立命館守山高等学校 | 合格への登山【高校受験-合格体験記】|成基学園-受験指導と志共有の学習塾

立命館守山高等学校
(アカデメイアコース)
合格-2024年度

永嶋 優衣さん

わたしの志は、

たくさんの人が笑顔で幸せに暮らせるように信頼され希望と勇気を与えられる人になることです。

私が、この志を立てたきっかけは、SDGsと世界の現状について学んだことです。今、世界では貧困や紛争、差別などで苦しんでいる人がたくさんいます。そのような人々を少しでも減らし、幸せに暮らせるようにしたいです。自分のこと以外に広い視野をもって周りのために行動できるようにしたいです。

合格への登山

登山に例えるなら今、山頂に到達して達成感に包まれている状態です。山頂は、立命館守山高等学校です。

中学に入った頃は勉強に意欲的ではなく、定期テストが近づいたら机に向かうという生活をしていました。のんびり屋という私の性格が原因なのかもしれません。どんな高校があるのかも知らず、どこの高校へ行きたいのかも分かりませんでした。こんな呑気なことでは駄目だと気がつき、成基学園に入塾しました。中学2年生の初め頃でした。成基学園で体験授業を受け、明るい雰囲気と分かりやすい授業に魅了されました。今、振り返るとこの選択のおかげで山頂に立つことができたのだと思います。

塾のクラスは少人数だったため仲が良く、常に励まし合っていました。皆と一緒に頑張ることで心の支えとなりました。塾の先生からは勉強だけでなく各高校の特徴や偏差値などを細かく教えてもらいました。

中3の頃に各学校のオープンキャンパスに行き、立命館守山高校の明るく自由な雰囲気や整った環境に心を奪われ、ここに行きたいと強く思いました。受験生になったらオープンキャンパスへ行くことをお勧めします。百聞は一見にしかずです。高校の偏差値だけで決めず、行きたい学校を目指すことは自分を諦めず、自分の可能性を信じることだと思います。

そのころの私の成績は模試でD判定。頑張るしかないと思い、できなかった問題を丁寧に教えてもらいました。家では勉強に集中できなかったけれど、自習室は静かで周りの友達も頑張っているので集中できました。塾の先生からも単元により成績のムラがあることを指摘されました。そのため日曜進学教室(日進)の結果を基に、苦手な単元を集中的に勉強しました。

母は体が一番と言って栄養のバランスを考えたお弁当を作ってくれました。家族は私の生活ペースが乱れないようにお盆もお正月もない1年を過ごしてくれました。弟はお弁当を持ってきてくれたり、友達と遊んで風邪をもらわないように外出を控えてくれました。塾の先生や家族が私に協力してくれているのを肌で感じ、少しでも学力を伸ばせるように頑張りました。

最後の冬のV模試でD判定からB判定にまで上がりました。でも私の目指す山頂である立命館守山高はまだまだ先です。第2、第3志望の高校のことも考えていました。自信がなくなりそうになったこともありましたが、塾の友達から「自習室であんなにがんばっていたから大丈夫」と言われ、その言葉が励みになりました。

入試の当日、高校の門の前でオレンジ色のジャケットを着た塾の先生から励まされました。寒い中、朝早くから立っておられる姿を見て感謝の気持ちでいっぱいになりました。前日塾の先生からいただいた合格祈願のカイロと激励のメッセージが書かれた紙、お守りを持って入試に臨みました。英語がとても難しく自信がなくなりそうでしたが「できるところからやりなさい。」と言われたことを思い出し、解いていきました。英語のあとに、理科と数学がありました。塾の先生から「できなかったことをひきずらないで心を切り替えなさい。」と言われていたので、できなかった英語のことは忘れて次の科目に臨みました。そのおかげで理科と数学は手ごたえがありました。

合格発表の日が来ました。結果は合格。私は英語ができなかったので、半分あきらめていました。合格の文字を見て驚きました。今までの人生で一番嬉しい日となりました。家族だけではなく塾の先生や友達まで、自分のことのように喜んでくれました。何事もあきらめずに努力し頑張れば良い結果が出ることが分かりました。今回の経験は私の今後の人生の教訓になると思います。

山頂まで導いてくれた塾の先生方、励まし合った塾の友達、支えてくれた家族に感謝の気持ちでいっぱいです。もし成基学園へ行ってなかったら、今頃私は山の中腹あたりでうろうろしているか、道に迷っているかもしれません。次は、どの山を登ることになるのでしょうか。一段と高い山が私を待っているかもしれません。次の山頂を目指して、また一歩ずつ進んでいきたいです。

保護者からのコメント

保護者名 永嶋 麻美

娘は幼い頃から明るく素直で、とても前向きでした。また、良くも悪くもマイペースな性格でした。
そのせいか、中学に入りたての頃は勉強をするペースもゆっくりで、あまり満足のいく成績がとれていませんでした。2年生になって、このままではダメだと思い成基学園に入りました。
先生方の指導が熱心で、授業も面白かったようです。励まし合える友達もできました。子供の能力を最大限に引き出すには、良い指導者と良い環境、そして良い人間関係だと思います。お陰様で学校の成績は伸びました。
それでも志望校の山は高く、模試では最後までA判定をとることができませんでした。決して安心して望める受験ではなかったのですが、娘の失敗を恐れず前向きな性格が、受験を決断させました。私なら安全に受けれる学校を選んでしまうと思います。自分の力を信じて貫き通す姿はとても誇らしかったです。
この経験を活かして、これからも色々な事に挑戦していってほしいです。

担任からのコメント

優衣ちゃん、志望校合格本当におめでとう!誰よりも努力をしていたからこその結果だったとどの先生も仰っていましたよ。入試の直前、志望校を変えるかどうか迷うタイミングもありましたね。確かに偏差値的には非常に悩ましい状況ではあったけれど、本来の受験校のままでいくと決断してくれた時は何故だか「きっと大丈夫」という気持ちになりました。
それくらいあなたは目に見える努力をしていました。秋以降、授業の有無に関わらず毎日自習に来ていたこと。冬休み、毎日朝から、教室が閉まるまで黙々と自習を続けられたこと。当然のようにこなしてくれましたが、すべてやり切れる人はなかなかいませんよ。それだけの努力をしたと自信を持って高校生活を送ってください。
約2年半、騒々しい連中に囲まれながら常に笑顔で授業にきてくれていた優衣ちゃんならどんな状況でも楽しめるはずです。これから始まる高校生活のすべてを楽しんでください!

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