました。そのあと、今まで自分に厳しくしてきてよかったなと思いました。そして、やはり努力は人を裏切らないということを改めて感じました。
一方で、毎日毎日勉強しなければならないハードな生活に、最初はついていけなかったなということもよみがえってきました。合格したということに、今でも実感がわいていません。でも、早く中学校に行きたくなってきています。
これから受験をする後輩に伝えたいことは、一日一日の計画を立てて、それを着実に実行していくことから始めたらいいということです。そして、自分を信じて、先生の言うことを聞いて宿題をこなしていけば、必ず自分の行きたい学校に合格します。そして、塾には楽しく通ってください。一度や二度はなやみ、苦しむこともあると思いますが、くじけずに前を向いて進んでいってください。
これからの自分に向けて、塾で学んできたことを決して忘れずに、一日一日を大切にしていきたいです。中学校に行っても、努力を続けて、自分の夢や目標に向かって突き進んでいきます。
「自分以外の人のために生きる人」を目指してがんばります。 最後に、今まで毎日毎日指導して、僕を導いてくださったメンターの方々と、勉強してきた友だちに感謝しています。
でも、一番感謝したい人は両親です。理由は、四年生のころから僕を温かく見守って、サポートしてくれていたからです。たくさんの苦労や不満があったと思います。そんなときにも、優しい言葉をかけてもらい、支えてもらいました。本当にありがとうございます。