関西学院中学部
合格-2019年度
感動と興奮を与えられるプロサッカー選手になることです。
幼稚園に通っていたとき、プロ野球選手になることを目指していました。ですが、友だちがサッカーをしていたので一緒にやってみたいなと思い、サッカーを始めました。そして、数ヵ月経ったころ、この志を立てました。受験勉強をする前は、ほぼ毎日近くの公園で練習していました。これからは、志を実現するために、今、自分より上手い選手を超えられるように努力し続けます。
二年間の努力
ぼくが成基学園に入塾したのは、小学四年生の二月頃です。理由は、お父さんが中学受験をしていて、同志社中学校と東大寺学園中学校に合格したということを聞いて、ぼくもやってみようと思ったからです。そのときは、まだ受験のことを軽く見ていました。また入塾したときは、わからないことが多く、先に入塾している人と比べると成績も悪かったです。でも、そのときに教えてくださった先生のおかけで、五年生が始まるときには、かなり追いつくことができました。
ぼくが受験したいと思っていた学校は、高校のサッカー部が強くて、文武両道の学校だったので、そこを決め手に五年生の頃、自分の第一志望校を関西学院中学部に決めました。
学校説明会に行ったときに、図書館の広さや、大きな人工芝グラウンドなどに驚きました。また、関西学院中のことをより一層深く知ることができました。だから、もし、まだ学校説明会に行っていない人がいるのなら、その学校をより一層深く知るためにも、一度は学校説明会に行ってほしいです。
成基学園では、クラスメートやぼくもふくめ、受験が近づくにつれ、先生に質問することが増えてきました。わからない問題は先生に質問して、その問題を解けるようにし、それをくり返すことで、できる問題が増えていきます。だから、これから受験するみなさんは、できるだけ質問をしてから受験に臨んでほしいです。
受験を通してうれしかったことは、もちろん合格したことですが、受験勉強をしていくうちに、いろいろなことがわかっていき、学校の算数の授業で友だちがわからない問題を、わかりやすくスピーディーに教えられたことが一番印象に残っています。ただ、つらかったこともあります。それは、サッカーと受験を両立していて、宿題などが追いつかないことがあったことです。そのときは、親のサポートのおかげで、何とか乗り越えることができました。
志望校選びで重視したポイントは、サッカーが強い、そして、文武両道の学校であるということです。第一志望校の関西学院中は、先に記した通りです。第二志望校の同志社香里中学校は、文武両道の学校だということが理由です。第三志望校の三田学園中学校は、サッカーが強い学校だという理由です。いずれの学校も、重視したポイントが入っています。
成績は、科目の分野によって、大きく変わりました。特に理科は、浮き沈みが激しかったです。<日曜進学教室>を受けることで、苦手な分野がわかってよかったと思います。そうして苦手な分野がわかれば、その分野を中心に取り組んでみてください。
ふりかえると、入試当日まであっという間だったなと思っています。入試当日は、「まわりにいる受験生に絶対勝つ。今までやってきたことを全て出す。やりきる」と意識していました。
ぼくの場合、本番の入試問題は、過去問よりも簡単だったと感じています。でも、油断は禁物です。普通は、入試本番の問題は見たことはない問題で、これまで習ってきたことを応用して問題を解かないといけません。しかし、わからない問題が出てきても、自分の知識を使って答えが見えてくることがあるので、あきらめずに最後までやりきってください。
合格したことがわかったときは、まずうれしさがこみ上げてきました。そして、サッカーと受験勉強を両立できてよかったと思いました。
一番感謝したいのは、高槻教室の教室長K先生です。ぼくは前受験で、函館ラ・サール中学校を受けましたが不合格でした。そしてK先生に、不合格だったと伝えたときにこう言われました。「もしこれで受かってたら、調子にのってたんとちゃうか?」こう言われたことで、自分の気持ちをより一層引き締めることができました。それが、第一志望校合格の要因の一つになりました。だからS先生には、ものすごく感謝しています。また、教えてくださった先生方や、サポートし続けてくれた両親にも感謝しています。
これからは、夢を実現するためにも、もっとしんどくなるサッカーと勉強の両立をがんばっていきたいと思います。